牛肉の部位の説明



肩ロース(クラシタ)


● 特徴 ●
最も大きな部位のひとつ。胸最長筋の先端部がここからリブロース、サーロインにかけて長く続いています。
霜降り脂肪が適度にあり、風味がよく、 薄切り肉を使う料理や焼肉用に最適です。


リブロース(クラシタ)

● 特徴 ●
胸最長筋の最も肉厚の部分。肉のきめが細かくて、風味もよく柔らかい。霜降りの多いものは最高級の肉の部類です。
代表的な牛肉料理に最適な部位です。

サーロイン


● 特徴 ●
リブロースからモモに続く部位で、柔らかで最上の肉質を誇ります。
あまりの美味しさに感動したイギリスの王様が、サー(Sir)の称号を授けたことからサーロイン
と呼ぶようになったと言われています。

ミスジ


● 特徴 ●
焼肉屋さんで今大人気のミスジ。1頭から2kgしかとれない希少部位で、
木の葉のようなかわいい形と美しい霜降りで口の中でトロける感がたまりません。

ハネシタ(ザブトン)


● 特徴 ●
クラシタの下の部分で別名ザブトン。上ロースとして出すところも・・・

三角バラ(三角カルビ)


● 特徴 ●
肩バラの中に含まれる。サシが入りやすく上~特上カルビとして使用。バラの中の王様。
一番旨い部分。第1~6肋骨の部分を三角形に切った形を表わしています。


イチボ


● 特徴 ●
もも肉の中でも、1頭からわずか1.5kgほどしか取れないお尻の先の部分の希少部位です。
弾力のある赤身部位ですので、お肉を食べている!という実感が味わえます。
さらに神戸ビーフには、適度な霜降りがあり柔らかくて味のある部分です。


ハラミ(サガリ)


● 特徴 ●
最近流行のハラミは横隔膜の辺りです。横隔膜の背中側をカクマク、肋骨側の厚い部分をサガリと呼びます。
赤身に見えますが内臓肉なので、ローカロリーでロースなどに比べてサシが少なくヘルシーです。

ヘレ


●特徴●
サーロインの脊椎内側の細長い筋肉部分です。牛肉のうちで最も柔らかい部位で、きめが細かく脂肪が少ないので最高の肉です。
一頭の牛の、ヒレの占める割合はおよそ3%の希少部位です。そのため、最も高く評価されています。
中心部分は、フランス人小説家の名前から、 「シャトーブリアン」と呼ばれます。
最終更新:2012年03月12日 11:47