小山純一

俺のペットのインコに純一が言葉を教えていた。
鳥かごの前で「オハヨー。オハヨー」と繰り返す純一。
「ピピ…ピピピ…」とだけ鳴くインコ。
「そいつ真似しないから。無理無理」俺はそう言い残して漫画を持ってうんこをしにいった。
戻って来ると純一はまだインコのそばにいる。
「俺、20分もうんこしてたのか。ごめんな、純一」と声をかけると
純一はクルッと首だけ素早くこっちに向けて「ピピ…ピピピ…」と返事をした。

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最終更新:2014年10月17日 10:48