in the air
僕たちの別れには 桜は似合いすぎて
笑いが止まらなくなるから 手を取って走り出そう
海の見える高台で 背中合わせに立って
卒業証書の紙吹雪に 見送られ歩き出そう
背中の温度が 遠く離れてく
振り向きたくなる衝動を抑えて
今はただ 前を向こう
飴色の大気が 君のもとまで繋がっているから
誰かのためじゃなく 君のためでもなく
自分のために頑張れるよ
かつて繋いでいた 手のひらは拳に変わったけれど
あの日の感触は 色褪せることもなく
紙吹雪の中に
背中に感じる君は 少しだけ震えていて
不安を紛らわせるように 指と指を絡ませた
君の顔を見ることは もうできないけれど
頬を濡らしながら無理矢理に 笑っているとわかるよ
背中の温度が 遠く離れてく
涙ならば後で流せばいいから
今はただ 前を向こう
空色の絵の具が キャンバスに世界を描き出すと
誰かのことじゃなく 自分のことじゃなく
君のことだけを思い出す
君と見た世界は どこまでも空のように透明で
あの日の感触を 今でも夢に見る
紙吹雪の中で
飴色の大気が 君のもとまで繋がっているから
誰かのためじゃなく 君のためでもなく
自分のために頑張れるよ
かつて繋いでいた 手のひらは拳に変わったけれど
あの日の感触は 色褪せることもなく
紙吹雪の中に
最終更新:2009年02月25日 02:37