239 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 07:02:06.59 ID:LDlPf0BI
折龍で、13話の後病院に見舞いに来て、まだデートしても手繋ぎまでの二人で
「大丈夫?」
「うん、明日には皆と同じ大部屋に移るよ」
「よかった」
「TV視てたよ。頑張ったね、格好よかった」
「うん」
「あのね…本当は凄く怖かった」
「…」
「早く倒さないと、イワンが死んじゃうような気がして」
「パオリン…」
「僕とブルーローズは帰宅命令が出てたけど、でも逃げるのは嫌だった!」
「うん」
「でも…本当は怖かったよ」
「僕も…怖かった。何もできないのが、パオリンが危険な目にあっても助けにいけない事が
怖かったよ」
「言ってなかったかもしれないんだけど、僕は君が好きだよ」
「…僕も」
「パオリン、僕の手もうちょっと握ってて」
「うん…、ん…」
病院で個室でベッドで奇跡の生還後、いくら草食系イワンでもキスとパイなでくらいは
やってるよな、やってるよな?
240 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 09:23:58.01 ID:MIj2Gb8F
内容:
239サンの丸ごとパクった折龍妄想投下。
午後はPC触れないのでやっつけですみませんがなんてあつくなるレスしやがる・・・・!!
蛇足ですが前の折龍の捏造者でもあります(・∀・)
前置き長くてサーセ。本文ドゾドゾ。
奈落の底を君と。
「に・・ニイハオ・・・」
こっそりと花束を背に隠したホァンがそう言った。
まだ個室にいるだけあって点滴はたくさんイワンの腕に刺さっている。
そしてあちこちにもう打てなくなった痕が青々としている。
それが怖いのだろう、とイワンは思った。
「アイヤー、イワンのごはんおいしそう・・・・・」
しかし、ホァンが釘付けになっていたのは配膳された食事だった。
『そっちか・・・・・・』
すこしがっかりし視線をおとすと、ホァンも肩を落とす。
「すこし・・味見する?」
「ア!!?本当に?!」
そういうホァンの瞳は生き生きしていて僕はついでのお見舞いなのかな、とイワンはまた落胆しそうになる。
「イワン・・・食べてないの・・・?」
「ん・・・ちょっと箸もてなくてさ。フォークは曲がる気がするでござる!!」
「そう・・・なんだ・・・・」
そうおどけていうと、ホァンの瞳は曇る。
『コレはダメー・・・?』
しかし、すぐに
「ボクが食べさせようか?」
イワンはケガ人だし!!
そうキラキラと哀願する。
どうしたらいいの・・・・・・。
241 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 09:25:09.19 ID:MIj2Gb8F [2/3]
冷や汗をかきながらイワンは一口ずつホァンが運ぶスープを口からすする。
キス、したんだよなぁ・・・・。
そう間近にホァンの唇を見て、柔らかさをまた思い出しイワンは沸騰しそうになった。
「ん?どしたの?」
そう今度はまた無邪気に唇がつづる。
そうしてその唇に欲情してしまう。
チュ、
頬にかすめる程度に口づけする。
「イ・・・イワン・・・ッ・・・?」
唇が首筋にきて、ホァンが驚きながら甘い声を上げる。
「きゃ・・・」
首元からゆっくり咀嚼するように浸食するようにくらいついていく。
ベッドはホァンとのものとなり、二人きりで抱き合う以上でいたかった。
ジッパーを下すとホァンは目をつぶった。
「いい?」
かぶりをふって、ホァンは答える。
めんどくさ・・・。
すこしそう思ったけれど、ブラに手を伸ばすと震えていてかわいらしかった。
にやり、となぜか経験もなくてドンづまっているのに笑みが浮かぶ。
かわいいなぁ・・・・。
242 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 09:26:21.22 ID:MIj2Gb8F [3/3]
なんでこんなにすきなんだろう。
なんでこんなに一つになりたいんだろう。
「あ・・・あの・・・!!」
「拒否させないよ・・・」
そう大きな声を出すホァンをたしなめる。
しかし、
「あの・・・・ここ、監視カメラが・・・あって・・・それに・・・」
『ん?』
「ヒーローTVが・・・中継はしてないけど管理用にログとりしていて・・・・その・・定期的にアニエスさんが・・・・」
奈落の底。
とはこういうことを言うのだろうか。
しばらく「イワン!カメラあるよ!!」がヒーローの間で流行ったとか流行らなかったとか・・・・。
おまけ
全然スマートじゃない・・・・全然粋じゃない・・・・絶対きらわれた・・・・・・
そう、病室からあわてるように出て行ってから顔を出さないホァンを思い出してはイワンはそれしか口にしない。
暇にまかせコールブレスを触っていると、緊急コール用とは別の下階層のフォルダに、ホァンからのメールがまぎれて入っていた。
ビクビクしながら開封する。
「また今度」
そこまで字面を追い、頬と鼻の下が緩むイワンであったが、
「今度はボク、婚姻届もっていくよ!!」
中国で結婚=性交渉ってウワサってマジなんだ・・・・。
最終更新:2012年10月03日 01:00