浦巧 (Ura, Takumi)
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高校生の頃から鳥や哺乳類、ヒトに関するフィールドワークを続けてきましたが、解析方法等の勉強をしていないことに気が付き、野田研に入りました。 春採湖(釧路市)と釧路湿原の調査は30年ほど継続していますが、多摩川(東京)、西表島、石垣島、カンボジア(プノンペン郊外のウドン)、石狩平野(滝川~札幌)などの水域周辺での調査もしています。動物たちはダイナミックに変化しています! |
研究紹介
現在の研究内容は「春採湖におけるオオバン(Fulica atra)の個体群の動態」です。
北海度釧路市に春採湖という周囲4キロほどの海跡湖があり、1979年以来調査しています。春採湖のオオバンの繁殖数は年々増加していましが、2001年の45つがいをピークとしてその後減少に転じ、現在は2つがいほどになりました。その変動要因を調べることで、今後、春採湖の水鳥たちの回復につながればと思っています。
最終更新:2013年05月27日 12:11