【トピック】
<2021/09/17 追記>
本ページの調査を行うこととなった <2020/06/01 追記> で報告している問題は、Windows のバージョンアップと共に発生しなくなりました。本ページの情報は過去の記録として残しておきますが、既に不要な情報となっています。
<2020/07/13 追記>
素の VcXsrv を使った場合でも、問題を解決できそうな方法を見つけました。次のページの追記を参照ください。
<2020/07/07 追記>
Xpra、X2Go、xrdp を試しましたが、xrdp が一番使えそうでした。xrdp は Multiple windows のモードでは動かないため、ウィンドウマネジャ(軽いウィンドウマネージャでは、openbox などがあるようです)のインストールが別途必要となりますが、それが問題なければ一番使えると判断しました。xrdp との組み合わせは、Xorg より Xvnc の方がキビキビ動くようです。また、Xvnc は vcn4server が正常に起動しなかったので、tigervnc-standalone-server をインストールしました。
<2020/06/14 追記>
Xpra で開いた Emacs ではカーソルの移動が多少ギクシャクします。また、いろいろ不都合も見受けられるため、一旦検証はストップしました。その後、X2Go を見つけてこちらの評価もしてみましたが、Windows と X とのクリップボード連携が機能しなくなるため、こちらも常用には至っていません。もうすこし、検討を続けたいと思います。
<2020/06/07 追記>
一つ下の追記2番目の検証項目については、次の関連する情報を見つけました。例え X が死んでも emacs デーモンが生きていれば良いのですが、gtk+ toolkit ビルド版の emacs ではそうはならないようです。 Lucid toolkit ビルド版では emacs デーモンが死なないことを確認しましたが、emacsclient も生き延びてしまうことや見栄えが古風になることなどもあり、採用を見送りしています。
なお、Xpra の検証は継続していますが、別な問題がいくつか見つかってきています。もう少し、色々検証を進めていきたいと思います。
<2020/06/06 追記>
Xpra が使えるかを評価するため、Emacs on VcXsrv で発生していた以下の問題が発生しないかを検証して行きます。(検証開始日は「追記」の日!)
- Emacs のウインドウが小さく表示される ⇒ Xpra では発生しないことを確認しました。X410 でも発生しないとの書き込みもあるようです。
- スリープから復帰後、Xの画面消える ⇒ Xpra-Launcher.exe でも同じ現象が発生しますが、回避策を見つけました。「WSL で Emacs を使うための設定」の <2020/07/12 追記> と <2020/07/14 追記> を確認ください。
- キーが勝手にリピートして入力される ⇒ 検証中でしたが、Xpra の利用をしないこととしたため、検証を中止しました。
- キーの入力が十数秒受け付けなくなる時がある ⇒ 検証中でしたが、Xpra の利用をしないこととしたため、検証を中止しました。
- カーソル移動が非常に遅い場合がある(遅くならない場合もあるが、原因が不明) ⇒ 原因が分かりました。「WSL で Emacs を使うための設定」の <2020/08/08 追記> を確認ください。
<2020/06/06 追記>
Xpra で Emacs を使う際に、文字の滲みやマルチディスプレイでのウィンドウの最大化に問題が発生しましたが、Xpra_Launcher のメニューから OpenGL のチエックを外したら、問題が発生しなくなりました。
<2020/06/04 追記>
Xpra のページはこちらです。
<2020/06/04 追記>
一つ下の追記の方法による Xpra を使った Emacs の起動に成功しました。Xpra の Windows クライアントをインストールしようとしてダウンロードしたところ、信頼のできないファイルとの警告が出て躊躇しましたが、次のリンクから WinSwitch をインストールすることで解決?しました。(WinSwitch に Xpra クライアントが含まれているようです。)
これで、VcXsrv の代わりに WSL 側にある X サーバで X クライアントを起動できるようになりました。WSL 上の X サーバは Windows 側の Xpra クライアントから接続して利用します。(VNC のような感じです。「screen for X11」としても知られているソフトウェアなそうです。)WSL2 によるサスペンド問題も解決できるのではないかと思います。VcXsrv に Emacs を表示させたときにウィンドウが小さく表示される問題も発生しないようです。後ほど、.bash_profile や wslemacs-start.exe コマンドの見直し等も含め、対応手順をまとめたいと思います。
<2020/06/01 追記>
WSL2 で Emacs を起動していると、PC をスリープして復活した後などに Emacs が利用できなくなっている件について、以下の関連すると思われる情報を見つけました。確認してみたいと思います。
最終更新:2021年09月17日 11:33