416 ◆Hz4Oy6s2Nw [] 2011/11/29(火) 01:30:10.35 ID:pZk+jijY [被レス:1] Be:
時は21世紀。
地球上の文明は、様々な問題を抱えてはいる。
だが、とりあえずは存続して、人々を育んでいた。
しかし、この仮初めの平穏はある日突然終わりを告げる。
世界中の人々は突然、入れ替わりはじめたのである。
入れ替わり現象は日々発生し、社会を混迷に陥れた。
その結果、原因こそ不明なものの、入れ替わり現象について、調査と統計の結果、ある程度の法則性が発見された。
入れ替わり現象は、大きく分けて三つのパターンに分けられる。
一つ目は、周囲の人間と玉突き式に次々に入れ替わるパターン。
三つの中で一番最初に、日本のとある大学で確認された。
一つの講義室で講義を受けていた男女百人あまりが、集団入れ替わり現象を起こしたのだ。
このパターンの特徴としては、
・入れ替わり発生時には、周囲が光に包まれる
・入れ替わり後は、入れ替わる以前の記憶や能力に加え、それ以前にその体の持ち主が持っていた記憶や能力も手に入れる事ができる
・入れ替わりは必ず異性間で起こる
二つ目としては、一対一の入れ替わりパターンである。
アメリカでの女優と子供との入れ替わりが、このパターンの最初の確認例である。
が、恐らくそれ以前から発生していたと見て間違いない。
このパターンの特徴には、このような点がある。
・入れ替わりは常に一対一で発生する
・空間位置が遥か遠くの人間とも、突然入れ替わりが発生する。
・入れ替わり時には、入れ替わる人々が全身に痙攣のようなものを起こし、人格が交換される
・入れ替わりによる記憶の共有は行われない
というものが挙げられる。
三つ目は、これら二つに当てはまらない入れ替わり現象である。
また、全てのパターンに共通して、
・人種や疾病の違い、有無は関係しない
・極端な年齢差の人間との入れ替わりは発生しないが、20~30歳差の入れ替わりも時々起こる。
という点が挙げられる。
というのをやろうかと考えています。
後、この設定はシェアしていただいて構いません。
418 ◆Hz4Oy6s2Nw [] 2011/11/29(火) 13:10:30.90 ID:HZX8D0K9 Be:
とりあえず、第一作目を投下。
さて、これから皆さんにお見せするのは、今も地球上のどこかで起こり続けている入れ替わり現象についての記録である。
一口に記録といっても生体データやビデオ映像など様々なものがあるが、
今回お伝えするのは、入れ替わり現象に遭遇した人々の証言記録である。
情報の出所は警察やさまざまな省庁、地方自治体、あるいは民間のジャーナリストなど、その出所は様々である。
なお、ケースに割り振られている番号はここで紹介する際便宜上つけたものである。
現象の発生した順番や社会に与えた影響など、特定の法則を基にしているわけではないので、その点留意いただきたい。
また、個人情報保護の観点から、証言者の姓名の公表は行わないものとする
パターン1 集団入れ替わり
ケースその1
アンナ・ジョンソンさん(仮名)17歳、アメリカ人、女性
吉田 広樹さん(仮名)7歳、日本人、男性
ニーナ・フィリスさん(仮名)27歳、イギリス人、女性
私、○○市役所の山田(仮名)と申します。
本日は、某日に発生しました集団入れ替わりの際、あなた方がどのような体験をなさったのか。
その件について、お聞かせ願うためにご足労いただきました。
どうぞ、よろしくお願いします。
アンナ「吉田 慶介(仮名)です。こちらこそ、よろしくお願いします。」
あなたたちが現象に巻き込まれた時の様子を、お聞かせ願えますか?
アンナ「はい、私たちはその時、グアムに家族旅行に行った帰りだったんです。
空港で帰りのバスを待っていると、突然辺りがものすごい光に包まれました。」
ニーナ「うん。ぼくね、その時、家に帰って、早く録画したアニメみたいなあって、思ってたんだ。いきなりね、光がこう、ピカ~ッ!ってなってね、すっごくまぶしかったんだよ!」
広樹「広樹ちゃん。もう少し静かにしなきゃダメでしょう?」
ニーナ「ママ、ごめんなさい・・・」
どうぞお気になさらずに。
広樹「ありがとうございます。この子、自分が大人の女性の体だって自覚が薄くて・・・」
と、おっしゃると?
アンナ「いえね、たとえば、旅行に行く前に使っていた三輪車やいすに飛び乗ったり、おもちゃで遊ぶときに力の加減がわからなかったりして壊すことがしょっちゅうです。」
ほかには何か?
広樹「お化粧や下着を着るのが時々おろそかになるのはまあ仕方ないとしても、時々立ったままトイレをして、大変なことになる事があります。」
ニーナ「あ~っ!!ママ、それ言わないでって言ったのに~!」
すみませんが、話を戻させていただきます。
あの日、あの空港で起こった事について、お話願います。
アンナ「あの時、突然光に包まれたと思ったら、全身の感覚が消失してしまったんです。」
真っ暗闇のように感じたんですか?
「いいえ、光に包まれていると知覚はしていましたが、眼球を動かすこともまぶたを閉じることもできませんでした。」
広樹「その時、私は息子と手をつないで、空港の中でバスを待ってました。
息子は『早く家に帰りたい』とだだをこねていて、あれが起こったのはそれをなだめている最中でした。」
アンナ「それで、光が無くなって、気が付いたら私は、ターミナル内のソファーでココアを飲んでいたんです。玄関ロビーでバスを待っていたのに。」
ワープしたように感じた、という事ですね?
「はい。それで、どうしてこんなところにいるのかと思って辺りを見回すと、太会の中に自分の体が入ってきました。」
自分の肉体の変化にお気づきになられたということですね?
「そうです。男性とはまるで違う四肢と、大きな乳房、スーツも女性用、スカートをはいていました。」
それで?
「そりゃあもう、びっくりしましたよ!誰かに眠り薬をかがされて女装させられたのか、
とも一瞬思いましたが、乳房をむにゅむにゅ触ると、感覚がしっかりと通ってるんですから!!」
その時、あなたの周囲の状況は?
「周りの人たちもみんな、体をさわったりトイレで鏡を見つめたりして、パニック状態になっていました。」
できる範囲で詳しく、お聞かせ願いますか?
419 ◆Hz4Oy6s2Nw [] 2011/11/29(火) 13:11:33.64 ID:HZX8D0K9 Be:
以下、アンナ・ジョンソンさんの証言に基づきます。
自分が辺りを見回した時、完全にパニック状態でした。
自分の体を確かめようとトイレに駆け込む人たちはまだいい方です。
大人の黒人女性や白人の幼い少年が全裸になって自分の体を弄って確かめていたり、スキンヘッドの大男が甲高い声を上げて半狂乱になっていたり、それはもう酷いものでした。
空港の職員も入れ替わってるもんだから、かわいらしいドレスを着た少女だの、ヘッドフォンとメガネのひょろっとした少年が『お客様、どうぞ落ち着いてください』って言いながら駆け回ってましたね。
ターミナルの通路からも人が逆流してきました。
何とか捕まえて話を聞いてみると、接続されている飛行機の中でみんな服を脱ぎだしたもんだから、逃げ出してきたそうです。
そうしているうちに、この女性の名前や家とか、高校の成績とか、ボーイフレンドの顔とかがわかるようになっていくんですよ。
ホントにニュースの通りなんだって、一瞬感心してしまったのを覚えています。
他の人たちも、そんな感じでしたね。自分の体の名前とか、年齢とかをぶつぶつつぶやき始めました。
不思議なものですね。
ただ、ほんと、離着陸している飛行機に光の効力が及ばなかったらしいっていうのが、不幸中の幸いですね。
回想終わり
どうも、ありがとうございます。
ありがとうございます。
広樹さんは、その時どのような感じでしたか?
広樹「光に包まれた時については主人と同じです。
全身の感覚が効かなくなった?
「はい。それからしばらくしてふと気づいたら、誰かが私の手を握っているんです。
また、場所の移動はありませんでしたが、まるで周囲の者が巨大になったように感じました。」
それで?
「はい。それで・・・それで・・・」
アンナ「里香、大丈夫か?」
今回、この場でお話をお聞かせいただいているのは、あくまでも今後の決定の際の参考とするためです。
無理にお話しいただく義務は全くございませんので、その点はご心配に及びません。
広樹「・・・いえ、大丈夫です。それで、くちゅくちゅって音が頭の上からしたんです。」
それは一体、なんだったんですか?
「それで、何の音だろう、誰が私の手を握ってるんだろう、って気になって、その人物の顔を見たんです。そうしたらっ・・・!ううっ・・・!!」
決してご無理をなさらないようにお願いします。
「ええ、大丈夫です。それで、その女性の手の持ち主を見ると・・・見ると、それは私でした。
『私』が、片手で私を掴みながら、もう片一方の手で自分の・・・パンツを脱がして、
それで・・・!」
大丈夫ですか?さ、先ほどから申し上げております通り、お帰りいただかれましても・・・
「いえ、続けさせてください!『私』は・・・その『私』は、自らの性器をぐちゅぐちゅと指で弄んでいたんですっ!!」
アンナ「里香、良かったのか・・・?」
広樹「ええ・・・もう、ここで気持ちの整理をつけないと」
くれぐれもご無理をなさらないようにお願いいたします。
421 ◆Hz4Oy6s2Nw [] 2011/11/29(火) 18:54:06.32 ID:RCu2+uRe Be:
ご指摘がありましたので、ここで人物の簡単な紹介をばいたします。
「アンナ」
肉体:アンナ・ジョンソン(仮名)17歳、アメリカ人、女性
精神:吉田 慶介(仮名)31歳、日本人、男性
「広樹」
肉体:吉田 広樹(仮名)7歳、日本人、男性
精神:吉田 里香(仮名)29歳、日本人、女性
「ニーナ」
肉体:ニーナ・フィリス(仮名)27歳、イギリス人、女性
精神:吉田 広樹(仮名)7歳、日本人、男性
「里香」
肉体:吉田 里香(仮名)29歳、日本人、女性
精神:匿名希望 25歳、日本人、男性
鍵括弧なしの人物・・・そのエピソードごとの聞き手
という風になっております。
それでは、本編をどうぞ。
「はい。それで、一人でよがり声を挙げている『私』に対して、叫んだんです。
『やめてっ!!私の体に何をするのっ!!』って。」
・・・お聞きいたしましょう。それで、どうなりました?
以下、吉田 広樹さんおよび、吉田 里香さんの証言に基づく。
里香(?)「こ、これ、ホントに、女の体だ・・・胸はでかいしペニスがないし、女のアレがくっついてる・・・」
里香「い、いったい何が・・・あ、あれ?なんか、周りの者が大きく見えるような・・・?」
「ほ、本物なのか・・・?さ、触ってみるか・・・?」
里香の姿をした何者かは、自らのスカートをなんとか片手で脱がすと、下着をも脱いで、あられもない姿を晒す。
「あれ?どうして俺、スカートの脱がし方なんて知ってたんだろう?・・・ま、いいか。それよりも・・・」
里香(?)は、自らの性器に指を突っ込むと、ぐちゅぐちゅと弄び始めた。
一方本物の里香は、その音に気付いて、里香(?)の方を向き、現状の一部を把握する。
「ひゃうぅっ!!ああんっ!!こ、これ・・・本物だ!オレ、やっぱり女になってる!?」
「やめてっ!!私の体に何をするのっ!!」
「あうっ・・・おお・・・ん?なんだ、この子供・・・?ひ、ろ、き・・・7歳?あれ、なんでオレ、こいつの事を、ふあっ!!知ってるんだ?」
「え・・・?広樹?あなた、広樹の事を知ってるのっ!?そうだ、広樹がいない!!広樹をどこにやったのっ!?」
「な、何いってるんだ?おれの頭に浮かんできた広樹って奴の顔、お前にそっくり・・・あんっ!!双子かなんかか?早くっ!オレを止めてくれっ!!じゃないと、この人・・・」
「私が・・・広樹!?た、確かに私、広樹と同じ服を着てる・・・
そ、それに、広樹の記憶が頭に浮かんでくる・・・私の知らない幼稚園でのケンカとか、欲しいおもちゃの事とか・・・」
「んっ!・・・んうっ・・・!お、おっぱいも、イイっ!!むにゅむにゅするぅっっ!!
と、止まらない・・・!この体、止まらない!ダメだぁっ!
ほんとに、入れ替わりだったら、あうっ!この、体の、ホントの、持ち主、里香さんにっ!申し訳がぁっ!!」
「私よっ!私が、里香よっ!!」
「そ、そうなんですかっ!?なんか、止まんないっ!本当に、すみませんっ!
償いは何でも、ああうぅっっ!!しますからっ!それよりっ!!止めてえっっ!!」
回想終了
広樹「そのあと、後は足元に置いてあったバッグから手鏡を出して、自分の顔を見ました。
そのうち息子の記憶の共有が進み、自分が息子に、広樹になってるって確認しました。」
そのほかに、何かお気づきになったことやなさった事は?
「私になった人に体当たりを行って何とか自慰行為をやめさせた後、周囲を見渡すと、
周りにいた人の6割ほどが老若男女や人種に関わらず、その人とほぼ同じ状態でした。
ご主人の証言と、ほぼ同じですね。
「私も・・・そうなんです。私をある意味犯した人と同じことをするのは気が引けましたが、
ズボンの中を覗き込んで、自分の体についているペニスを手で触って確認しました。」
ニーナ「え~、ママ、僕のちんちん触ったの?」
広樹「あなただって、その体の人にそういうことしたんでしょ!?ホントにもう!!」
422 ◆Hz4Oy6s2Nw [] 2011/11/29(火) 19:55:35.48 ID:RCu2+uRe Be:
お辛かったでしょうね・・・
「ええ、確かにあれは思い出したくはない出来事ではありますけど、
私の体を使ってらした人が特別に異常なのではない、というのは空港内の様子やほかの方々の証言で分かりました。」
アンナ「今はそういう事についてはお許しをいただいていますが、
僕だってあの時、アンナさんにとても失礼なことをしてしまっていたかもしれません。」
広樹「あの出来事については複雑な心境ですが、今では私と入れ替わった方とも仲直りをして、
今では時々お茶を一緒にいただくまでになりました。」
そうなんですか?
「ええ、今では昔の私よりも女性らしい感じがしちゃって・・・あ、すみません。
私の話はこれでおしまいです。」
はい、大変ありがとうございます。
ニーナ「ねぇ~、ようやく僕の番?僕もう帰りたいんだけど?」
はい。次はニーナさんの番ですね。
「も~、ゲーム持ってきたらよかったよぅ・・・」
長時間お話いただき、申し訳ありません。
ニーナ「うん、じゃあね、僕の話、僕の体がニーナさんになった時の話、するよ?
僕ね、ママと一緒にいたら、突然ピカッ!って光で、眩しくってたまらなくなったんだ。」
お父さんやお母さんと、同じですね?
「うん。それで、光が収まった時、トイレにいたんだ。で、なんでこんなとろにいるんだろ、って思ったんだ。」
お続けください。
「それでね、体を見ると、髪は青い色でなっがいし、ママみたいなおっぱいが体にくっついてるんだ。
おちんちんは無くなっちゃって、ママみたいに毛がたっぷり生えてるし・・・」
自分の体の変化に気付いたと。
「うん。それで、うわあああぁっ!!て叫んだんだ。『なにこれ~っ!!』って。」
驚いたんでしょうね。
「うん。ビックリしてたら、いきなりトイレのうんちする部屋・・・
女の人はおしっこもするんだけど、その外にたくさん人が来たんだ。」
自分の体を確かめにきていたんですね。
「たぶんそうだよ。男の人もいっぱいいたもん。それで、怖くてトイレの中で待ってると、
いきなり頭にいろいろ浮かんできたんだ。なんか、この女の人の顔とか名前とかいくつなのかとか、
この人のダドとマムの事とか、どうしてあの空港に来てたのかとか、いろいろ・・・」
肉体の記憶の共有が始まったんですね。
「きょう・・?ねえ、難しい事は英語で言ってくれないと、僕わかんないよ・・・」
ああ、すみません。ニーナさんの思い出がわかってきたんですよね?
「うん。ブレインの中にあるメモリーが、僕のスピリットに流れ込んできたんじゃないかって思う。」
なるほど。ほかにはどんな事を思い出しましたか・・・?
「ニーナさんの家の場所とか、インテリアとか、中学校でプログラミングの成績がトップだったとか・・・」
それで?
「大学でバイオロジーをラーニングしてドクターになったとか、日本にはスピーチのために来てたとか、
あ、そうだ、初めてセックスをした時の思い出とか・・・ママ、初めてってとっても痛いんだね。」
広樹「えっ!?私たちには、そんなこと思い出したって教えてくれなかったじゃない!?」
ニーナ「ご、ごめんなさい・・・でも、この人六人ぐらいの男の人とセックスしたらしいんだけど、
エイズとかそういうタイプのあぶない病気にはかかってないみたい。」
広樹「そういう問題じゃないでしょう!?まったくもう・・・」
ニーナ「だ~って、どんなコスメティックで顔がきれいになるかとか、ナプキンの付け方とか、
大人のお姉さんの記憶はぜ~んぶ勝手に頭の中に出てくるんだから、仕方ないじゃない。」
まあまあ、お二人とも落ち着いて。
それで、入れ替わり現象についてもお知りになられたんですね?
ニーナ「うん。そういう事が起こるんだっていう新聞やテレビのについてのメモリーとか、
後ニーナさんの読んでた入れ替わりについてのジャーナルのメモリーとかがシェアされて、
僕の体と心にいったい何があったのか、大体わかったんだ。」
ジャーナル?ですか?
「あ、そっか。ええ~っと、ジャーナルっていうのは、たしか、『ろんぶん』の事だよ。」
あ、そうなんですね。ありがとうございます。
「それで、ママもちょっとバラしちゃったから言うけど、
自分のヴァギナとかそういうエッチな所も、ちょっと触っちゃったんだ。」
そ、そうなんですか。
「うん。どうしたらいいのかはニーナさんのメモリーですぐにわかったよ。
それで、メモリーではすっごく気持ちいいってあるけど、
いったんどんな感じなのか、一度自分でもやってみたかったんだ。」
最終更新:2012年04月18日 17:58