のまくら(野間内蔵ノ介)のほーむぺーじ内検索 / 「資本過剰」で検索した結果
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論文/資本主義の転回/資本過剰
...しまっている。 「資本過剰」時代の到来である。 経済活動の潤滑油として必要な額を遙かに上回る、マネーの奔流が世界を駆け巡る。 資本を生産活動に投入しても、適正利潤を回収するのが困難になっている。 言い換えるなら、資本が資本の体をなさなくなってきている。 行き場のなくしたマネーは投機に走り、暴走したあげく共倒れで自滅を繰り返す。 これが、リーマン・ショック後に明らかになった現在の真実である。 なぜ、このような「資本過剰」が発生したのか? 原因ははっきりしている。 管理通貨制度の下で、貨幣を発行しすぎたのだ。 野放図に発行しすぎたマネーが、まわりまわって投機マネーとして滞留している。 論理的にこれ以外の解はない。 では、なぜこのように貨幣を発行しすぎたのか? おそらく、管理通貨制度になって、打ち出の小槌のように貨幣を発行していけるのが楽しくて、はしゃ... -
論文/資本主義の転回
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書評.etc/一般書籍/『世界史の構造』柄谷行人
この書物はマルクス主義の唯物史観を現代的観点から再生させることを目的としているように思える。 骨太で刺激的論点が満載された画期的とも言える著作である。 現代社会に対する問題意識を持って歴史を振り返るときに、こういう理論的書物が存在することは実にありがたい。 すべての議論に賛同するわけでないにしても、議論の叩き台として高い水準の出発点を与えてくれる。 社会構成体(氏族社会・国家・近代国家)の歴史を交換様式(A 互酬、B 略取と再分配、C 商品交換、D X)の分析から読み解いていく。 各構成体はそれぞれA、B、Cが主たる交換様式として対応している。 最終的に、世界共和国への期待が語られるわけだが、そこで主たる交換様式は名付けられていないDである。 この書物への評価は、最終的にはこの交換様式Dの分析にかかるといっていいはずなのだが、残念なことにこの部分は充実しているとは言い難... -
書評.etc/一般書籍/『日本人のための憲法原論』小室直樹
知人に勧められて読んでみた。 冒頭で日本国憲法はすでに『死んでいる』と宣言し、その理由を西洋近代史から説き起こす。 カルヴァンの予定説から『神の前の平等』の観念が生まれ、民主主義を生み出す。 また、『行動的禁欲』観念が資本主義を生み出す。 ロックの社会契約説は、両者を元に近代社会の理念を生み出すが、そこには聖書由来の契約概念が影響している。 日本の明治政府は、近代文明の基軸たるキリスト教に、あらたに『天皇教』の創設をもって対峙する。 それはある程度成功して、立憲君主制、大正デモクラシーを生み出すが、最後は日中戦争の中で議会は自殺してしまう。 戦後、GHQは善意から『天皇教』を排除するが、結果として日本人はアノミー状態から金儲けに走るようになる。 骨太の議論が、読みやすくまた興味深くまとめられていて、500ページ近くを一気に読み切ってしまった。 歴史上の印象深い出来事... -
論文/エホバ信仰/普遍宗教としてのユダヤ教
ユダヤ教は、「選ばれた民」ユダヤ人の民族宗教であると、普通には思われているようです。 ユダヤ人は血統を重視し、外部にほとんど布教することをしません。 でも、有史以来そうであったかというと、実はそういうわけでもありません。 ローマ帝国時代にはユダヤ教コミュニティが各地に見られ、この多くはユダヤ人以外の改宗者と目されています。 初期キリスト教が発展する上での母体ともなりました。 キリスト教が覇権を取って以後は、ユダヤ教は布教を禁じられてしまうのですが、それ以前や、キリスト教覇権の外部では、結構普遍宗教として拡大をしていたようです。 『ユダヤ教の起源』では、3つの大きな例が挙げられています。 ローマ帝国時代後期のイエメンのユダヤ教国家。 北アフリカのベルベル人の改宗。 中央アジアのハザール帝国。 ベルベル人の改宗者は、イスラムがイベリア半島に攻め込んだ... - @wiki全体から「資本過剰」で調べる