アットウィキロゴ

鈍太郎 - 故 善竹圭五郎十三回忌追善 善竹狂言会


鈍太郎(どんたろう)

▽西国(九州)から三年ぶりに京都に帰ってきた鈍太郎。下京の本妻も上京の妾{めかけ}も本物の鈍太郎とは思わず、今では棒使いや長刀{なぎなた}使いを夫に持ったと言って家の中に入れず追い払います。前途を悲観した鈍太郎は髻{もとどり}(ちょんまげ)を切り、出家して憎となり二人の行く末を見守ろうと決意して退場します。一方、あとで本物の鈍太郎であったと知った二人の女房達は、上下の街道へ出て出家した鈍太郎を待ちます。そこへ現れた修行憎姿の鈍太郎。二人の女房達に説得ざれて出家を思い留まり、それぞれへ行く日を決めて、最後は二人の女の手車に乗って退場します。
▽大蔵流百八十番の狂言の内、一場で終わる曲が殆どですが、本曲はシテが幕入りして扮装が変わる珍しい狂言です。終曲は鈍太郎と二人の女房達の手車の囃子物がほのぼのとした笑いを醸し出します。

(善竹十郎)











最終更新:2010年01月30日 01:40
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。