そもそも、僕が哲学を始めた大きなきっかけは、中島義道氏の著作を読んだことだった
それもくだらない人生がどうのこうのとか、ぐれるだとか、そういうのではなくて、結構マジな本だったように思う
『哲学の教科書』ってやつで、文庫化されたみたいだし、ぜひ読んでみて欲しい
まだガキな僕には、全然難しかったけど、感動するものがそこにはあった
震えるほどの、〝驚き〟ってのがあった
始めのうちに彼の本を読んだ、てのが、その後の哲学ライフに大きな影響を与えているかもしれない
だから関西で講演すると聞いたとき、これは聞かねば!と思ったのだ
講演は面白かった
医学系の大学だったから、テーマは死についてだった。
他の人たちは彼を知っているのかなぁ
本のような調子で、死がどうのこうの、て話してたとき、観客はかなりひいてたと思う
少なくとも、半分以上は
僕は一人目を輝かせて聞いていたけど、それはそれでおかしかったのかもしれない
僕らの世間一般とは大きく違うわけです、ハイ
最後に質問コーナーが来た
誰もしなかったし、手を挙げてみた
もっといい質問があったな、と今になって思う
ちょっと空気が読めてなかったか
「それはもし自分が死んだら、時間がなくなるということですか?」
一般人の集う講演で、議論につっこんだ質問はなかったか。
応答はたしか、
「それは多くを前提している」
てな感じだったかな。あんまり覚えてないけど。
心の中では、前提ってなんやねんと思った。
とりあえずよくわからなかったし、
「考えておきます」
って、そこで質問を終了したんだけど、そしたら
「嘘だと思います」
なんて言われた。会場、そこで爆笑。やられた。うは。
ひとつ、彼の予想は間違いで、今でもよく考えてる
やっぱり彼は混同してるふしがある。
今度はもっとつっこんで話してみよう、うん
最終更新:2007年08月08日 03:43