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本日付けでセレナ・リーが第四師団に着任した。彼女には健康管理担当メイジとして腕を振るってもらいたい。
当初の予定通り、第四師団での通常業務は店主が指導していくことになる。
慣れてきたら、イカズチやカリンの補佐もやってもらおう。アカデミー分校からも仕事の依頼があるので、そちらも考慮しなければ。

セレナと店主の関係は、おおむね良好だ。奴も「先輩」と呼ばれて悪い気はしないのだろう。そっけなく見えるが、店主はあれで目下の者に対する面倒見が良い。でも目線は合わせてやれ。ただ、胸元を凝視しないところは評価してやりたい。俺がアドベントに流れ着いたころと比べれば、かなりの進歩だ。遊び甲斐がある。
先日、こっそり買った赤ワインがある。労いの意味も込めて、今度店主と二人で開けることにしよう。

今日探索した魔境では、セレナの恩人であるアーネストの胸を借りることになった。お節介焼きの年寄りだが、嫌いではない。お陰で俺自身が目指すものも定まった。
ただ、少々無茶が過ぎたみたいだ。実を言うと、今は左目がほぼ全く見えない上に鈍痛がする。右手も麻痺を通り越して激痛が走っている。使い物にならないので、今日の日記は左手で書いている。

戦線離脱も考えたが、聖印を展開している間は視力と右腕の感覚が元に戻るので戦闘行動には問題ないと思われる。
流石に普段からこのザマではおちおち外も歩けない。アドベント内と言えど危険は常にある。明日からは常に誰かを護衛に連れて行くことにする。

明日はシャル婆にクルミのクッキーを持っていかなければ。鳳翔に焼いてもらうとするか。
思い返せば、鳳翔がまともに休んでいる姿をほとんど見ていない気がする。パンドラとの戦いは今後も激化するだろう。
その前に、まとまった休みを取らせてやりたい。イカズチの料理もだいぶ鳳翔の味に近づいてきた。ロアとメアリのレパートリーも増えている。家事は奴らと交代でさせるのも良いかもしれないな。

片目が見えないのは日常生活に支障をきたす。眼鏡を作ってもらうのも良いかもしれない。明日にでも店主に相談する。
最終更新:2016年06月14日 01:04