はじめに
我が灘校ワンダーフォーゲル部(NWVK)では毎年3回の合宿を行っている。
計画段階から部員主体で決めていく我が部の伝統は、様々な知識や経験があってこそ成り立ってゆくのである。
しかし知識や経験は、自ら積極的に吸収しようとしなければ得られないものでもある。
我がワンダーフォーゲル部は昭和35年(1960)年創部の、全国的にみても歴史あるワンゲル部である。
幾度か存亡の危機があったが、先輩方の努力により今日に至っている。
この歴史あるワンゲル部をよりいっそう発展させるために、我々も努力せねばなるまい。
数多くの山の入門書が売られているが、なかなか我々中高生に合ったものはない。
先輩からの伝承はすばらしい参考書であるが、先輩・後輩両者の努力なしにはなかなか伝わりにくくなっている。
そのため私は個人的に、我が部に合った参考書「山歩」(さんぽと読む)を作ろうとしたが、
市販の入門書のまねをしようとしたため、あまりにも膨大になり、完成できなかった。
そこでOBとなった現在、改めて山行の要点を「
山歩のツボ」にまとめようと思う。
箇条書きにしていろいろ詰め込んだため、項目別に整理してはいるが、情報が散らばっている。
たとえば雨については、非常時のツボ・天気のツボ・装備のツボの中にそれぞれ情報がある。
ぜひ一通り読んでみてほしい。
夏山を主要対象に今までの私の経験・知識、市販の入門書や山岳雑誌の記事をまとめてみた。
ただあくまで要点なので説明不足の点が多々あるが、各自で考えたり先輩に尋ねたり体験したりして、
より一層知識・経験を深めてほしい。
最終更新:2011年05月04日 19:37