No Nukes! / Hashimoto
橋下大阪市長 慰安婦発言
- 中学生レベル、「ネトウヨ」レベルの暴言
- アメリカ政府、海外メディアから批判されると、即座に「手のひら返し」で、マスコミに責任転嫁
- 被害者がいても「証拠がない」と強弁する言動は、福島原発の「ただちに影響はない」発言と同じ
安倍首相の「手のひら返し」 (中日新聞、2013年6月5日、「慰安婦 かりそめ対立」)
- 安倍首相:
私、安倍内閣、自民党の立場とは全く違うとはっきり申し上げたい
- 橋下大阪市長:
二枚舌だ
- 太田昌国氏による東京都内での講演 (中日新聞、2013年6月5日記事より引用)
「橋下氏が、安倍氏の本質を隠す役割を果たしている。性奴隷の問題をごまかしたり、元慰安婦には謝罪しないが、米国に対してはペコペコする姿勢もそっくりだ」
- 橋下氏が「(強制連行の) 証拠はない」と主張する根拠は、安倍氏が閣議決定した政府答弁書
- 旧日本軍が「強制連行」した「資料はない」と言っているにすぎない
- 国際的には、強制連行の有無が決定的な問題ではなく、強制使役だけで十分に「性奴隷」と判断される
前回政権時の安倍首氏退陣の理由 (中日新聞、2013年6月5日、「慰安婦 かりそめ対立」)
- 安倍氏:
強制性を裏付ける証拠はなかった
- 米国の怒りを買い、訪米時にブッシュ大統領に謝罪
- 米下院が公式に謝罪するよう求める決議を採択
- これが安倍氏退陣の一因となる
慰安婦問題の真実
- 韓国、日本など被害者の存在 (以下、引用文参照)
- なぜ、資料がないか。日本軍が撤収する際、全ての証拠を燃やすなど隠蔽を図ったから (福島菊次郎 著『写らなかった戦後3 殺すな、殺されるな』)
中日新聞、2013年5月25日、「ハルモニ 苦しみ今も」
金さんは26年、現在の韓国南部に生まれた。14歳のとき、村の班長と軍服のような服を着た日本人から「挺身隊に行って工場で働け。さもないと財産が没収されると脅された。
連れて行かれたのは中国・広東の旧日本軍の慰安所だった。そこで1日に15人ほどの相手をさせられたという。
中日新聞、2013年5月25日、「ハルモニ 苦しみ今も」
慰安婦とされて行き地獄を味わった日本人もいた。<略>84年に「従軍慰安婦だった」と告白した。
「兵隊用は1回50銭か1円の切符で、行列をつくり、私たちは洗うひまもなく相手をさせられ、死ぬ苦しみ。なんど兵隊の首をしめようと思ったか。半狂乱でした。
参考文献、『沖縄の〈怒〉』、P026
日米軍とも地元女性への性犯罪が多々あったが、日本軍がいたところにはいやゆる「慰安婦」、すなわち軍の性奴隷がいた。朝鮮半島、日本、中国、フィリピン等から幅広く集められ、軍が組織的に関与した性奴隷制度の被害者となり、沖縄も例外ではなかった。沖縄本島と周辺の島や離島も含め、130か所を越える日本軍慰安所があった。そこには沖縄、日本の女性に加え、少なくとも数百人の朝鮮半島の女性が「慰安婦」として連行されてきた。朝鮮の女性の場合、女工としてとか、兵隊の身の回りの世話をするためとか、騙されて来た人が多かった。軍自らが慰安所を建築した場合もあったが、多くの場合は民家などを接収して慰安所とした。
参考文献
関連リンク
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最終更新:2013年06月20日 06:19