アットウィキロゴ

「メアド02」

 またもヘリコプターの飛行音が空を駆け抜ける。 @
 だが、今回は先程とはなにか様子がおかしい。助手席に座る隊長が何かを喚いている。 @
ほかの隊員たちもそれに気づいたらしく、運転席と荷台の仕切り越しに漏れる声に耳を傾けている。 @
 突然、爆発音がトラックの前の方で炸裂する。ほろに遮られ、音がくぐもっているが、前方から @
聞こえたということは確かだった。その音に続いて、土木工事で石を切削するような音が聞こえた。 @




 突然車体が左へ揺さぶられ、体が右側へと投げ出される。 @
 咄嗟に荷台の柵を掴み、体を左へとひねり、さっきまで喋っていた大月の上に @
体を被せるようにする。なぜそんなことをしたのかは分からなかったが、自然に @
体が動いた。 @
 左へと曲がっていたと思っていた車体が、今度は右へと急旋回しを始める。 @
右座席に座っていた隊員がこちらに投げ出され、背中に当たり、背中を鈍痛が駆け抜ける。 @
バウンドしてその隊員は背中でバウンドをすると、車体後部から飛び出していった。 @
 トラックが完全に横転し、横に回転を始めると、荷台では武器のコンテナや人、などが @
跳ね回り、まるでミキサーのような状態になっていた。 @
 一回転して、タイヤが地面を捉えたところで、ようやくトラックの動きが止まる。@
最終更新:2010年12月26日 04:27
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。