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予告的なもの(ネタばれ注意)

―――確かに僕は黒き神に望んだ。すべてを守り抜ける心の強さを。

だけどその望みの代償が”  ”なんて 運命の歯車は残酷でしかない。

―――確かに私は白き神に願った。あの人の幸せを。

だけどその願いの代償が”  ”なんて 運命の歯車は狂ってる。

―――確かに僕は桃色の神に願った。迷いを捨て去りすべてを守れるような強さを。

だけどその願いの代償が”  ”なんて 運命の歯車はなんと冷酷なんだろう

―――確かに俺は虹の神に望んだ。あの笑顔を守れる力を

だけどその望みの代償が”  ”なんて 運命の歯車はおかしいんだろ?

―――確かに俺は銀の神に望んだ。ともに笑い会える家族を

だけどその望みの代償が”  ”なんて 俺は過去に望んだ自分を呪おう

―――確かに私は時の神に願った。仲間とずっと旅を続けていける幸せを

だけどその望みの代償が”  ”なんて 願った私の罪は重い

―――確かに僕は空間の神に望んだ。何も恐れることのない強さを

だけどその望みの代償が”  ”なんて 僕はどうしたらいいんだろうね

―――確かに俺は陸の神に望んだ。圧倒的な力を

だけどその望みの代償が”  ”なんて 俺はなんてことをしてしまったのだろうか

―――確かにうちは海の神に願った。彼とともに戦える強さを

だけどその望みの代償が”  ”なんて うちはどうしたらいいの?



―――分かってた。俺があいつらの願いを叶えるために作られた存在なんだってことは。
―――でもあいつらと生きていきたいんだよ

―――分かってる。役目を終えたら私は消えてしまうということなんて。
―――もう覚悟は出来てる。貴方の笑顔が見れるのなら私はそれで満足。

―――分かっています。もう消滅が近い・・なんてことは。
―――だけどもう少しだけ、貴方の笑顔が見たかった・・・

―――分かってるよ。私はもとから存在しないなんてことは。
―――だけどそれなら消えるその時まで、幸せになっていたいじゃん?

―――俺にも望みはあった。だけどそれ以上にあいつらが大切だったんだ
―――もう後悔は残さない。俺は俺を受け入れてくれた人々、世界に感謝する。

―――分かっていた。俺が異端の存在だということは。
―――だけどそんな俺を笑顔で迎えてくれたお前達に感謝しきってもしきれない

―――俺だけが消えてしまえたら。なんどそう想っただろう。
―――俺にも望む権利があったとするなら、俺以外のすべての人の幸せを俺は望んだだろう。



消えさせたくない。でも消えてしまう。
神ですら抗えない運命。いつからこんなことになってしまったのかしら?
それでも私は願うしかないの。あの子達がこの世界を、運命を変えてくれることを。
無力でごめんなさい。神といってもしょせん私は名だけの神です。
世界を守れたとしても大切な・・・身近な存在を守れなければ意味がない。

”さぁ 運命を壊そう”
”もうこれ以上の犠牲者が出ないように”


誰が誰かは皆様のご想像で!
最終更新:2011年07月16日 20:06