扶桑航空軍(20xx年)

扶桑皇国航空軍とは、大気圏内の防空から宇宙空間まで幅広い活動範囲を誇る空軍である。

概要

もともとは陸海軍で別個に運用していた航空部隊を効率的に運用するために設立された組織で、両軍にあった航空隊を一つの軍として纏め上げ編成された。
基本的に領空の警戒監視や防空・航空脅威の排除に重点が置かれた装備体系であるため、航空機や弾道ミサイル等に対する迎撃能力は高いレベルにある。しかしゲリラコマンドによる攻撃や弾道ミサイルに対する基地の抗堪性の低さも問題視されている。基地の数は約73。6基地に120基のパトリオットを配備している。

編成一覧
航空軍 複数の飛行団で編成される。 直轄部隊として対潜哨戒機や警戒機が配備されることも多い。
飛行団 基地ごとに編成される。海軍では空母ごとの編成。数種類の複数の戦隊が配属され、戦闘用の航空機で編成される。
戦隊 基本的に6個中隊48機で編成される。 ただし夜戦隊、偵察隊は2個中隊16機編成。
中隊 航空軍編成の基本で4個小隊。基本的に全機、同一機種で編成される。ただし爆撃機の場合、2個小隊程度。
小隊 1個小隊2機編成、航空軍の最低編成。



戦隊の番号基準

部隊番号
0~99番台 偵察機戦隊。 水上偵察機は含まれない。
100~199番台 戦闘機戦隊。 主に局地戦闘機で編成された部隊が該当する。
200~299番台 戦闘機隊。 こちらは制空戦闘機で編成された部隊で、旧海軍航空隊出身者で編成される。
300~399番台 戦闘機隊。 陸軍航空隊出身者で編成される、制空戦闘機部隊。
400~499番台 攻撃機隊。 地上基地配備の艦上攻撃機と、陸上攻撃機の配備部隊が該当。
500~599番台 爆撃機隊。 主に重爆撃機で編成された部隊。
600~699番台 夜戦隊。
700~799番台 対潜哨戒機隊。 
800~899番台 水上機隊。 水偵や大艇・水戦などが配備された部隊。
900~1000番台 輸送機など、雑役機で編成。




特徴




代表的エース部隊


  • 343飛行団
太平洋戦争終盤に制空任務専門として各部隊のエースパイロットをかき集めて編成された部隊。 戦闘機4個戦隊192機と1個偵察機戦隊24機からなる編成は今でも変わっておらず、その搭乗員の練度は全員が他国なら教官を務められるほどの強者揃いである。
北海道方面を守る第四航空軍の所属で、制空権確保のための切り札として千歳基地に配備されている。

  • 314戦隊
かつて陸軍航空隊のエース部隊であった飛行第一師団第一戦隊のパイロットが中心となって編成された部隊。 1個戦隊48機からなる。
同じく北海道方面の第四航空軍に配備されている。

  • 765戦隊
某プロダクションでアイドルとして活動を始めた某女性海軍士官の熱狂的ファンが中心となって作り上げた戦隊で、特別編成の6個小隊12機からなる。
特徴としては機体に各アイドルのバストアップ写真が大きく貼られ、個々のイメージに合った派手な装飾がなされる。その戦場にミスマッチなカラフルさ故に、「痛車」ならぬ「痛戦闘機」と呼ばれている。 そのため、航空観閲式のショーではメインイベントとして彼らによる曲芸飛行が定番となっている。
また採用機種も様々で、F-15EやF-22はともかく敵国ユーク系列のSu-33やSu-47といったどこからもってきたのかわからないような機体まであり、常に整備員を悩みの種となっている。
そして「彼女らに傷をつけるわけにはいかない」ということで練度も非常に高く、その実力は航空軍トップクラスの腕自慢がそろう343飛行団の中のさらにトップエースと呼ばれる人たちに匹敵するといわれている。
… あれ、エストバキアに以前似たような部隊があった気が、おっと誰か来たようだ。 こんな時間に誰だろう? うわおいちょなにするやめ(ry

部隊編成




  • 第一航空軍
主に関東から中部、近畿方面の防空を担当する部隊。
扶桑海側の警戒のほか、ユーク・中国機の東京急行に対する要撃なども行なう。 戦闘機4個戦隊、爆撃機2個戦隊を有している。


  • 第二航空軍
主に中国・四国方面の防空を担当している部隊。 



  • 第三航空軍
主に沖縄・南西諸島方面の防空を担当する部隊。 東シナ海・太平洋方面に対する要撃などを行なう。
最近になって嘉手納基地に343空が移動してきたりと、戦力増強が進んでいる。 戦闘機8個戦隊、攻撃機6個戦隊を擁している。 


  • 第四航空軍
北海道、北方方面の防空を担当する。 ユークとの脅威と真っ向から向かい合っているため、精鋭が数多く配置されている。
かつては扶桑航空軍最大級の航空部隊であったが、北海道戦争の終結に伴い部隊が移動したり削減されたりし。 現在は戦闘機6個戦隊、攻撃機4個戦隊となっている。


  • 第五航空軍
北扶桑地区の防衛を目的とした部隊。 津軽要塞の各飛行場に展開しており、戦闘機2個戦隊、攻撃機2個戦隊を擁している。


採用機種


第六世代機


  • 七五式艦上戦闘機"征風21型"

性能諸元
全長 17.1m
全幅 13.5m
重量 9.5t
速度 M2.5
機関銃 14式6砲身20㎜機銃
ミサイル 04式空対空誘導弾×4発

あらゆる状況においての制空戦闘を目的とした、扶桑航空軍の第六世代に相当する最新鋭艦上戦闘機。 電探透過機が戦闘機の主流となった現在において、両陣営共に敵機を捕捉できぬまま格闘戦距離まで接近するという状況が度々起こった為、巴戦に入った場合も相手を凌駕出来る様、機動性能を重視した機体設計となっている。
その代償として艦上機としては航続距離がやや短くなってしまったため、燃料搭載量の増加改良、及び発動機の燃費効率化を図って開発されたのが21型であり、現在ではこちらが扶桑機動部隊の主力艦戦となっている。


  • ASF-X"震電II"

性能諸元
全長 19.5m
全幅 14m
速度 M1.6
機関銃 14式6砲身20㎜機銃
ミサイル 04式空対空誘導弾×4発
対戦車ミサイル AGM-114 ヘルファイアx2
空対艦ミサイル 16式空対艦ミサイルx1、または93式空対艦ミサイル×2
レーザー誘導爆弾 KAB-500KRx2
無誘導爆弾 GBU-31JDAM×2

ASF-Xは、扶桑航空軍が「Advanced Support Fighter-X」として開発した支援戦闘機である。 扶桑の特殊な運用環境に適応したマルチロール機であり、領海に侵入した敵艦艇への対艦攻撃や上陸戦力の迎撃、山岳部での防衛戦に於ける近接航空支援といった多彩な任務を想定。地上基地や護衛空母での運用性向上のため、STOVL(短距離離陸垂直着陸)能力を有するなど、状況に応じた様々な運用を可能としている。

  • 73式艦上攻撃機"神山"

諸元性能
全長 16.8m
全幅 17.2m
全高 4.1m
最高速度 M1.5
航続距離 2,000~3,000km
固定武装 16式6砲身30㎜機銃×1
空対空ミサイル 04式空対空誘導弾×2
空対艦ミサイル 16式空対艦ミサイル、もしくは93式空対艦ミサイル×4
空対地ミサイル AGM-84 SLAM×2
誘導爆弾 14式誘導爆弾×2

低空での性能と多少の被弾にも耐えられる防弾性を重視した近接支援攻撃機。 低空低速での安定性が良好なので敵の車両や陸上部隊などの各個精密攻撃において高い能力を発揮する。
現在は汎用攻撃の21型甲と戦域観測の21型乙があり、これらを同時に使用することにより敵味方入り乱れた陸戦地域においても確実な支援攻撃が可能となっている。ただ、その機体特性から、制空権が確保されてない空域での使用は困難で、艦上機として開発されたにもかかわらず、搭載量に余裕のある<鳳翔>級に少数が配備されているだけで、多くは陸上配備になっている。


  • 73式戦闘機"瑞電22型"


諸元性能
全長 19.5m
全幅 14.7m
全高 5.9m
最高速度 M3.0
航続距離 1800km
固定武装 16式6砲身30㎜機銃×2
中距離空対空ミサイル 99式空対空誘導弾×4
短距離空対空ミサイル 90式空対空誘導弾×4
空対艦ミサイル 16式空対艦誘導弾×2

邀撃制空を目的とした航空軍の新鋭局地戦闘機。 高出力発動機を双発で搭載し、上昇力、加速性に優れている。
当初は長距離誘導弾も搭載されていたものの、高機動ステルス機が登場しつつある現代において長射程誘導弾はさほど戦果は期待できないという理由から現在はもっぱら中距離弾と短距離弾のみが搭載されている。 近距離格闘戦に陥った場合を想定して前翼の追加、戦闘端翼の拡大などの各所改良を行い、機動性能強化を図ったのが22型で、20xx年現在ではほぼすべてが22型になっている。
ちなみに対艦誘導弾の搭載も可能で、対艦番長としての働きも期待されている。


  • 70式重爆飛鳥


諸元性能
全長 44.50m
全幅 42.10m
全高 10.2m
通常離陸重量 214,000kg
最高速度 M1.2
航続距離 9.600km
ミサイル AGM-154 JSOW×14
16式空対艦誘導弾×8発
爆弾 14式誘導爆弾×24
Mk 82 凡用爆弾×20
GBU-31JDAM×24

航空軍の開発した主力重爆撃機で、「飛鳥に往けぬ空は無し」と謳われた名機である。 長大な航続距離と莫大な搭載量に加え高高度での超音速飛行や低空侵攻能力、さらに分散配備により中規模の滑走路でも運用できるように離陸距離の短縮という要求仕様に対応するため、可変後退翼を採用している。後退角の変更は手動で行われるが、前部と尾部の燃料タンク間で燃料を移送し、重心位置を補正するシステムが装備されている。
またECM、ドップラー・レーダー、地形追随レーダー、赤外線監視装置など多彩な電子機器を搭載しており、幅広い任務をこなすことができる。


第五世代機


  • F-35AFライトニングⅡ

諸元性能
全長 15.7m
全幅 10.67m
全高 4.6m
最高速度 M1.7
航続距離 1500km
固定武装 16式6砲身30㎜機銃×2
中距離空対空ミサイル 99式空対空誘導弾×4
AIM-120 AMRAAM
短距離空対空ミサイル 90式空対空誘導弾×4
04式空対空誘導弾
空対艦ミサイル 16式空対艦誘導弾×2
爆弾 JDAM 500lb誘導爆弾
91式爆弾用誘導装置 (GCS-1)装備型Mk.82 500lb誘導爆

F-4EF、F-15Fの後継として採用、ライセンス生産が決まったオーシア連邦の新鋭戦闘機。 
第六世代機である征風とともに、航空軍戦隊の主力戦闘機として活躍が期待されている。

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最終更新:2020年07月06日 00:49