当然のことだが、毎日のように自慰行為をしていた者にはオナ禁を継続させるのは難しい。
また、性欲は三大欲求のひとつとも言われているように、簡単には抑制できないものであり、オナ禁に挑んで長くなるものでもその誘惑に苦しめられることは多い。
誘惑に打ち勝つ方法には以下の様なものがある。
・エロ禁
自慰行為だけでなく、そのオカズとなる画像や動画を観るのも禁止すること。ストイックな者になると、ふいに浮かんできてしまう妄想をほんの数秒で自己から引き剥がしたり、町中での女性の露出などにも一切目を向けないようにしたりする。
オカズ収集→自慰行為というプロセスの第一段階をまず発生させないので、単純ながら強力な効果を発揮し、初心者にはエロ禁の徹底が必要不可欠であるとの声は多い。
オナ禁のメリットのひとつである「時間の有効活用」と非常に相性がよい。自慰行為をしないということはつまり「賢者タイム」がこないということなので、人によっては延々とエロを鑑賞してしまう恐れがある。それを防ぐという点でも重要。
また、エロ禁をすることでオナ禁の効果そのものが高まるという報告は多数なされていて、「エロ有りの一ヶ月オナ禁よりエロ禁込の一週間オナ禁のほうが効果がある」とまで言われ、エロ禁までやって初めて真のオナ禁、それ以外は効果がほぼ無いと主張する過激派は一大勢力を築いている。
・筋トレ
ムラムラしてきたら筋トレに励むことでその誘惑を散らすという方法。身体を疲れさせることでエロいことを考える気持ちを消す。
オナ禁効果はテストステロンによるものという説があり、筋トレはテストステロンを増加させ、またテストステロンには筋肉の成長を促す効果があるので、相乗効果が生まれる。疲労により早い時間帯に眠ることができれば、脂肪の燃焼と筋肉増強を助ける成長ホルモンを分泌しやすくなる(具体的には21:00~24:00)ということ、早い時間に眠ればそのままそれが生活習慣改善の第一歩となることなど、考えれば考える程素晴らしいオナ禁の友。
また、長期に渡ってのオナ禁ではテストステロンの主な生産工場である睾丸の働きが小さくなっていくため、テストステロンも減少、オナ禁効果も薄れるということがあるが、筋トレによるテストステロン増加で長きに渡りオナ禁効果を維持するということもできる。
ただ、テストステロンには性欲増進効果があるため、やった日には誘惑を散らすことができるものの、中途半端にやめてしまうと後々になって激しい性欲に襲われる可能性もあるので、やるなら高い志をもって臨んでほしい。
もしリセットしてしまった場合でも運動による発汗でジヒドロテストステロンを減少させることができるので、続ければリセットの被害を小さく抑えることが可能。何事も継続が大事。
ちなみに、最もテストステロンを増加させる筋トレ方法は7~8回で自分の限界を迎えるような高い負荷をかけたコンパウンドトレーニングであるが、器具を使う場合は自分でよく調べ、怪我をしないように。スロートレーニングは擬似的に高い負荷が与えられるが、部位によっては難しい。
最近では7分間運動のアプリが出回っており、時間が無い人でもトレーニングに励むことができる。
(ここにジョギングなども含まれる……?)
※筋トレにより増加したテストステロンはしばらくすると一定量がジヒドロテストステロンになるのが確認されたらしいので、ノコギリヤシ(後述)で効果を高めることができるかもしれない。
・大豆イソフラボン等の女性ホルモン様物質をとる
大豆イソフラボンは女性ホルモンと構造が似ており、本家に比べると効果は落ちるものの、同様の働きをしてくれる。
ニキビや肌荒れを抑えるためにオナ禁している者にはもってこいの代物。
そうでなくても豆乳など多くの大豆製品は「畑の肉」の名の通り、単純に栄養価が高く、オナ禁で生活改善を図る人たちにも愛飲されている。
性欲を完全に断ち切ることを目指す者や中性化願望の強い者は豆乳を日に1L飲んだり、大豆イソフラボンより強力な女性ホルモンをサプリ等で摂取したりしているが、これらが原因で精子を作る能力が極端に低くなったり、場合によっては完全に失ってしまう可能性もあるので「過剰な摂取」に対してはいくら慎重になってもなりすぎることはない。
(当然だが個人差が有り、一般的にみれば「過剰な摂取」と思われる場合でも何の弊害も出ない可能性もある。大豆イソフラボンに限らず、自分の身体と相談してじっくり様子をみていくのが良い)
・ノコギリヤシ
抜け毛、前立腺肥大対策として注目を集める植物。サプリで成分を摂るのが一般的。
オナ禁のメリットのひとつ「抜け毛が減る」と一致するので、抜け毛に悩まされている人は一考の価値あり。
前立腺肥大対策としては、偽薬(プラセボ)との比較で効果に決定的な差がみられないとの研究報告が出ているが、マイナスの副作用がなく、完全に効果なしというわけではない(おおむね改善傾向がみられた)ので、医者に言わせれば「飲みたい人は飲めば良い」という位置づけ。尿のキレがよくなるという効果も。
ただ、精力剤として用いられていたということもあり(今もそう?)、人によっては逆に性欲が高まるという結果にも。
テストステロンをジヒドロテストステロンへと変換させることを防ぐためリセットの被害を小さくできる。「だったら性欲抑える効果ないんじゃね?」との指摘は最もだが、多くの人が性欲をこれで鎮めているのも事実なので、この部分以外で何かが働いていると思われる。
やはりノコギリヤシも、ネットの他者の書き込みをみて「性欲減るのか!よしノコギリヤシ飲むぞ!」「いや、ノコギリヤシ性欲高まるんだろ?」など振り回されることなく、使ってみたい人は自分で自分の身体がどういう反応をするか気にかけながら使うのが一番良い。
※いわゆる賢者タイムはジヒドロテストステロンの性欲減退作用によるものだが、ノコギリヤシはジヒドロテストステロンを抑制するため、「ノコギリヤシ飲んでるのにどうも性欲おさまらないなあ」と感じたら、1日ノコギリヤシを控えてリセットし、翌日からノコギリヤシを飲み始めると性欲がおさまりはじめることがある。
~小技~
・排尿
困ったことに、人間はおしっこしたいという欲求と性欲とを取り違えることがある。
この勘違いを覚ますためにorこれを逆手に取り、利用する、つまり排尿することで誘惑を退けることができる。
・お風呂に入る
睾丸が体外にあるのは睾丸にとっての最適気温が体温より低いため。お風呂に入って睾丸の温度を上げると落ち着いてきたという報告が見られる。
・恐怖する
恐怖には高い性欲減退効果がある。ただ、それで眠れなくなっても責任は取れない。
・寒いと感じる
睾丸を冷たくするのでは逆効果だが、体全体をして寒いと思うような状態に持っていけば、勃起などしている場合ではない。
・別の物事に集中する
趣味でも勉強でも良いが、集中できるようなものでないと効果は薄い。
・スクワット
筋トレに含むか悩んだが、別項とした。誘惑に襲われた時にサクッと手軽にできるため。
スロートレーニング(ググれ)によるスクワットはとても高い負荷がかかるので、それでも勃起していられるならしてみろという話。