アジアカップ韓国戦 試合後のコメント


アジアカップ韓国戦 試合後のコメント


■試合後、ザッケローニ監督コメント
会心の勝利ですね。良かったのは、我慢しながらも勝てたこと。今日も先制されながら、そこから同点にして、逆転できた。FKからゴールされてしまったが、相手が韓国だから簡単にはいかないという感じ。選手はよく戦ってくれた。フィジカルでは韓国に分がある感じだが、日本はテクニックを生かしたサッカーをしないといけなかった。決勝に行ったので頑張ります。(決勝に向けて)あと1つです。決勝だから相手はどこも強い。今日の韓国とは違ったタイプのサッカーをしてくるだろう。でも、うちはうちの戦いでいいサッカーをするだけです。


■試合後、川島コメント
(PKの情報は)なかったです。120分、フィールドの選手があれだけ走って、チームとして成長してきているんで、自分が仕事をする番だなと。自分が仕事をできて良かったです。今日のゲーム内容は自分たちのサッカーができた。内容だけじゃなく、結果にこだわる気持ちもピッチの上で表せた。あと1つ残っているんで、またいい形で臨めるんじゃないかと思う。(最後に追いつかれたが)向こうもパワープレーでかなりきてたんで、少し冷静さを欠いたかなと。クリアするところも慌ててしまった。そういう部分は、互いにカバーしていかないと。こういう戦いを通して、チームとして、個人として成長できるんじゃないかと思う。本当に厳しい試合が続いていて、何試合も乗り越えてきた。ここで負けたら意味がないんで、最後も勝ってみんなで喜べるようにしたいです。


■試合後、細貝コメント
こぼれ球を狙っていたんで。昔からPKの時は狙うようにしていたんで、それが運良く自分のところに来てくれた。今日はアップをスタートしてから、いすに座ることなく続けていたので。スタメンで出られないとなれば、途中からですから。与えられた時間で、与えられた仕事をしっかりやろうと思っていました。最後をしっかり守り切れなかったので、個人として、チームとしての課題は残りました。韓国も強い国ですから、日本代表として絶対に勝たないといけないと思っていた。あと一戦残っているので、そこをしっかり勝つことだけ考えてやりたいです。


■試合後、本田圭コメント
(試合後、ザッケローニ監督からどんな声を掛けられた?)今日は良かったよ、と。監督は僕に自信を与えてくれるので。毎回自信を持って試合に挑めるのは、僕にとって力になっています。(PK戦になったが)自分たちの力のなさから招いた失点だと思っています。でも、この苦しいPK戦を制したことは、少し自分たちが成長した試合を皆さんに見せることができたんじゃないかと思います。ここまで来れたことは価値のあることだと思います。内容は厳しい試合ばかりで、接戦をものにしてきたことは、1試合1試合本当に成長してこれたと思う。ここまで来たら勝たないと意味がない。僕たちは優勝して帰りたい。(PKは)誰でも外すことはあるんですけど、次は決めてやろうという思いで蹴ったんで、入って良かったです。萌(細貝)にはプレゼントだと冗談で言ったんですけど、結果オーライです。やはり持っているんだと、あらためて思いました。(失敗したPKは)シリア戦で真ん中で決めたんで、もう一度真ん中に決めてやろうかと。でも外した。最後も真ん中に蹴ろうと思ったけど、そこで真ん中に蹴る勇気はなかったです。(決勝に向けて)結果のみです。

■試合後、長谷部誠コメント
足も全部つった感じなんですけど、ちょっと情けないですね。(PK戦は)チームメートに祈っているしかなかったです。もちろん自分も蹴りたかったですけど、永嗣(川島)もやってくれると思ったし、みんな冷静に決めていたんで。あと先行だったので、先行のチームはすごく(PK戦での勝率が)いいし、試合始まりと延長でコイントスで負けていたんで、ヤットさん(遠藤)が勝って良かったなと思います。
(前半)韓国はもうちょっと来るかなと思ったんですけど、疲れからか分からないけど、動きが重いなって感じはありました。前半もうちょっと決めていたら、楽な試合かなと思ったんですけど。(日本は中3日で中2日の韓国より有利だったが)どうですかね。延長行ったくらいから、みんなきつくなってきたのはあったと思う。韓国はそれ以上に疲れているから、それ以上には走れるだろうってのはあってやりましたけど。

(判定は)PKなんか正直、おあいこだし、今日に関してはレフェリングは、まあしょうがないかなって感じですけど。(細貝が入って)守備的にいくのかなって感じはしましたけどね。真司(香川)に代えて萌(細貝)だったんで。しっかり守備をしてそこから攻撃に出ていこうというふうには考えていました。苦しい時間帯もありましたけど、そんなにやられている感じはしなかった。逆に自分たちの方が決定的チャンスはたくさんあったんで。そういうところを決められたら、もうちょっと楽なゲームになったと思います。
(パク・チソンをマークしていたが)間違いなく危険な選手ってのも分かっていたんで、彼のところを抑えようと。彼は左サイドで、(中に)入ってきて、自分が見るところだったんで、そこはケアしました。でも何回かチャンスを作られているし、まだまだです。

 なかなかアジアの大会も楽じゃないなと感じます。ただ、チームも1つになって選手だけじゃなくてスタッフもみんな1つになってやれてきているんで。そういった意味で最後勝ってまたみんなで喜びたいなと思っています。(決勝は)ここまで来たら総力戦だと思うんで、11人だけじゃなくて選手全員でやりたいと思います。

■試合後、香川真司コメント
後半ちょっと、今大会通してそうですけど、なんか止まってしまうのは自分としても感じる。チームとしても後半のサッカーはどうかと思うんで、そこ以外は前半もボール回しに関してはいい形からフィニッシュまでいっていたんで続けていきたかったですけど、後半に足が止まったり、ラインが下がったりっていうのは今大会通しての課題かなと。やっぱり足が止まってしまっているし、ボランチもサイドバックもそうだし。あとは韓国もしっかりリトリート(撤退)して、コンパクトに2ライン引いてきた中でやっているから。韓国も慣れてきたってのは多少あったと思うし。でも、何より僕らの足が止まっているのは感じるし、サポートの質にしても孤立する場面が多かったりするんで、そういう意味では決勝に向けてそこを修正しないと。

■試合後、今野泰幸コメント
(PKを蹴った感想は)やっぱりチームとして勝ちたかったんで、僕が決めれば勝てる状況だったんで、何とか永嗣(川島)も止めてくれたし、しかも最後は僕で終われるっていうんで、気持ちを込めて蹴りました。永嗣がすごい止めてくれたんで、プレッシャーもありましたけど、楽にさせてくれたんで。ホントに永嗣のおかげだと思っています。
(韓国は前半慎重だったが)でもやっぱり個々の能力は高かったし、個々プラス組織的なボール回しとか、組織的な2人目、3人目の動きとかもあったし、今までにない攻撃のパターンとかもあったから、本当に集中を切らしちゃダメだなと思っていました。
(PKの判定は)ファウルしないことで有名な僕なんで(苦笑)。あれを取られちゃうとちょっと。全く遅れたわけでもないし、ボールも見ていないって言われたけど、ボールも見ていたし、あれがPKになるとちょっと。アジアのレフェリーっていうのはすごく難しいと思ったし、今大会僕もファウルが少なかったですけど、PKにしちゃまずいと思うし、すごく反省材料というか、チームに申し訳なかったなと思います。

最終更新:2011年01月26日 15:01
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