蛍の光


蛍の光 窓の雪
書(ふみ)読む月日(つきひ) 重ねつゝ
何時しか年も すぎの戸(と)を
開けてぞ今朝(けさ)は 別れ行く

止まるも行くも 限りとて
互いに思う 千萬(ちよろづ)の
心の端を 一言に
幸(さき)くと許(ばか)り 歌うなり
最終更新:2009年05月16日 17:52