【黒雨の時代】
発掘した遺構や文献から歴史をまとめていると、明らかな空白があることがわかった。
その期間、およそ6000年近く。
この6000年という長い時に何が起きたのか。
対象地域は不明の長期的な豪雨がノベルニアを襲っていた。6000年というのは仮で置いた数字である。本来はこれより長いかもしれないし短いかもしれない。原因は諸説あるこれを、我々は「黒雨の時代」と呼ぶことにした。
黒雨の時代では、あまりの雨で土砂が崩れてその下に文献や記録が埋まり、また雨などで遺構が削れ、地上にできた川がさまざまなものを巻き込んで大海の底へ送ったと考えられている。これの発掘は、かなりの人員と手間が掛かるだろう。
黒雨の時代以前の歴史は各地にしかるべきところで保存されており、雨に流れず現代まで残ったものがあった。
奇跡的にこの時代を生き残った生き物もいる。
最終更新:2023年05月07日 20:27