「孤独者達の宴」
かつて無敗と謳われたパーティーがあった。
生まれも、役職も、年齢も、性別もバラバラなパーティー。
ただひとつ共通点を挙げるとするならば、彼らは『はみ出し者』であるということ。
ある者は防御という言葉を知らない無垢なる狂戦士
ある者は求められ嘲られそれでもなお居場所を求めた吟遊詩人
ある者は一人の少女を救うためひとつの村を犠牲にした守護戦士
ある者は意思に関係なく触れたもの全てを腐らせる女学生
ある者は妙計奇策の魔手と呼ばれた引きこもり
ある者は妹のためならば世界を捨てられる不滅のnameless
リーダーである守護戦士はパーティー結成の際、こんな言葉を残したそうだ。
『議論など必要ない。キミが望むのであれば私たちはキミを救おう。孤独者達で宴を始め、この世界に産声を上げよう。』
名前すら決められなかったパーティーを、未来の人々はこう呼ぶ
曰く、『孤独者達の宴(ロンリネス)』と。
最終更新:2023年04月10日 23:23