引用元:【火火火】
松実宥プロふぁんすれっどpart108【ふぅ】
1 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
寒がりかわいい松実宥プロを応援するスレッドです
スネーク、凸撃、放火はNG
次スレは>>980がお願いします
2 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ヒャッハー!燃やせ燃やせー!
3 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
新スレだ!ここに火山を立てよう!
4 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロにアツアツのお汁粉を食べさせたい
5 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロに鍋焼きうどんを食べさせたい
6 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
乙!
松実プロは実は変温動物かなんかなの?
7 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
鍋焼きうどんは猫舌の天敵って店に来た兄ちゃんがいってた
8 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロを冷凍庫に連れ込みたい(ゲス顔)
9 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロに水着の撮影をやってほしい
10 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
厚着だからいいんだろテメエ
11 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kyotarosu
実際おもちスゴイ
12 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロが炬燵に入ってるCMかわいい
13 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
マフラーのCMもかわいい。彼女に買ったよ
14 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロ、今度は入浴剤のCMに……(ゲス顔)
15 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
かき氷のCMとかどうっすかね?(提案)
16 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
魔法少女SSSSさんとガソリンのCMを是非ともコンビで
17 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
冷水かけたい
18 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
クーラーのCMとかどうですかね?(ゲス顔)
19 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
このぐう畜ども
20 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
冗談でもやめるのです!
21 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
流石に実在の人物に対しては駄目だろ
22 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
通報しました
23 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ここまで平常運転
30 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
全盛期の松実プロ伝説
・平熱42℃は当たり前、48℃も
・熱中症患者を多発させる
・松実宥にとって太陽は暖房のなりそこない
・一回の和了で地球温度が3℃上昇する
・指を振ったら火炎放射
・会場に立つだけで全観客が泣いて謝った、脱水症状を起こす選手も
・あまりに熱すぎるから40℃でも冷房扱い
・その温度も急上昇させる
・空間を一睨みしただけで温度計が爆発する
・寒気の無い日でも20℃上昇
・マッチを使わずに手で火を放つことも
・人体発火減少なんてザラ、2回することも
・無酸素状態で火をはなった
・グッとガッツポーズしただけで南極の氷が溶けた
・溜め息でハリケーンが起きたことは有名
・地球温暖化が始まったきっかけは松実プロの誕生
・ボウリングの球を楽々溶かしていた
・自分の炎で寒がってガソリンを巻くというファンサービス
31 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロを放火魔として扱うのはNG
32 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
一度会った事あるけど、本当に厚着だった
あと、凄いいい人だった。応援してるって言ったらスゲー喜んでくれた
33 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
うらやま死刑
34 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
その後熱中症で入院したんだろうから許してやれよ
35 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
実家が旅館なんだっけ
36 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
確かそう
37 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
妹さんが後をついで、自分は外で出稼ぎなんだろ?
色々地元に観光客誘致しようとしてるし、ホンマぐう聖やで
38 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
そういえば、クーラーの設定温度呼びかけのCMもあったな
39 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
顔面真っ青で死にそうだったw
40 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロに悪いので、あれから打ち水と風鈴と団扇で夏を過ごしてます
41 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
でもむしろ松実プロ的には地球温暖化してくれた方が嬉しいよね
42 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
自分の幸福より、皆の幸せを願ってるんだろ?
マジ松実プロぐう聖
43 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
あ~^^冷凍庫に放り込みたいんじゃ~
44 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やめロッテ!
45 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実プロの混一色率は異常
52 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kyotarosu
松実プロの実家って知らないで泊まりに行ったけど、いいとこだったな
53 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
会えた?
54 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
妹さんどうだった?
55 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
地球の100倍の温度って聞いたんですがそれは……
56 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
飯どうだった?おいしかった?
57 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
ご飯どう?
58 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
うらやま死刑。火刑にしろ
59 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
喜べ、お前に薪となる名誉をやろう
60 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
聖地巡礼したんやな。ちゃんと金は落としたか?
61 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SBRSBRKH
過度に騒いで、迷惑とかかけていませんよね?
62 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kyotarosu
>>53 会えた
>>54 フレンドリーな人だった。意気投合した
>>55 100倍じゃねーよ、1000倍だよ
>>56 >>57 おいしかった
>>60 常識の範囲内で
>>61 公式戦とかで疲れてるだろうから、静かにしてました
63 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
サイン貰ったー?
64 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
握手して貰った?
65 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
話す時間はあった?
66 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kyotarosu
プロ生活で疲れてるだろうから、その辺はやってない
軽く雑談はした
67 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
52はファンの鏡だな
◇ ◆ ◇
京太郎「……疲れたなぁ」
京太郎「たまには、こうして人が来ないところでゆっくりしたいぜ」
吉野。
桜の季節なら、さぞかし賑わいを見せるだろうが……今は閑散としている。
トランク片手に、ちょっとしたオフ。浪漫溢れてるね。
日常生活で溜まったストレスを、浄化しようという試みである。
京太郎「公式戦に、番組に、講演会に、握手会に……」
京太郎「「ぬわああああああん疲れたもおおおおおん」
京太郎「働かせすぎて、俺をミンチにする気かよ……バターになるってコレ」
サングラスに帽子。
これで、まあ、旅先での余計なトラブルは防止できる。
なんて、リアルで顔を合わせたら「オーラがない」とか「思ったより影が薄くて気付かなかった」とか言われるから大丈夫なんですけどね。
メゲるわ。
京太郎「……で」
京太郎「ノープランで来たけど、どっか宿開いてるよな?」
会社に行こうとしてて、「あーこのまま海が見たい」とトンズラするぐらい突発的な小旅行だ。
ちなみにそれをやった人は、通勤電車が山手線という事を忘れてぐるぐる彷徨っていたらしい。
閑話休題。
旅館になりそうな場所が、見当たらない。
奈良県はホテルが日本一少ないと聞いたが、どうやら宿泊施設が全般的に少ないのだろうか。
京太郎「ま、見つかるだろ」
・
・
・
京太郎(あ――目の前が白い)
京太郎(ああ……大きな星が点いたり消えたりしている)
京太郎(ハハ、大きい……彗星かな?)
京太郎(違う、違うな……)
京太郎(彗星はもっと、バアーッて動くもんな……)
京太郎(暑っ苦しいな……ここ)
京太郎(出られないのか?)
京太郎(お~い、出してくれよぉ~! なぁ?)
などと、手を伸ばしてみる。
代わりに……頬っぺたに、ぺチリと冷たい感触がきた。
何かな、と思ってみる。アクエリアスとコーラである。
どうせなら、ドクペが望ましいのだが……あれって東京近郊にしかおいてないんよね。
京太郎「えーっと、俺……」
玄「大丈夫ですか!? 返事、できますか!?」
京太郎「……ああ、一応」
玄「しっかりして! 今、救急車呼ぶから――」
京太郎「……救急車?」
京太郎(この体勢……俺、倒れたのか)
歩道の縁石に、足を乗せられている。
どうやら自分は、こんな道端で横になっていたらしい。
流石に道路で寝る趣味はない。という事はつまり、倒れたのである。
京太郎「救急車とか……大丈夫ですよ」
玄「でも……!」
京太郎「いや、本当にお願いします……そういう、警察とか救急とかの世話にはなりたくないんです」
須賀プロ、熱中症で倒れるとか報道されるのは勘弁だ。
どうせ「文字通り焼き鳥wwww」とか「ハンバーグ」とか「ミンチよりひでぇ」とか、ネットをにぎわせる事になるのだから。
玄(警察とか呼ばれたくないって……ワケありなのかな?)
玄(どことなく、ホストみたいな人だし……それに)
玄(サングラスとトランクって、如何にも逃げてる人みたい……)
目の前の男の様子。
ありありと、他人の目を気にしている格好なのだ。
何とか変装しようとしている風にも、見える。
京太郎「あー……その、すみません」
京太郎「できれば、この事は他の人に言わないでもらえたら……」
京太郎(特徴から須賀プロってバレたら大変だぜ)
玄「ええっ!?」
玄(これはやっぱり……逃げてる最中なのかな……?)
吉野は確かに観光地だが、栄えているとは言い難い。
電車だって一時間に数本のレベルである。10分以内に来るなんて信じられない。
片田舎。サングラス。口止め。
これが意味するところは、実にシンプルである――。
京太郎「それじゃあ……」
と、男が立ち上がろうとする。
気付いたら、その袖を掴み止めていた。
理由は単純。ぶっ倒れた人間が急に立ち上がるとか、本当に危ないからだ。
そのあたりの注意は、呼びかけられている。
玄「待って!」
京太郎「えっ……いや……」
玄「せめて、水分補給ぐらいはしていこうよ? ね?」
京太郎「はぁ……。確かに、そうですね」
あとは。
何かワケありの人間を、放っておけないと思ったから。
この男性――放っておけば消えそうなぐらい、背中が煤けているのだ。
流石に目に見えた危険に飛び込むほど
松実玄は無警戒ではないが……。
それでも、放っておいたら危険そうな人間を見捨てるほど、薄情ではなかった。
京太郎「……」
玄「……」
京太郎「……飲みます?」
玄「あっ、わ、私は別にいいよ!」
京太郎「あっ、はい」
玄「……」
京太郎「……」
しばしの沈黙。
京太郎は、目の前の女性に迷惑をかけてしまったという申し訳なさから。
玄は、呼び止めたけど危ない人だったらどうしようという警戒や、聞かない方がいいのかなという遠慮から。
それぞれ、無言であった。
周囲は蝉の声。
スポーツドリンクを流し込む京太郎の喉と、やり場のない玄の視線だけが、動く。
京太郎「えっと……」
京太郎「その、すみません……色々と迷惑をかけちゃったみたいで」
玄「べ、別にそんな事はないよ!」
玄「人として、普通の事をしたっていうか……その……」
なにこの天使。
これだけで、だいぶ日常の疲れが癒される気がする。
ビバ・トリップ!
ちなみにビバはイタリア語で、トリップは英語だ。尚パチュリーはタミル語で、ノーレッジは英語である。
閑話休題。
玄「それに……折角こうして、ここに来てもらったんだから」
玄「嫌な思いとかしないで、ここの事を気に入って欲しいなって……」
敢えてもう一度言おう。
何この天使。
それから、また沈黙。
所在なさげに動く玄の視線に、京太郎は察した。
会話をしてくれるのに、向こうから一切話を切り出してこないのは、警戒しているからであろう。
つまりは、京太郎から話を出せばいい。
そうすれば、相手は『どこまでがオッケーライン』というのが分かるのである。
京太郎「その……実は」
京太郎「ここには……俺、旅行で来てて」
玄「旅行……?」
京太郎「まあ、なんていうか……ある意味、傷心旅行的な」
ミンチとか。焼き鳥とか。ミンチとか。ホモとか。ホモとか。
傷心といえば、傷心である。
会社勤めの夏休みにはチと早いから、こう言っておくのがちょうどいいだろう。
玄(あうぅぅぅ……どうしよう、おねーちゃん)
玄(言いづらそうな事、言わせちゃった……)
京太郎「で、まあそこらへんはどうでもいいんですけど……」
玄(いいんだ!? そんなに忘れたい思い出なの!?)
京太郎「なんていうか……こう、特に当てもなくて」
京太郎「今日泊まる場所どうしようかなーってフラフラしてたら、倒れちゃいました」
京太郎「いやホント、申し訳ない」
玄(――)
傷心旅行。人目を避ける。警察に行きたくない。救急も駄目。
フラフラしてる。特に当てもない計画。煤けた背中。
これが意味する事は――つまり。
玄「それなら、いいところを知ってます!」
玄「よかったら、是非! 今からでも是非!」
京太郎「あっ、はぁ……」
地元で自殺されるとか、たまったものではない。
それにこうして関わってしまったのである。
一度言葉を交わしておいて、なんとなくの雰囲気を察しておいて、見逃すと言うのはよろしくない。
生きているのに……自分から死を選ぶなんて、駄目だ。悲しすぎる。
残された人たちはどうなるのだろう。自分のように、少し関わっただけだとしても。
そんな――ある種の義務感めいたお節介で、松実玄は、
須賀京太郎を連れていく事に決めた。
◇ ◆ ◇
玄「お待たせしました! ここです」
京太郎「お邪魔しまーす……でいいのか?」
宥「……あ、玄ちゃん」
宥「……。えっと、お客さん?」
京太郎「あ、はい」
マスクとマフラー。
それに、夏なのに厚着。
何よりも、その厚着の下に眠るたわわな果実は――。
京太郎「……松実プロ?」
宥「えっ……あ、はい」
玄「あれ? おねーちゃんのファンでした?」
京太郎「いや、ファンというか……」
宥「……あ」
京太郎「どうも、その節は」
ある番組で共演した事があるから、覚えている。
推理サスペンスである。
体に、様々な動物の入れ墨を持つ人間が特殊能力を使って――というタイプの。
サスペンスではあるが、どこらへんに推理があったのか、疑問である……。
まあ、京太郎はリオックだった。
宥「久しぶりだねぇ……」
京太郎「俺が(ドラマの役で)死にかけて以来ですよね?」
宥「血(ノリ)がいっぱいで、ビックリしちゃった……」
京太郎「正直、大変でした……色々グチャグチャになって」
京太郎「刺されたとき、ドバっと吹き出して……スゲー驚きましたよ」
宥「あのあと、足は洗えた……?」
京太郎「色々面倒でしたけど……何とか一応」
京太郎(服だけだと思ったら、足までビッチョリだもんな)
京太郎(その後予定詰まってるからシーン進めるって言うし……ハードだった)
玄(えええええええええええええ!?)
玄(おねーちゃんと知り合いだった……じゃなくて、この人死にかけてたの!?)
玄(麻雀プロだとやっぱり、そういう人と知り合いになるの!?)
玄(足を洗ったって……だから今、こうして逃げてるの……?)
玄(おねーちゃんが、遠い世界にいっちゃったよ……)
・
・
・
玄「ま、麻雀プロだったなんて……ごめんなさい!」
京太郎「いや、別にいーっすよ。あんまり強くないですし……」
結局その後、誤解は解けた。
どうやらこの松実玄、京太郎がヤクザものだと思っていたらしい。
確かにまあ、最近は疲れで隈も出来てる(番組中はメイクで誤魔化す)。
勝負事、常に麻雀の事を考えているので目がギラついているというのもある。
だからった、ヤクザと思われるかと言ったら……ショックである。
京太郎「それにしても、まさかヤクザだと思われてるなんて……」
玄「ごめんなさい! ごめんなさい!」
京太郎「いや、いいんですって」
京太郎「最近、そーいう映画が流行ってましたからね……見ました?」
玄「はい! 主演さんのおもちが実によかったです!」
京太郎「おもち……?」
宥「玄ちゃん……」
わきわきと、玄がジェスチャーを行う。
ああ、なるほどと合点が行った。確かにあれはよかった。
京太郎の目をもってしても、かなりのものであった。見てるときは正直そっちに目が行った。
これが男同士であるなら、その話で盛り上がりたいところだ。
だが、女性である。松実プロもいる。
流石にそんな場所で、平然と言えるほど京太郎は無神経ではない。セクハラこわい。
玄(……!)
玄(この反応……隠そうとしてるけど、私にはわかる)
玄(須賀プロも……私と同じ側……!)
玄「そ、それじゃあお部屋にご案内しますね?」
宥「……一人で大丈夫?」
玄「おまかせあれ!」
この後。
興奮故かおもち談義をしようとする玄と、流石の羞恥心で拒否する京太郎。
メアドが交換されたり、うっかり口を滑らせて玄を照れさせたり……。
そんな事があったとかなかったとか……。
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【松実玄の好感度が上昇しました】
【松実宥の好感度が上昇しました】
【二人はドラマで共演していました】
【松実玄とメールアドレスを交換しました】
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おまけ
玄「ふ~~~~~む」
宥「どうしたの、玄ちゃん……?」
玄「おねーちゃんと、須賀プロの出てたドラマを見てるんだけど……」
宥『あの……大きくて黒いの、私には無理だから』
宥『任せても、いい……?』
京太郎『うっす』
京太郎『二秒でミンチにしてやりますよ』
京太郎『背中は俺に任せといてくださいよ!』
宥『……ぁ』
宥『あああ、あ……』
宥『その、お腹……!』
京太郎『すみません……ドジりました』
京太郎『俺の事はいいから、犯人を追ってください……!』
宥『待ってて……! 今、私が助けるから……!』
宥『私はおねーちゃんだから、みんなを守らないと……!』
京太郎『……ごめんなさい』
京太郎『この傷じゃ、俺は助かりません……だから』
京太郎『俺の分まで、奴らを追い詰めてください……!』
玄「これ、推理サスペンス?」
宥「……どうなのかな」
宥「……あれ、他にも色々借りたの?」
玄「せっかくだから、須賀プロが出てる番組をチェックしておこうかな……って」
宥「そっかぁ……」
最終更新:2013年09月22日 17:02