●世界観
(I)アドベントについて
"ドン"と呼ばれる初老の男性が束ねる魔境探索集団です。
発足しておよそ10~15年程度になります。
コートヴェルズの一角に拠点を構え、出現した、或いは依頼された
魔境を探索・浄化しており、報酬及び魔境内の貴重な道具を主な収入源にしています。

主にコートヴェルズ内の魔境を浄化していますが、
依頼があれば海峡を越えてブレトランド小大陸等に赴くこともあります。

大陸にて社会的地位を何らかの策謀で落とされ行き場を失った者、戦争孤児となった者、
戦乱に嫌気が差した者、行き場のない投影体などなど、経緯はどうあれ、
社会的に孤立し、行き場のなくなった者で大部分が構成されています。

"来るものは拒まず、去るものは追わず"が方針。
戦いの才がある者は探索者として迎え入れ、そうでない者は
農業者として、鍛冶屋として、医者として・・・・・・
と、結果的に一つの小規模な国の姿を呈しています。

メンバーはドンに恩があるものが大半を占めており、士気や結束力は非常に高いものとなっています。

また、自分の食い扶持は自分で稼ぐこととなっており、
魔境探索をはじめ、何らかの形でメンバーは仕事に従事しています。

しかし厳密には国ではないため、ドンは爵位を持ちません。
仮にアドベントが大陸の乱世に参入すれば、大公の爵位が与えられることは確実視されており
全世界のパワーバランスを根底から覆すことも可能です。

(II)PCがアドベントに参加する理由について
以前からアドベントのメンバーであった体でもいいですし、セッション開始時に新規参入する形でも大丈夫です。
或いは、その一回限りの協力者という形も可能です。

基本的にPLの考えた設定をできる限り尊重したいので、迷ったら相談してみてください。
NPCは何らかの理由で社会的に孤立した者達が大部分を占めていますが、
これは必ずしも守ってキャラ設定する必要はありません。

(III)アドベント内における仕事・日常生活
戦闘の才を認められ、魔境探索員として迎え入れられた者は
"探索組"と呼ばれ、いくつかのグループに分けられ共同生活をしています。

特に戦闘・探索に優れる者は第一師団~第五師団のいずれかに配属されます。
能力・規模・士気等を総合的に考慮し、順位付けられています。
上記の五師団はアドベントの人々にとって精神的支柱となっており、所属していること自体が高いステータスです。

PCは第四師団所属となります。
また、各師団の代表を"(師団位)+柱"と呼びます。
例えば第三師団の代表は三柱となります。

私闘や"聖印奪い"は禁忌。

(IV)ドンについて
かつては"万人斬り""鬼神""災厄の化身"など、数々の異名を持つ某国の戦士でした。
全盛期はその身一つで万の軍勢を滅ぼしたとも言われています。

戦乱が続く世の中と、自分を引き入れようとする勢力同士の争いに失望し国を去り、
流れ着いた先がコートヴェルズでした。

己が力の本懐は混沌を滅することにあるとし、この地でアドベントを立ち上げ今に至ります。

恐ろしげな異名とは裏腹に、厳しくも優しさを持った人物。

(V)魔法師協会との関係
魔境を探索する集団でありあがら、国の様な姿を取るアドベントは
魔法師協会からはあまりいい目で見られてはいません。

協会としては国として独立してもらい、
アドベントを国として管理下におきたいと考えていますが、
国として独立してしまうと、大なり小なり乱世に巻き込まれる可能性があるため、
ドンは頑なに"集団"という在り方を重視します。

全盛期ではないにしろ、ドンを敵に回す武力による制圧が如何に無謀な行為かは
協会も重々承知しているので、

監視役のメイジを数名派遣し、アドベント内を監視させる見返りに、
アーティファクトを与える双方の妥協案で現在成り立っています。

(VI)ブレトランド、他諸外国との関係
度重なる戦乱に失望した者や戦争で主を失った家族、小国等がアドベントに流れ始めており、
アドベントは自国の戦力や労働力を奪いかねない存在と言えます。

しかしながら、ドンを敵に回すことの無謀さはブレトランドの人間、惹いてはその後ろにいる
同盟や連合も承知しており、自国の魔境を消してくれる死んでも構わない都合のいい集団として、存在を黙認しています。

言い換えると、アドベントはドンという名前に護られており、
ドンの死亡と共に存在が瓦解する危険性を孕んでいます。

(VII)クリフォード市との関係
クリフォードの民がアドベント(ドン)に持っている印象は両極端です。
強大な戦力として歓迎するもの、大きな戦力を持ちながら龍の巣攻略に踏み切らないことに業を煮やすもの。
特に後者は巨大な新勢力に対する妬みの感情も含まれています。
男爵マーセルはアドベントに対しての見解を黙しています。

(VIII)キスタリア村との関係
キスタリア村の多くの民はドンを新たな君主として迎え入れることを望んでいます。
しかしながら、ドンは集団というあり方を頑なに貫くため、キスタリア村からアドベントに移るものもいます。

(IX)ベイガ市との関係
基本的にお互いに干渉することはほぼありません。
強いていうならば、ベイガ市はアドベントよりも先に龍王を討たんと勇んでいるくらいです。

(X)イゼルガイアとの関係
ドンとイゼルガイアは2度だけ接触したことがあると言われていますが、真相は定かではありません。