GIMPを使った表情集の出力


ニコニコ技術部キャラクターの『手久野キキ』『小キキ』『二近木空』にはウェストアップの画像が用意されているのですが、表情11種類に加え、汗やももこ線などのデータを加えると作成可能な表情の種類は200を超えます。
この表情集を一つ一つ作成するのは手間がかかるので、それらGIMPを使って一気に出力できる方法を紹介します。

用意するモノ
GIMP2.4』、『各レイヤーを連番で背景と合成して保存(Script-Fu)内にあるsave-each-unvisible-layer-combined-all-visible-layer.scm(スプリクトファイル)』

GIMPには自作のプログラムをGIMPに追加することができる『スプリクト』という機能があります。
この『スプリクト』に対応するプログラムを使うと、GIMPに搭載されていない機能を追加したり、単純作業や手順が決まっている作業を自動で処理させることができます。
そして『save-each-unvisible-layer-combined-all-visible-layer.scm』というプラグインを使うと表情集を半自動で作成してくれます。

使い方

GIMP2.4をインストールします。なおver2.6では使えないようなのでご注意ください。

ダウンロードした『save-each-unvisible-layer-combined-all-visible-layer.scm』を『C:\Document and Setting\*.*(ユーザー名)\.gimp-2.4(2.2)\scripts\』に移動します。

GIMPを起動し、出力したいPSDファイルを開いて、レイヤーを表示しているウィンドウから、体やメガネなどの『常に表示したい』画像だけを選択します。
画像を表示しているウィンドウから『ファイル』>『Save unvisible with visible』を選択する。

表示されたウィンドウの一行目『Saved File Type』から『PNG』を選択し、二行目の『Base File Name』から元になるPSDファイルを選択。画像は選択したPSDファイルが保存されているフォルダと同じフォルダに出力されます。

右下の『OK』を押すと画像が出力されます。

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最終更新:2011年09月14日 20:25