――ある酒好きの話より

ノベルニアにはいくつかの大陸があったようだ

そのうちの1つ、「イスキロ」の最西南端に住んでいた「プリミエル」と言う種族の作る酒がまぁ美味くってねぇ……

彼らは見た目は一般的な「ヒトガタ」よりはかなり小さかったらしいがものすごく手先が器用でな。

彼らは少数民族だから自分たちの分だけならそんなには要らない酒をたくさん作って売って、生活の糧にしていたんだよ。
お陰で俺たちは運が良ければ酒場でプリミエルの酒にありつけたんだけどよぉ……。
なんせ流通量が極端にすくないからな。

出来立てが一番美味いって話だから、俺は一度プリミエルたちの国に行ってみてぇなぁ……。
だけどあそこに行くには……あまりにもとおすぎるやなぁ……

――ある酒好きの話より

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最終更新:2023年04月12日 22:17