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  • 管理人の日記/2014年01月03日
    管理人の日記/2014年01月03日/やることが一杯? #blognavi
  • 管理人の日記/2014年01月03日/やることが一杯?
    #blognavi あけましておめでとうございます 今年が良い年になりますように! と言うわけでやることリスト 福袋→買いに行った。 ブックオフ→行った2500円! スマホ買換え えんぴつ→小噺、本体共に終了 DTIのホームページ→1月いっぱいで終了 ビッグローブのホームページ→閉鎖 FC2のホームページ→終了 FC2のブログ→終了 拍手→終了 宇宙へコンテンツ→削除 wikiのサイドメニュ修正→済み プロバイダのサービス変更→DTIはメールオンリー トルクのMLから退会→済み ジェットスピードのMLから退会→今年5月にサービス終了だと @IT→退会 インターネットディスク→解約(確認できないけど) 昔作ったツイッタ→アカウント削除 昔作った偽名のfacebook アカウントだけとって放置ってのが多すぎるなあ FC2なんて中身すら...
  • 管理人の日記/2006年03月12日/やることが一杯
    #blognavi  はふ・・・  春眠とか言っている場合はありませんね。寝すぎですよ。  拍手を更新したり、PoIの次をアップしたりしなきゃらなんのに! 17日に向けて準備もしなきゃいけないのに! あーダメダメです。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2006年03月12日 14 22 58 #blognavi
  • 管理人の日記/2008年12月24日/最短記録更新
    #blognavi  あー、やることが一杯ありすぎて、クリスマスなにそれ?状態です。クリスマスイブだって、会社でガスト宅配ですよ。。。なーんで、こんなことになってるんでしょうか。世の中こんなに不況だって言っているのに忙しくてショウガナイぜ。あと、3日しかない。業務のたな卸しどころじゃない。  この前、カラオケでミクのメルト歌いました。5♭しても高音部が出ない。高すぎるよあの歌。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2008年12月24日 22 45 38 #blognavi
  • 管理人の日記/2006年05月13日/週末は雨降り
    #blognavi  天気が悪いですね。またもや週末雨で。  雨ですが今日は髪を切りに行く予定、初めての所です、どんなんでしょう。ちと不安です。  拍手更新しましたよ。  なんちゃっての続きを早く貰わないと! 相方へ>  早よ次送れ。  ファンタジードは今一生懸命書いています。ああ、でも、今回は入れなきゃいけないネタが一杯あって終・わ・ら・な・い~。BGMはFF12のmp3からゼノギアスのmidiになってます。こうして聞き比べしているとゼノもやっぱりスクエアのRPGなんだなって思います。ミスチルの「終わりなき旅」を車で聞いて、これはキラの歌だなと思ったり。曲からインスパイアされること多いな~。  適当に書いてきた付けが終わって、この先どうしよっか~なんてプロットを考えていたら、あれもこれもやらないと!ってな感じになっています。大変。 カ...
  • 管理人の日記/2010年06月16日/ねむい
    #blognavi  って、サッカー見てるわけじゃないですよ? ただただ疲れているんです。やることいっぱい過ぎて、目の前のことを片付けるだけで精一杯。  日本、一勝できてよかったね。  なんでか分からないけど、スパム判定くらって、このwikiにアクセスできませんでした。先週は忙しくてPC立ち上げていなかったので、いつからだったのか分からないのだけど、いやー、レポート考えようと思ったら繋がらないんであせった。  今は解除されてこうして書き込めるわけだが。  とにかく、フルオンビジーです。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2010年06月16日 22 29 49 #blognavi
  • 管理人の日記/2006年03月04日/マット・ビアンコのライブ
    #blognavi  ブルーノートまで行ってきました。  良かったですよ~。  ジブシーレディがなかったことを覗けばほぼメジャー曲ばかりで、キーボードの人のソロが一番長かったかな。ボーカルは意外と小さくて。  そんなに大きくないステージなのに、プレイヤーが一杯。キーボード、ギター、ドラム、ベース、パーカス、コーラス、ボーカル、トランペット、サックスと合計9人! サックスの人がフルートもやってました。  いつもCDから聞こえてくる声が、実際に生で聞こえるってのは、なんだか変な感じでした。演奏はとても上手かったですね、やっぱり。  ブルーノートに誰か大物が来た時はまた行こう。  ダイアナ・キングとかマンハッタン・トランファーとか来るみたいなんですよね。 カテゴリ [いろいろ感想] - trackback- 2006年03月...
  • 管理人の日記/カテゴリ/つれづれ
    ...bsp; やることが一杯? (2013年11月24日)  航空祭 (2013年11月17日)  いろんな成分 (2013年09月22日)  ハーバル (2013年08月04日)  新世代 (2013年05月12日)  windows8 (2013年04月09日)  するめ曲 (2013年02月23日)  組み立て (2013年02月18日)  寒いなあ (2013年02月11日)  キャビテーション体験 (2013年01月13日)  陳腐化 (2013年01月05日)  タラソ (2013年01月02日)  明けまして (2012年11月...
  • 管理人の日記/2005年12月17日/PCセットアップ その2
    #blognavi  新ノートから書き込んでいます。  やること一杯です。 OSの追加設定 NETBEUIプロトコルの追加。リカバリCDのないOS復元のモデルなので、CDから必要モジュールをコピーすることはできません。今あるXP機からファイルをUSBメモリ経由でコピー。追加方法は、 M$のこのページ 。 ネットワーク設定をして、家庭内LAN(と言ってもただのWORKGROUPだけどね)に参加 レジストリをいじって管理共有を外す クラッシュダンプファイルの作成を無効にする Dr.ワトソンを無効化する ユーザーアカウントの設定から、ようこそ画面を使用しないに変更 デスクトップのいらないネット接続ショートカットとフォルダを削除 フォルダオプションで詳細設定 アドレスバーにファイルのパス名を表示 すべてのファイルとフォルダを表示 簡易共有を外す 登録されている拡張子も表示 ...
  • 管理人の日記/2005年11月15日/ローソクを立てること
    #blognavi  例えば、一度に吹き消すといいことがあるとか。  もはや、ケーキの表面に立てることもないローソクも数だけが多くなって、はや云本。  去年と比べて、何かできるようになったのか、何か成し遂げたのか、実ったのか。時間だけが過ぎていきます。いつものは考えないようにしていることでも、さすがに節目は否が応にも考えざるを得ませんね。それでもって、落ち込む。  あー、昨日のケーキ屋で誕生日ケーキを買っている見知らぬママさんに、何かプレゼントすればよかったな。と、帰宅してから思いました。  私も誕生日ですから。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2005年11月15日 11 57 46 #blognavi
  • 管理人の日記/2011年05月02日/レシグネーション
    #blognavi 諦観。いい英単語がありません。4/27は名駅で大変なことがあったのですがあまり触れられていませんでしたね。 accept my fate with resignation . .  弟に連絡を取って臨時を手配させた。中央西にも連絡をしてくれるといいが、おそらくあいつのことだから問題ないだろう。大阪駅の臨時もなんとか間に合うといい。ただ、深夜のタクシー代を請求されてもそれはちょっと払えないだろうな。東海道は25時を過ぎ、社中泊用列車の状況を確認してようやく息をついた。運行見合わせは一時間程度だったと思うが、時間が時間だ。深夜に駅についてもおそらく帰るあてがない乗客が大勢出ただろう。  なぜ、もっと早くホームをドアを設置しておかなかったのか。ホームの狭さは認識していたのに。慣れた駅、慣れた乗客だと思っていたのか。今更思い返してみても失った...
  • 管理人の日記/2005年12月23日/三・連・休
    #blognavi  思ったほど降らなくて良かった。前回と同じくらいですかね・・・前よりもチェーンをつけた車が多いような気もしますが。  今日から3連休だけど、やることがいっぱい過ぎてどれから手をつけていいのやら。あー年賀状、どうしようか。クリスマスだし、TOP絵とか限定ものとか構想だけはあったのに、既に直前。相変わらずの無計画ぶり。ダメダメじゃん。  超私事なんだけど・・・  キモイんだよーーーーっ!!  ハアハア。ゼイゼイ。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2005年12月23日 10 01 24 #blognavi
  • 管理人の日記/2006年05月18日/へとへとです
    #blognavi  一日中、教育と称した勉強会に参加していると自分の仕事が進みません。今日やる事を明日に持ち越ししてしまって、駄目だって分かっているけど、駄目だ・・・気力が続かない。明日、朝一で・・・と思っていると、いつのまにかいっぱい朝一にやることが貯まっていて、とても朝一番ではこなせる量ではなくっていると。こんなで、ちょっとずつ未処理案件が貯まっていくのか。あな恐ろしや。  メールサーバの調子が悪くて、ファンタジードの校正が返って来ない。今日中にアップできるじゃろうか。こっから前半クライマックスに向かって一直線なんですが・・・あう、まだまだ先だよ。  カンロのキシリトールのど飴一袋が3日くらいでなくなってしまう。やばい、手放せなくなってきた。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2006年05月18日 21 53 ...
  • 管理人の日記/2010年03月16日/ジェイク
    #blognavi  これも名前。スポーツ刈り頭のの青年、にしようか。  寒くなってきました。春コート買ったばかりなのに! 風の強い日は花粉で目も鼻も痒いです。それにしてもバタバタしてます。やること多すぎっていうか、ちっとも片付きません。調べること多すぎなんですよ!あー、もう。どうやら税務調査があるとかないとか、ひー。  勘弁してくれ、業務のぢゃまをしないでくれ~。  サイレンの音だ  警備パトロールのロボットは無人機だから直談判することができない。エイゼルはポケットに手を突っ込んでIDカードを探した。歩みはいつの間にか駆け足になっていて、正面に遠く見える交差点のシグナルを目指した。  指に硬いものがあたる。感触と形を確認して、後ろを振り返った。  サイレンは相変わらず遠くで鳴り響いていたが、パトライトの明かりは近くにはない。シグナルを潜って街の...
  • 管理人の日記/2011年01月24日/やる気
    #blognavi  うーん、やる気のあるうちにパソコン買っちまおうか、このままダラダラしてても進展しないのは火を見るより明らかだし、でもなー、今のノートが壊れたわけじゃないってのがな~。  携帯も変えたいし。  カメラも・・・。  欲しいもの一杯ですが、先立つものがない。あるところには山のようにあるんでしょうが。お金って平等の価値を保障するものだけど、等しく手に入れられるわけではないし。なーんてことを、給与明細に源泉徴収票を詰めながら考えていました。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2011年01月24日 23 23 54 #blognavi
  • 管理人の日記/2007年06月07日/手取額
    #blognavi  ボーナス査定が始まってますよ。転職したばかりの管理人には関係ありませんが・・・。やること一杯過ぎてゴルフコンペの準備なんて誰他の人に振ってください。  いきなり宿題を貰ったので、目を通してみます。勿論、さっぱり分かりません。 「次の社員A(年齢30歳)のH19/5分給与の手取り額を下記の数字を基に求めなさい」  と言ういうもの。分かっている数字はこれだけ。 総支給額           297,000 標準報酬月額(社保)  300,000 通勤手当(1ヶ月)     25,000 弁当代              3,000 財形貯蓄           20,000 ※当社は、労働保険適用事業所である(一般事業) ※扶養家族は妻と1歳の子供の2名である  さて、これを水樹奈々の「エターナルブレイズ」を聞きながら考えるわ...
  • Men of Destiny 45
    声を殺し泣いた遠い記憶  例えば回避運動に入るタイミングとか、左右どちらに機体を振るだとか、相手のやることが分かってしまって、ステラがHUD内の敵機を睨む。機体の特性は全くといっていいほど違うのだ、同じ動きをするわけがないのに。  無論、相手のほうが上手であることは分かる。 「どいて! 邪魔、しないでっ!」  それを落とすのはステラの目的ではないから、ただ退いてくれればいいのだ。  機動だけでなく、パイロットもそうなら事は簡単だったに違いない。しかし、相手はこの防衛戦が初陣となる新米パイロットだった。 「どうして・・・当たらないっ!」  確実に当たるコースなのに、なぜか避けられる。ザフト機の動きに予感めいたものさえ感じるのに一歩及ばない。 「これが、実戦!?」  灰色の機体のコックピッドの中でステラは吐き捨てた。  シンはそんなステラの窮地を知っていた。 ...
  • Men of Destiny 21
    眠りのない夜  建物に例えれば30階建て位だろうか、もう少しあるだろうか。最初は数えていた階段も二百段を越えだした頃から数えるのをやめてしまった。通路の段差は擦り切れてほとんどスロープで、螺旋を描いて地底に消える。  まず、最下層の採掘セクションで掘り出されたメタンハイドレートを特殊な袋に入れて固形化する。次に袋詰されたガス燃料を人手を使ってエレベータの搬入口まで運ぶ。後はエレベータを使ってプラント上部まで運ぶ。  搬出セクションは最下層からエレベータ搬入口までを指し、単純だがかなりの重労働でもあった。周りの大人が嘘のように黙々と労働に勤しむからシンも何も言えずにただ、スロープを登ったり降りたりする。大人の足に遅れまいと。  何も考えない方が楽なのだ。  考え始めると悪い方へと悪い方へと思考が進む。曰く、貴重な青春の日々をこんなところで無駄にしていいのか、これからどうなるのか...
  • ジーンブレイド 7
     朝から何も食べていないイザークはそれはもう必死に走ったけれど、ルナマリアについて走るのは限界だった。 「ああ、なんなのよこの施設は!?」  階段は崩れて瓦礫で埋まり、ただ廊下を走るのみ。行けども行けども曲がりくねる廊下があるだけで、一向に出口がない。背中の追跡者が着かず離れずにいるのにまた腹が立つ。  いつでも捕まえることができるんだよ?  そう言っているみたいで悔しかった。  けれど、歯を食いしばった所で余所事を考えていた頭は容易に足元に注意を払わなくなって、イザークはあっけなくすっ転ぶ。 「イザーク!?」  慌てて立ち上がるけれど、膝小僧はすりむけ血が滲み手のひらもジンジンと痛む。ルナマリアが駆け寄って助けてくれるけれど、通路の端に立つ青い追跡者はゆっくりと歩いてきた。 「大人しく捕まった方が君のためだよ? 僕達は君を必要としているんだ、イザーク」  まっすぐに伸び...
  • Men of Destiny 10
    吹き荒れる嵐 「どうして・・・こんなことになるんだっ!!」  水分を含んだタオルがテレビモニタを覆い尽くし、床に落ちる。  握った拳が細かく震えて、シンは画面から目を逸らした。もう見ていたくないと硬く目を閉じる。できれば耳も塞ぎたかった。 「相手が悪かったな。アークエンジェルが来てるじゃないか」   それなのに、彼は遠慮なく言葉を紡ぐ。 「最強の監視官だぞ」  知っているさ。 「あんな奴ら、俺がっ!」  その先は声にならなかった。  ゴン! 「いてっ」  ミネラルフォーターのボトルで叩かれていた。慌てて両手で抑えようとしたら、ボトルはとうに持ち上げられていた。 「頭を冷やせ、バカが」 投げられたボトルを受け取って、キッチンに戻るアレックスが冷蔵庫を開けて朝食の準備を始める。テレビのニュースはとっくに違うトピックに変わっていて、シンはボトルに口をつけながら、テ...
  • ファンタジード 16
    マイルストーン  砂漠が切れ、緑が所々生い茂る大地に反乱軍が集結していた。  かつて帝国と王国の国境だったその場所は、灌漑施設で痩せた土地でも食物を育てることができる地だった。  深紅の飛空艇が青空から舞い降りて、旗艦と思われる飛空戦艦へと近づく。  大空を埋めるのは反乱に参加する各地の飛空戦艦と艦載の突撃飛空艇で、編隊を組んで訓練と哨戒を繰り返していた。 「さて、バルトフェルト侯の旗艦に到着したわけだが、どうするつもりだ?」  飛空艇のドックにセイバートリィを停めてアレックスがラクスを振り返った。再三の警告を無視し、哨戒機や反乱軍所属の飛空艇をすり抜けた彼が、何でもないことのように問う。  覇王の剣を握り締めるラクスは、操縦席越しに振り返る彼を見据えて言う。 「決起を収めて頂く様にお話します」  ミーアがステラを抱き寄せて、ア...
  • 「一年」と「プラス」を振り返ってみて
     デス種失敗の原因を探りたいと思います。お? 好きで好きでたまらない。あの話に感動した、不満な点なんて一切ない! なんて人に是非一緒に考えてほしいですねー。なんてね。 原因その1:あいまいな焦点  さて、はて、1年かけてあれは何を描いたのだったろうか、明確に答えられる人いますか?  一回りも二周りも人間として男として成長したシンが、最終回にいるはずだった。  と、誰でも7話くらいまでは思ったのではないでしょうか?  思わない人もいたかもしれないけど、管理人はちょっとはそう思っていたし、そう望んでいた。その望みは僅か2クールで合えなく打ち砕かれたわけですが。  では、監督が言うように、これは3軸(キラ・アスラン・シン)の群像劇だったのか? と言うと、そんなところは少しもないわけです。3軸であるなら、3つの視点、3つの思い、3つの歩み、3つの回答、3つの選...
  • 管理人の日記/2006年06月12日/日本版SOX法
    #blognavi  知らないうちに可決していたらしいじゃないですか、先週に! 草案は7月中、実施基準は10月だかに発表か・・・上場企業は大変だな。うちはんなもん関係無い中小企業だけどネ。  大体、内部統制とか言う前にやることあるだろよ、日本の企業はさ。特に中小は。日本の「商慣習」つう言葉を隠れ蓑に、ビジネスルールもあったもんじゃない。その変幻自在さが日本の底辺を支えていると言えばそれまでだけど、その無理のあおりを食らっている人も大勢いるわけよ。投資家やさ株主保護を謳う前に、こっちに目を向けて欲しいよ。  おおっ?  ふらふらっとゴールに入りましたね。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2006年06月12日 22 56 08 #blognavi
  • Men of Destiny 22
    囁きが聞こえる  新たに施工したらしい壁がそっくり吹き飛んで、かび臭い場所で3人は立ち上がった。一番最後に気がついたらしく、シンは負けん気を刺激された。オレンジ頭の彼はともかく、アレックスにも遅れを取ったのだ。  現状を確認するために周囲を見回せば、通路が前方に伸びている。 「アンタがアレックス?」 「ええ、はい。あっ、と、彼はシン」  せっかくやる気になっているのに、二人はぎこちない自己紹介をしていた。ついでのようにシンのことを紹介するアレックス。 「ふ~ん。俺はハイネ。よろしく」  さすがに握手を交わすことはなかったが、どこか蚊帳の外に置かれた気分で、シンは二人を置いて通路に足を踏み出した。アレックスが慌てて『どこに行くんだ』と言っているがこの際お構いなしだ。 「どうせなら少し探検していきましょうよ。階段落ちちゃったんだから、上に戻れないし」 「確かに、そうだな」...
  • ×チョコゲーム 5
     一度、上目遣いで見つめてすぐにそらされる瞳。  レジを打ちながらアスランは投げ落とされた小銭をしまって、お釣りを差し出した。指が触れるかどうかの瞬間、あっという間にお釣りは目の前の財布の中に消えた。  朝のラッシュが一段落したファミザ店内でカガリがホットウォーマーにペットボトルを並べながら言う。 「よかったな」 「何が?」  アスランがお玉でゆっくり混ぜながらおでんのダシを追加する。通勤通学途中の客足が途絶えるとぱったりと店内が静かになる。その僅かな時間に、次の波に備えてやることがいっぱいあった。 「アイツ、今日お前のレジに来ただろ?」 「ああ・・・あの高校生か。何だかまだぎこちないけどね」 「確かにな」  縛られてビニールが被ったままの雑誌を並べ、午前便で届いたお弁当やパンを並べる。店内や冷蔵庫の温度を測り、簡単に掃除をするのもこの時間である。...
  • Men of Destiny 28
    その激しさが  朝は早くて、それでも数分は毛布の中でもぞもぞと葛藤している。起き掛けの少し長めの彼の頭はボサボサで自分といい勝負。歩く速さも早くて一定のリズムが途切れなく廊下に響く。今はすっかり落ち着いた髪が微かに揺れている。 「シン。どこか変か?」 「いっ。あっ別にどこも・・・」  いつもと同じピンと背筋を伸ばした姿。今まで意識したことはなかったけれど、初めて会った時からそうだったのだろう。医務室の前で一旦立ち止まり、スライドするドアから滑り込むその動きも、眠っているステラの顔色を見つめ、ドクターに悲しそうに容態を聞く姿も。  シンには医務室で寝ているステラに、額の冷却シートを変えてやることしかできることがなかった。原因不明の高熱がもう2日も続き、暇を見つけてはアスランと様子を見に行くが辛そうな顔を見るとこっちまで辛くなる。ほんわかしているステラが辛いはずなのにいつ...
  • ファンタジード 7
     墓の番人  シンだけでなく、先を急ぐ誰もが最後尾を振り返った。  そこはまだ熱の冷めない輸送艇のエンジンが回っている発着ポートで、ヨウランとヴィーノが慌しくパーツ奪取のために整備点検の道具箱を運び込んでいた。その少し離れた所でアレックスが腕を組んで立ち止まっている。 「ヴィーノ、ヨウラン! 頂けるものは飛行石でも何でも貰っておけよ」 「了解!」  くすくすと笑うミーアがアレックスの横まで戻って、呆れたように『めっ』と指差す。 「そういう言い方は良くないと思うわ」 「じゃあ、どう言えば良かったんだ」  アレックスがムッとしてミーアに聞き返している。少し意外な表情にシンが感心していると、ラクスがシンの前まで戻っていた。 「どういう意味でしょうか?」  見据える王女の瞳は厳しくアレックスを睨んでいるよう。それを見て彼もミーア...
  • 管理人の日記/2012年01月03日/あけまして
    #blognavi  もう三日!  あっという間です、あー休みがあと2日。なのに、やること決まってるなんて、もう土日と同じじゃないか。と言うわけで、2012年始まりましたね。やー、去年は色々あったけれど、今年という年がよい年であるといい。もしかしたら人災も天災もあるかもしれない、けれど、前に進る日が連なる年であればいい。  話は変わりまして、今年も福袋買いに行ってきましたよ、2日と3日で。ロクシタンやコンプレックスビズとか、普段使わないのに格好付けて買って、まだ盛大に余っているという失敗を昨年はしたので、今年はずばり食べ物メインです。 ユーハイムの福袋2000円 ジョアンの福袋1500円 OLあったか福袋2000円 男子厨房に立つ福袋3000円 あれ?言った割には買ってなかったです。モロゾフとかゴンチャロフとかフーシェとかケーニヒスクローネとかブールミッシュとかメリーと...
  • ファンタジード 13
    残された希望  溶かそうとしても、剣で叩き割ろうとしてもびくともしない種石を砕くことができる剣。その覇王の剣の所在を教祖から聞き出したラクス達。マルキオ教の本山を下山して、覇王の剣があるという遺跡を目指した。  シンの抜けた穴を全員でカバーする為、ステラのラクスも自分の身は自分で守るしかなかった。図らずもラクスが言った通りになったのである。吹雪に襲われ、身動きできない時。風雪をしのぐ為に谷に残る何かの残骸の中でラクス達は休みを取った。  勿論、凍えるほど寒く、炎の魔法で暖めても暖めても熱が奪われていく。 「一つ聞いてもいいか?」  ステラを間に挟んでミーアと肩を寄せ合っているアレックスが顔を上げた。問いの先にいるのはミーアの横のラクスだったが、正面の冷たい壁に向かって呟く。 「覇王の剣、手に入れてどうするつもりだ?」  種...
  • 管理人の日記/2006年01月16日/RFMスコア
    #blognavi  日中暇なので(本当です。身動きできないんです)、顧客のRFM分析なんてやってみようと思い、昨年一年の集計をしたところまでは良かったのですが、そこから、会社のPCのオフィス2Kのエクセルで3次元分布図が作れない模様(@ITの今日の問題で見たからと言う単純な理由)  うーん、どうやってやったらいいのか分からないんだな。でも、ネットで調べるとなんだかできる模様。ヴァージョン違いなのか、2005の新機能なのか、意気込んでRFMを調べたのにちょっと凹んでいます。  上司は定時5時で買えるし、行きたい研修とかあったらここから(研修センタのURL)選んでいいよなんて言われるし、うちの部署、PCのセットアップの他に暇つぶしにしかしていません。  こんななんでいいんだろうか。  いや、よくない!(反語)  やること山積なんだよ、問題山積なんだよ。 ...
  • 管理人の日記/2008年05月06日/モノは勢い
    #blognavi  ああ、ホント勢いだぜ  あっちゅう間に終わってしまった、ゴールデンウィークが。GW中にはできるだろとか思っていた事が、終わってないし。あらら。CS3インスコとか今日やってるし。入れるのにさー、37分もかかったよ。ファイルをコピーしていますって出てから! なんかいらないものも一杯入ったようだし・・・。これかだから、adobeさん、ユーザーが離れていくんだって。saiとか便利だし? 動画つくるのだってさ。  そうそう、動画もさ、FLASH、相変わらず分からん。やりたいと思っていることがどうやったら実現できるのか。いっそ、チュートリアルからやらないと駄目とは思うけど、そんな時間はありません。 イメージだけはネタの宝庫だし 瀬戸際ウォーカー 恋人達のアイスクリーム~super sweet bitter cold~ インテンシファイア カテゴリ ...
  • ファンタジード 30
    先に生まれたる者  シンとアスランが頭上のメサイアと未知の大陸を目の当たりにした時、同じようにヤキン・ドゥーエの艦橋でもその光景は確認されていた。 「なんだありゃっ!?」  大空に浮かび上がる蜃気楼は、大陸にも見え、確認する間もなく一瞬で消える。ディアッカが艦橋で状況確認を命じるが、既に消えてしまったものの確認もなにもない。舌打ちした彼とは対照に、カガリはずっと消えた蜃気楼から目を逸らしていなかった。 「・・・あんな・・・所に・・・っ」  ディアッカが耳に留めて振り向くが、生憎と現状は留まる事はなかった。  あまりに瞬間的な出来事だった為、戦況に及ぼす影響はなく、砲火が乱れ飛ぶ戦場は泥沼と化している。お互い決定打に欠け、薄皮を削ぐように戦力を消耗するだけの戦い。 「これがあのギルバート・デュランダルの実力だとでも?」  疑問...
  • Men of Destiny 40
    両手のシナリオ  円筒形のコロニーはゆっくりと回転していて、底部から伸びる3枚のミラーが光っている。太陽光が差し込む人工の大地には緑が広がり、湖には水鳥が浮かんでいる。ほとりにログハウスがある典型的なカントリー風景。むしろ、地上では消えた記憶の産物。  水鳥が一斉に飛び立った。  丘から1台のセダンが現れ、ログハウスに横付けする。防弾のセダンから降りるのは、今や最も有名なコーディネーターの一人、ギルバート・デュランダル評議会議長。先に降りて周囲を警戒するのが、レイ。その他、SPが周りを固める彼らを出迎える背広の男達、田舎風景に似つかわしくない光景はすぐにログハウスの中に消えた。 「これは・・・議長自ら足をお運びとは恐れ入りますな」 「それだけの覚悟を持って臨んでいるとお考え頂きたい」  あの小さなログハウスでは想像できない設備の部屋の中央に置かれたテーブルに男達が向...
  • ファンタジード 28
    宣戦布告 「大丈夫か?」 「ああ」  ギルバートがイザーク戦死の報を受けたのは、レイの報告書に目を通している時だった。回廊をバタバタとうるさく走り抜ける音がして、乱暴に扉が開く音が遠くで聞こえた。ややあって現れたアデスの震える声が気になってしまって、肝心の事実についてはさほど衝撃はなかった。空気のようにパレスを管理する壮年の男にしては珍しい、抑揚を抑えられない声が耳について仕方がなかったのだ。  その時は。 「イザークと共に私の同胞も消えたよ」  ジワリと波が押し寄せてきたのは、随分と時間が経った後、日も暮れた夕暮れ時だった。東の空が紫に染まる、昼でも夜でもない幽鬼の時間。知人であり、研究所にいるはずのクルーゼが訪れたのだ。皇帝崩御から格段に増えた職務に忙殺され、中央や議会の役人達でさえ会うを憚られるほどの激務ぶりをこなしている最...
  • 管理人の日記/2005年11月03日/道がすいてること
    #blognavi  いやにすいてるな~と思ったら、今日は祝日じゃありませんか。と、出勤ルートの半分も過ぎたあたりで気が付きました。  勿論、出勤日だったので、しっかり出勤してきましたが。  電話は少なかったね。  眠かったよ。  1ヶ月以上もほったからしにしていたNASサーバの設定をして、ぼんやり木曜日でした。ディスク4本でRAID5、使える要領は450GBくらいなので、それほど大した事ないサーバだけど(NASだしね)、あるとないとじゃ違うからな。世の中TB時代に突入しているってのに。  そうは言っても、なんだかもう限界のような気がします。  災害時対応とか、補完なんてことを考えると、どうしてもテープと言うか、持ち運びできるデータストレージを考えざるを得ないし。HDDがどんどん大容量化しても、持ち運び媒体が対応できないよ。そろそろ、全く新しいデータストア方法が出てくるとい...
  • 管理人の日記/2006年04月17日/やる気と根気
    #blognavi  結局、視界不良が直らず月曜日をお休みしております。  なんつーか、目を開けているのにパワーがいる。  こんなで1時間も車の運転無理ですねと、根性なしです、はい。  それにも増してやる気がないわけですが。モチベーション最低の軽い出社拒否ですね。  5月病が早くも来てしまった感じです。  リクナビネクストの登録内容を見直したりして。しかもログインIDとかパスとかすっかり思い出せませんでした。今の会社で3年半、そろそろ潮時なのか、もうちょっとやってみるべきなのか、先が見えないんですよね、正直。給料が上がることはないだろうし・・・。はあ。  きっとこういう社員のやる気のなさが新入社員にも伝わって、あーゆー体たらくになったんだろうね。  いかんいかん。 カテゴリ [つれづれ] - trackback-...
  • ×チョコゲーム 2
     自己紹介しちゃったよ、俺。  どうせならもっとましなシチュエーションが良かったんじゃないかと後悔しても後の祭り。シンがドアに手をかける時、アスランは近くの病院に電話して、夜間窓口が空いているかどうか確認していた。  ドアを良く見たら、ピンクと言うよりは赤色だった。  シンは自分が乗り込むのを待っている彼を見る。ピンクだか赤だかのコンパクトカーに乗っているのが意外で、彼に対するイメージに疑問符が浮かぶ。  車内のエクステリアもエンジン音も、かわいい系。辛うじて、掛かっている音楽が地元FM局の洋楽だったから少しホッとした。 「シートベルト締めて」 「はっ、はい!」  カチカチとウィンカーの音がして、道路に出る。 「君は・・・毎日、朝来てるのか?」 「そうですけど」  ステアリングを切る彼の動きに澱みはなく、話掛けていいものかと逡巡...
  • D&D 追憶
     Level 21 「あの・・・シンの様子は?」 「眠っているよ。こういう時、回復魔法や治癒魔法が使えるといい と 思う」 「あたしも、治癒の一つくらいできれば・・・」  痛みは感覚を麻痺させることで凌げるが、根本的な解決にはならない。  基本的に回復や治癒は明聖なる力・ローフルを源にしている。逆に、攻撃や物理的な防御はカオティック、つまり暗闇なる力に属する。強大で魅力的なカオティックの力に人は溺れ易く、敵を制するにはまず敵を知れとばかりに魔導院では主にカオティックマジックを習う。  上級になれば、ローフルだろうがカオティックだろうが関係なく発動できるが、まだ見習のルナマリアには無理な話である。 「シンの体力に賭けるしかない」  シンを引っ張り込んだのは、アイテム屋のアスランだった。  なぜ? という質問はルナマリアにはできなかったから、シンが...
  • 民宿の主人 1
     目の前にずらっと並んだ料理に彼はどれから箸を付けたらいいのか困っていた。誕生日だって、こんなに皿が並んだことがないのだ。小さな花びらの浮かんだ、食前酒なんて洒落たものまである。 「食べないのか?」 「あの、えっと、俺作法とかさっぱりで」 「そんなの気にしなくてもいい。早く食べないと、後で焼き物や揚げ物、刺身が出てきた時に困るぞ? メインだってまだだし、茶碗蒸もあるから」  そう言って、宿の主人が去っていく。  暖かい食堂の中、テーブルには彼一人。並べられた夕食を前に、意を決して小鉢を手に取った。  すっかり暮れた外はずっと雨が降っていて、どうしてこんなことになったのかと回想する。暖かい部屋、食事が、雨でずぶ濡れになっていた彼をほろりとさせ、箸を加えたまま目じりに涙を浮かばせる。  彼はシンと言う。身分は大学1年生。  猛勉強して入った大学でこれからと言う時、家族を...
  • 管理人の日記/2006年03月15日/絶望的
    #blognavi  駄目っぽいです。  今からなんて・・・お祝い準備できそうにないよ。  はああ~今日は本当に疲れました。  帰り際からがラッシュでしたね、半分予想していたことですが。見通しがちょいと甘かったと言うか、やっぱりサーバーリプレースは面倒くさいな、と。  それにしても、本当に世の中は理不尽なものでできてますね。憎まれっ子世にはばかる。三途の川も三度まで・・・じゃなくて、仏の顔も三度まで。ではありませんが、アホというか莫迦というか、はあ。  おかげで疲れが倍増です。  もうね、モチベーション一杯一杯なんですよ。あるかないか、1か0かだからね、程ほどとか言ってる余裕というか、中間なんてないんですよ。そのわずかばかりのやる気を無くすようなことしでかしてくれるな偉い人!  ああ・・・でもやっぱり、何かやりたい。  拍手お返事です...
  • 管理人の日記/2007年04月07日/美しいその名は
    #blognavi  テ ェ ラ ~ を見ましたよ。  録ってあった鬼平もね。  テラへは昔、映画版を見たことがあります。あれを半年かけてやるわけですよね。絵は竹宮恵子だけど、結城さんテイストになっていて、それ程昔ぽっさを感じなかったな。天馬の血族を読んでいたからだろうか。だけどやっぱり、悪役は悪役っぽい顔つきだなと。どこまで、デザインやお話を今風にするのか気になります。それにしても、ソルジャー・ブルーがやけに全面に出てきていたなあ・・・。どうもイメージが超人ロックとかぶる。  って、キースのイヤリング(ピアス?)が血じゃないんだけど!? これが一番ショックだった。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2007年04月07日 21 06 27 #blognavi
  • ファンタジード 24
    蝶、あるいは夢  研究所に忍び込んだ侵入者ことシン達は息を潜めて通路の右と左で警備兵を凝視していた。口に手を当てたハイネが大きく手を振って招きよせる。合図を受けてダダダと駆け出すラクスとシン。  研究所内に鳴り響く警報に舌打ちして、走り去る警備兵を睨む。 「これが連邦ね」 「アレックスとミーアさんをお待ちになった方がよろしいのでは?」  ラクスの提案にシンは足を止める。 「じゃあラクス、いつまで待っていればいい?」 「奴らの時間稼ぎには、俺達が楽にこの研究所に侵入できるように、ってのもあるんだぜ」  ただあの森を抜ける為だけではない。  森の中に警備兵や連邦の兵士をおびき出しておけば、それだけこの研究所が手薄になるという算段である。 「そうだったんだ」 「だから俺達は時間を無駄にできないわけ。OK?」  連邦...
  • Men of Destiny 03
    寂しい笑顔  シンの朝は早い。  今週分と来週分とで倍稼がなくてはいけない今週は、朝寝坊などしている暇はなかった。ねぐらから這い出て、爆ぜた水道管から漏れる水で顔を洗う。頭にかけたゴーグルをつければ、視界が一気に暗くなってクリアになる。これを忘れたせいで先週は散々な目に会ったのだ。  戦災孤児にできる仕事など限りがある。こそ泥まがいの連中の手伝いや、張り込みの見張り役。それがいつも情報をくれるおっさんから久々に金になりそうな話を聞き出した。一日二日水だけを口にしてもコーディネータのシンは生きていける。それでも、三日も食わずを続けるのには限界があったから、まともなものを買う金が必要だった。  その仕事とは運び屋。  中身は武器か、金塊か。それとも死体か。8人の手誰に混じったシンは少年に見えるからにひどく場違いに見える。チームのメンバーは青年から壮年まで幅広い世代の男達で...
  • ファンタジード 31
    最後の戦い  ギルバートに向かうはずだったコーディネータの攻撃が、捻じ曲げられる。表情など闇に埋没したコーディネータのフードの中から高笑いが聞こえるようだった。空間を捻じ曲げ、バチバチと稲妻を放出するエネルギーの奔流が石舞台に降り立ったシン達に向かう。 「ミーアっ! 防御魔法っ!」 「間に合わないっ」  ラクスもキラも一斉にシードを集め魔法を放つが、目前に迫った攻撃に時間の流れを見る。シンは押し迫る圧縮された空気に潜む牙を睨み、剣を構えたが踏み出す時間はなかった。  やられる!  これが死の影なのだと気づく間もなく、視界が黒く染まる。今まで感じていた衝撃や、叩きつける風が自分を避けていく。この場から取り残されたように感じた。死ぬ瞬間には今まであったことを思い出すと言うけれど、シンは去っていく兄の背中を見つめていた。  黒いローブの切...
  • Princes on Ice 7
     アスランは腹の上で手を組んで、天井を見上げた。  プレスの前で問題発言をした後、コーチのイザークがさっさと行くぞと声を掛けにきた。これ以上、相手を刺激して欲しくないのだろうと険しい表情を見て気づく。 『貴様、何を考えている。牽制のつもりか?』 『そんなつもりはないけれど、まあ、そんな所』 『だとしたら失敗だな。お前の弟の方がダメージを食らっているぞ』  よろよろと出て行くように見えたシン。 『あちゃー』 『この考えなしがぁ!』  案の定、シンの部屋を訪れてみればなにやら一人沈んでいる様子。アスランは予想通りの結果に苦笑して天井のライトからシンへと再び視線を移した。 「お前、自分のスケート好きか?」  トンボが目玉を食らった顔でシンはポカンと口を開けていた。 「俺はスケートが好きだし、ジャンプばかり注目されるのが面白くな...
  • Men of Destiny 51
    打ち響く鼓動  透過パネルに映し出される宇宙を切り裂くレーザービームと爆発。 「あれは君の仕業かね」  正面のパネルには、メサイアを取り囲む地球軍の背後に迫る炎を上げる地球軍の要塞。  メサイアの中央指令所に動く人影の間に沈黙が起こる。それが答えだった。 「プラントにあった遺物を運び込んだのは貴方ですか、議長?」 「なるほど。要塞ごと、メサイアもろともSEEDの記録を消し去るつもりだね」 「俺のしたことは許されることじゃない。ですが、大人しく、殺られてやる程できた人間じゃないんです」  シンはアスランが消えた扉をライトセーバーでこじ開けて、左右も分からない通路を進んだ。動力が生きているおかげで通常重力が効いている。勘を頼りに壁を蹴り、床を蹴る。  気配を探るが捕まえることができない。  くそっ、どっちだ!?  通路は予備電源に切り替わって、赤い非常灯が点...
  • ×チョコゲーム 1
    『これ、おいしそうだったから』  堂々と渡したら、何か勘違いされそうだよな。 『アスランさん、甘いものが好きなんですよね。とびっきり甘そうなの選んでみました』  やっぱり、笑顔で言うもんだろうか。 『売り場すごいことになってました』  と言いつつ、自然に渡す。  渡すって、あのコンビニの中で・・・?  シンは朝、電車に揺られながら、懸命にシチュエーションを考えていた。性格には昨夜からである。歩く場所もないデパ地下でチョコレートを選んでいる時から、どうやって渡そうかと頭の中をいっぱいにしていた。  マユに手を引っ張られながらである。  どの価格帯がいいのか、一箱の数や包装、手提袋など、考えることは一杯あるわよと凄まれて、デパチカを埋め尽くす女性達のたくましさを垣間見た。  やっとのことで見つけたチョコレートは、フルーツのジェルが...
  • 管理人の日記/2009年03月17日/二度あることは・・・
    #blognavi  あまりうれしくないですが、立て続けに香典の準備をしました。お通夜や告別式に出席する人は全ての予定がキャンセルになってしまうので大変だな。  まだまだ考え中。  そもそも、宇宙とか言ってる時点でだめなのかも。  宇宙じゃなくて「コスモスフィア」暗黒物質じゃなくて「マハ」宇宙船じゃなくて・・・。かといってSF的エッセンスが感じられないのもやだしねえ。  なにしろ動機も考えないと。  ど田舎の惑星から中央星都を目指すんだよ、輸送船を喫茶店に改造して行くんだよ、何しにいくんだよ? はあ~。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2009年03月17日 20 27 47 #blognavi
  • 西方はどっちだ 2
    「アスランさん、こんにちわー!」 「こんにちわー。お節持って来ましたよーっ」  新年を迎える準備をしていると、いきなり高い声が響いた。檜の樽を転がしていたイザークが顔を向けた先に二人の少女が立っていた。手にしているのはタッパーだろうか、中身が零れないように両手で抱えている。イザークが何か言おうとした所で、奥からドタバタとアスランが出てきた。 「ルナマリアに、メイリン!」 「今年も張り切りました!」 「毎年すまないな」  苦笑して受け取る奴が、二人にありがとうとお礼を言っている。そして、視線が三対向けられる。 「あのー・・・」  やや背の低い方が小さな声で言いかける。知らん振りもできないから、手を止めて向き直ると、姉だろう背の高い方が間髪言わずに台詞を繋げた。 「誰ですか、男? 女?! わー、すごい銀髪。アスランさんの知り合いですか?」 「誰だと思う?」  ...
  • 管理人の日記/2006年02月15日/ツッコミこそ我が人生
    #blognavi  愛と青春の突っ込み 「僕達はまた話せる」  月で別れてからの二人は、いつもすれ違い、最終的には銃を向け合ってきた。前大戦の時も今も、自分の意見を押し付けるばかり。  物別れに終わった夕日の中での話し合いを指しているのか、クレタでのセイバー撃墜の事を言っているのだろうか。アスランがつらそうにキラを見て、視線を逸らした。 「話せるって・・・お前がいつ俺と話そうとしたんだ」 「どうして、君は・・・」  キラが悲しそうに眉を寄せる。 「お前のやっていることは、全て破壊じゃないか」  辛辣な一言にキラが瞳を揺らした。  アスランの言っていることが信じられない、分からない、と。ここまで傷ついても、まだ彼には分からないのだ。キラがどこか憐れみを浮かべたまなざしをアスランに向ける。 「また話し合おうって言うの...
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