名前:ヴェーチェル=ストソァーロク・リヒタルゼ・シェースツィーポス・ケイヴ・ワルキーリヤ・フリューゲル
(フリューゲル銘ヴァルキリー式ケイヴ社製リヒタルゼ六型V140番機の意)
種族:ルーンフォーク
性別:女性
年齢:5歳(外見年齢17~21)
生まれ:練体士
プレイヤー:T.S(olserug)
経歴
大きめの村出身。村には人間、エルフ等も住んでいる。稼働状態のジェネレータが2機存在しているので、親戚込みで家族が多い。
アハト・ノイン・プロトスもその一人で、彼女とは従姉妹の間柄。家系図とかは面倒なので省略。
フルネームは商品の型番と管理番号で、あまりに長いので普段は縮めて『ヴェーチェル・ケイヴ・フリューゲル』と名乗る。
万が一の為にと、父親から練技、母親から格闘技を教わるが、基礎を習得しただけに留まっている。
これはあくまで護身用であって「村にいるならこれ以上は必要ない」と判断したからであり、ヴェーチェルも納得していた。
教育修了直後は村から離れるという考え自体が無かったが、訪れる冒険者の話を聞いているうちに外の世界に興味を持ち、
いつか旅に出て世界を自分の目で観てみたいと思う様になる。
が、村を出るタイミングが分からず、ずっと実家で家事手伝い(主に掃除と料理)や村の掃除、子供の相手をして暮らしていた。
ある日の朝、村の出入り口を掃除しているとアハトの父親が突然旅に。そして数十分後、その父親を追うように村を発とうとするアハト。
普段のアハトを知るだけにかなり不安になり引き止めるが、あまりに下らない理由を聞いて呆れ、引き止められずに見送ってしまう。
日も高くなった頃「やっぱりついて行けば良かったかな…」と後悔していると、突如村にウルフ30体程の群れが。
突然の事態とあまりの数に当然村は混乱。ヴェーチェルもウルフ数体に追いかけられ、思わず村の外に逃げ出してしまう。
ようやく迎撃の覚悟を決め、しつこく追ってきたウルフ2体を倒し、落ち着いて周りを見てみれば…木、木、木。
走った時間を鑑みれば村近くにある森であることは推測できるが、村を離れたことが無かったためにどの方角に村があるのか分からない。
次々起こる不測の事態にヴェーチェルは途方に暮れるが、とりあえず森を出ればなんとかなる筈、と木に目印を付けつつ移動する事に。
そして森を歩き続けること十数分。未だ森を出ていないにも関わらず何故かアハトの姿を確認、合流する。
「北の街に行くには森を突っ切った方が楽でしょ?」と無駄に元気にドヤ顔をする従姉に再び呆れるが、
この先旅を続けるとなると他人(主にPT組んだ冒険者)に多大な迷惑が降りかかることは明白であり、とても放っては置けない。
そして何よりも一度逃した好機なのだ、二度と逃すわけにはいかない…。
こうしてヴェーチェルはアハトと共に旅に出る決心を固め、冒険者としての一歩を踏み出したのだった。
その後、森を出るのに丸一日掛かり、泣く泣く野宿したのは言うまでもない。
開拓団にヴェーチェルだけ参加しているのは「情報は二手に分かれた方が集まるでしょ(アハト)」との意見から。
正直な話、一緒に行った方が絶対に良い気がして止まなかったが、一理はあるので渋々聞き入れた。
情報を入手したら連絡を取り合う手筈になっている…のだが、具体的な連絡手段を決める前に別れてしまった。
最近気になることは、主人ができた時の気持ちとその主人に対する世話の焼き加減。
外見・性格
外見
アッシュグレーの髪に翡翠色の目をした女性型ルーンフォークで、身長164、体重51。
髪は多少癖があり、フワッとした感じのボブカット。だが普段は後ろでまとめて留めている。普段着はメイド服。
硬質素材部位数は多めだけど、面積はそうでもない感じ。
1:首の一部にチョーカーっぽく 2:両肩から肩甲骨までの部分 3:左二の腕に腕章の様に 4:右手首から肘手前まで 5:腰骨から尾てい骨まで
6:両腿の側面 7:両膝裏の少し下辺りからアキレス腱まで太めのライン の計7箇所。
余談だが、フルスペック稼働時(例:全力移動)には硬質素材部位が発光して翡翠色の謎粒子が吹き出る。粒子は基本的に無害(?)。
この現象は余剰エネルギーが硬質素材部位から発散されているだけだと思われるが、詳細は不明。
性格
真面目な性格と奔放な親戚と(尻拭いをしながら)一緒に育ったという環境により、何かと心配して世話を焼くお節介焼きのオセッカイザー。
辛抱強く、子供好き。ついでに子供からも好かれる。故郷では保母のような事もやっていた。
心配性なので、事に及ぶ場合は慎重に慎重を重ね、万全を期してから及ぶ(が、開拓団のフリーダムっぷりにより薄れてきている)。
村では聞き専だったのでお喋りは苦手…だと思っている。直そうとはしてる。
裏設定・裏話的なもの、その他雑記(ぼくのかんがえた さいきょーの せってい)
ジェネレータとか家族とか
村(?)のジェネレータの調子は2機とも悪くなってるので、家族及び親戚内での個体差は存在する(特に親戚側はガッツリと)。
フリューゲル家の物は商品管理が出来なくなる程ではなく、『商品としての名前』はしっかりと硬質素材の部分に魔動機文明語の文字で刻まれている。
故に未だに商品としての基礎教育がなされるため、フリューゲル家は基本真面目さんが多い。ツッコミ要員。ボケは勿論(?)プロトス家。
にも関わらずたまに発言がおかしかったりするのは、ケイヴ社謹製の特殊チップ『ユーモアセンス』(プレイヤーのネタ引出し)のせい。要らぬ遊び心である。
自分達が商品であったことはなんとなく察しているが用途は知らない。『名前』は誇りの様に思っているのでそのまま使ってる。
アハトが生まれた方のジェネレータは、真っ先に管理システムがエラー吐いたのでお察し。
昔話とか
人型、という事で用途は様々。それこそ肉体労働要員で奴隷の様だったり、はたまた使い捨ての戦力だったり。
※ただしこれは当時のルーンフォーク全てに言える事なので割愛
『フリューゲルシリーズ』は長時間フル稼動することを前提に設計された戦闘ルーンフォークである。
このシリーズは基本スペックが高く、戦闘以外の雑務も無難にこなすことが可能。同社製全商品との互換性も完璧。
その汎用性から後に一般に向けて完全受注生産制で販売され、ステータス調整の一環としてリミッタープログラム(とユーモアセンス)が設けられた。
軍部所属品にはリミッターが存在しないが、設計自体は同じなのでリミッター解除における本体へのデメリットは基本的に無い。
リミッターは所有者の解除宣言によって解除され、所有者の解除終了宣言か一時間ほどで自動的にリミッターが再びかかる仕組み。
真に緊急と判断される場合にのみ、ルーンフォーク自身の意思でも解除可能だが持続時間は五分と短い。
一般用と軍用のどちらもコストは殆ど変わっていないので(差異はリミッターと会話用特殊チップの有無程度)、値段はとても一般向けとは言えなかった。
所謂「金持ちの道楽」である。しかし一般に売り出したことによりルーンフォークの市場を広げる事になった。
管理番号(V○○○番機の部分)のアルファベットはAから始まり150で打ち止めなので、軍と一般合わせて相当数が生産された事が分かる。
ケイヴ社はルンフォ用製品を造り続けてきた様でなんと創業800年。だがルーンフォーク自体は430年目辺りからで更に業界的に若輩者。
大企業に比肩する高い技術力でのし上がったものの、製品は良くも悪くも「独創的」で斜め上なものばかり。つまり変態企業であr
商品の扱いにくさは業界随一で、そのピーキー具合に惚れ込むコアなユーザーもいたとか。妙な方向に罪深い企業である。
やっと自社ブランドを確立したと思ったら翡翠色の謎粒子が吹き出すあたり、ケイヴ社は何かを拗らせていたに違いない。そも動力何使ってんだ。太陽炉か。
尚『フリューゲルシリーズ』は、そのコア向け(?)な商品傾向から来た赤字により会社が潰れそうになった際の社長の
「最期に自社製品を全て滞り無く扱える物造ろうず!」の一言で製造が決定されたという経緯がある。
故に当時のケイヴが持つ技術の集大成的な存在であり、当時のルーンフォークの中でも高スペックであった。
更にピーキーでもなかった為にユーザーからは『ケイヴの奇跡』と呼ばれた。
『名前』の由来とか
ケイヴ社の傑作なので『フリューゲル』なんて銘が付いてるが、本人達からはファミリーネーム扱い。間違ってはないが、そうじゃない。
『リヒタルゼ六型』は所謂一つのMk-Ⅵ。Mk-Ⅴから改修されている筈なので何かしら性能が向上してると思われる。
残存数と分布の関係上あまり意味はないが、製造番号のアルファベットでバージョンの判断が可能。ちなみにMk-ⅥはUから。
家族の殆んどはV○○○番機であるため兄弟姉妹は『ヴ』だの『ヴァ』だの『ヴェ』だの『V』の音から始まる名前ばかり。
例として父親(練体士)が「ヴェスター」、2つ上の兄が「ヴォルト」、母親(拳士)は他所出身なので「マール」。
村の興りとか
ジェネレータのあったところに出来たルーンフォークの集落が元。魔動機文明当時はケイヴ社施設地で『フリューゲル』シリーズ生産工場だった。
建物はそれなりにボロってたので現在の技術で改修して利用している。ちなみに改修以前から既に当時の機能は失われていた。
村は合議制(各種族代表3名程輩出して行われる)で、ヴェスターはルンフォ代表。会議の司会を担当している。まとめ方に定評がある(知るか)。
村一番の古株…どころか村を作った一家なので、「村の代表は?」と聞かれればフリューゲル家が真っ先に挙がる。
同じ立場である筈のプロトス家は四番目くらいだと思われている。謎である。
確かルーンフォークは『物』として扱われていた時期があった筈なので、こういうのがあってもいいかな、と思ったりした結果がこれ。
正直ネタ詰め込み過ぎた感がバリバリだけど、なんとか調整するんだぜ。…と約束したって? あ れ は 嘘 だ 。
元ネタ様(伏せ字有)
ファイアボ○ル(クソ長い名前のお手本。元ネタはドイツ語だったがこっちはロシア語)
ケ○ブ(変態企業の元。実際に変態企業)
リヒ○ルゼン(型名として。工業都市だったのでなんとなく)
ロック○ンエグゼ(ユーモアセンスがそのまんま)
コジ○粒子(身体から吹き出る緑の粒子。変態企業御用達なので)
ストラ○クフリ○ダムガンダ○(硬質素材が発光するのはここから)
V2ガン○ム(余剰エネルギー云々はコレの光の翼から)
追記、整理の可能性が微レ存。
最終更新:2014年09月10日 01:02