540 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:27:52.23 ID:S4/hT38M Be:
暗い何処かの室内。
コンクリートの床には砂埃が溜まり、
乱雑に置かれている木箱や破損し錆び付いた工業機械がここが廃墟である事を物語っている。
そんな薄明かりの中に3つの人影があった。
その人影は何れの性別も女であり、下着一枚の姿のまま両手を後ろ手に枷を嵌められ、
その枷より伸びる鎖にて壁に繋がれていた。
繋がれている彼女らは皆一様に意識が無く床に転がっている。
「いい玩具が揃いましたね」
そこに今まで気配もなかった男の声が聞こえて来る。
男は暗がりの中から滲み出るかのごとくその場に現れ、意識のない人影に目をやった。
転がっている3つの人影。
それは性別が女である意外に共通点が見当たらない。
一つはブロンドアッシュに染めた長い髪に痛みが目立つ肌を褐色に焼いた派手なメイクの遊び好きなギャル。
もう一つは切り揃えられた黒髪のショートボブに化粧っけの無い生真面目さを感じさせる少女。
最後は髪の毛をリボンで両結びにした女児だった。
「さて、さっそく遊ばせて頂きましょうか」
男がそう言うと床に倒れていた彼女達は目を覚ます。
「…あ?あたし寝てた?」
「うぅ~ん、…え?なに?ここどこ??」
「ん~、…ママぁなんか寒い」
彼女達は寝ぼけた感じで目を覚ましたが、周囲の雰囲気と自分が下着一枚を残して裸である事に気が付く。
541 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:28:47.55 ID:S4/hT38M Be:
「ぎゃはははっ、あたし裸じゃん」
「嫌っ、何?どうして裸?」
「ふぇ、ここどこ?服は?」
何がおかしいのか笑いだすギャルに、
裸である事に慌てて手で胸を隠そうとして後ろ手に嵌められた枷に妨げられる少女、
不安に涙を浮ばせる女児。
反応は様々だが、状況を理解できていないという点では同じだ。
「皆さんお目覚めですか?」
そこへ男が声を掛ける。
はっきりと通る声だが、見えている姿はぼんやりと揺らいで定かではない。
「ん?あんた何?」
物怖じしないギャルが男に聞き返す。
「私は遊ぶ為にあなた方をここに集めた者です」
「誘拐犯!強姦魔!?」
「うわぁ~ん」
男の返事に少女は叫び、幼児は驚き泣き出す。
「うわ~、趣味わりぃ、ロリコンって奴?
あたしだったら金さえ払ってくれたら相手してあげてもいいけど、
100万位で良いよ。ぎゃはははっ」
こんな状況だと言うのに神経の図太いギャルはバカ笑いを上げ一人余裕だ。
「お金が欲しいのですか?では後で差し上げましょう」
「マジ?まじ100万円だぜ?」
「ええ、よろしいですよ」
「おお、ラッキー」
お金がもらえると言われてすっかりギャルは機嫌が良くなる。
だが女児は泣きやまず、少女は恐怖に耐え男の方をずっと睨みつけていた。
542 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:29:31.29 ID:S4/hT38M Be:
「おやおや、そんなに睨みつけずとも。それともあの日なので機嫌が悪いのですか?」
いやらしく含みのある様に男は言う。
少女は途端に顔を赤くし辱めを受けた顔を見せた。
少女が今唯一身に着けている下着は見て解るお尻をすっぽり包むのサニタリーショーツだった。
男の言った事はそのものズバリだったのだろう。
「変態!」
少女は大きな声で叫ぶと立ち上がろうとして尻持ちをつく。
枷をされ繋がれていなければ直ぐにでも男を引っ叩きに飛びかかった所だ。
「まあそう思われても仕方ないでしょうね」
その様子を見ながら楽しげに男は言葉を返す。
そして泣き続ける女児の方に一瞥をくれると、今度は優しく声を掛ける。
「大丈夫、私の用事が終われば直ぐにママの所に帰して上げますよ」
「えっぐ、えっぐ、 ・・・ほんと?」
「ええ、本当ですとも」
ママと言う言葉に反応し泣きやむ女児。
「ただし私の言う事をきちんと聞いてくれたらですけど」
「うん」
女児はこくんと頷いた。
それを見て男は満足し次の行動に移る。
「それでは皆さん、まず立ち上がって下さい」
言われて素直に立ち上がるギャルと女児。
だが少女だけは頑なに立ち上がろうとはしない。
「おや、立ち上がって下さい。さもなければ暴力に訴える事も吝かではありません」
少女に向けられたその声は静かだが凄みのあるものに思えた。
恐怖に負け少女もゆっくりと立ち上がる。
543 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:31:24.54 ID:S4/hT38M Be:
ショーツだけを身に着けた裸の女子が3人。
褐色に日焼けしたギャルは黒ずんでいる乳首を隠そうともせず堂々としており、
身に着けているショーツも派手な光沢のあるピンクに黒いボーダーの際どいもの。
外見に反して立派な胸の膨らみを持ち恥ずかしそうに顔をうつむかせている少女のショーツは
グレイの地味なサニタリー。
また泣き出しそうな顔で立っている女児のショーツは前もお尻もすっぽりな、
かわいい子供パンツ。
銭湯の脱衣所の様な光景だ。
「別に強姦しようと言う訳ではありません。ちょっとした悪戯をさせて頂くだけですよ」
「うわぁマジ変態っぽい」
ただ一人危機感も何もないギャルだけは軽口をたたく。
その言葉に意を介したふうでもなく男は楽しげだ。
「何をする気ですか?変な事しないで下さい」
「変な事ではありませんが、これ以上に無いぐらいに性的な悪戯です」
少女はたじろぎながらも負けまいと言い返すが、男はその反応すら楽しんでいる。
女児は何も言わず健気に泣くのを我慢して立っているのが精一杯だ。
男は一度3人の様子を見渡し確認をする。
「では始めましょうか」
そう男が言うと、触れてもいない3人のショーツが一斉に下がりだし足から抜けていく。
「あん?」
「え?なに?」
「あっ」
後ろ手に枷が嵌められているせいで抑える事も出来ず、みんなその現象を留める事は出来なかった。
隠すものが無くなり女性器があらわになる3人。
いかにも遊んで使い込んでいる風な黒ずみの見られる女性器に、経血が染み出て付着している女性器。
体毛もなくつるつるの幼い女性器。
三者三様の女性器を晒したまま、何故かしゃがみ込む事も出来ず佇んでしまっていた。
身体の自由が効かなくなっている。
何か得体の知れない力を感じ恐怖する。
544 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:32:28.38 ID:S4/hT38M Be:
「お楽しみはこれからです」
男はその場から動かない。
しかしその身体からは不気味な力を感じる。
その不気味な力は黒い靄となって3人の股間を包みこんだ。
包み込まれた股間に不快で薄気味の悪い感覚がはしると、その感覚は次第に大きくなり
血の気が引いて行きな何かを喪失した気分の後、今度は気持ちの悪いものがベッタリと張り付き
ねじ込まれて行く様なじんじんと熱い感覚が股間を覆う。
長く短い時間が過ぎ3人の股間の靄が消えた時、その異変はあらわになった。
「終りましたよ。皆さんご自分の股間を確認してみて下さい」
「「「!?」」」
言われ自分の股間を確認したがみんなあまりの事に声が出ない。
ギャルの股間は体毛もなくつるつるの幼い女性器が、
少女の股間にはいかにも遊んで使い込んでいる風な黒ずみの見られる女性器が、
女児の股間には経血が染み出て付着している女性器がそれぞれ付いていた。
「皆さんそれぞれの性器を取り替えて見ました。面白いでしょう?」
男は有り得ない事をさも愉快そうに言う。
しかし、有り得ないはずのその事は実際に現実の現象として起こっていた。
「何これ?ありえねー」
「なぜ?一体どうしてこんなこと?」
「うぅ、お腹痛いよぉ」
女児の女性器になったギャルは驚き、ギャルの女性器になった少女は茫然自失となり、
少女の女性器となった女児は生理痛の苦しみに涙を流していた。
545 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:35:36.81 ID:S4/hT38M Be:
「良いですね。遊びほうけてセックスばかりしていたあなたの女性器は初潮すらむかえていない
未成熟なものになり、男など到底受け入れられないものになったのです」
「んな?ざけんなテメー」
「まあ、無理をすれば出来ない事もないでしょうが、オナニーすらまともに出来ないその女性器では
しない方が無難でしょうね」
男は次に少女に声を掛ける。
「どうですか?セックスなんてした事もなく真面目に処女を守りぬいていたあなたの性器が、
幾人もの男のものをくわえ込み使い込まれた女性器になった気分は?」
「戻して!戻してよ!」
「そ言うのをヤリマンとかガバマンって言うのでしたっけね」
涙ぐむ女児にも男は楽しそうに話し掛けた。
「あなたは一足先にお姉さんになってしまいましたね。知識のないまま月経になって泣きじゃくる
その様もなかなかに面白いですよ」
「えっぐ、えっぐ、痛いよぉ、ママぁ」
「その気になればセックスも出来ますし子供も産めますよ。
女児の妊婦なんて珍しくて良いかもしれませんね」
男の姿は相変わらずぼんやりと揺らいだままだが、あきらかに歪んだ感情をそこから感じらせる。
「皆さん交換した女性器はどうですか?どれ、もう少し体感させて差し上げましょうか」
そう言うとまた黒い靄の様なものがギャルの股間辺りに現れる。
しかし今度はその靄はただ漂い覆うだけのものではなく、触れられると人の手の様な感触がある。
「その女性器がどんなものか、ちょっと触って差し上げますね」
男はその場から動かなかったが、その靄は男の手であるかのようにギャルに備わった幼い割れ目を
覆いその中へ侵入して行った。
「いてっ!いてててっ!やめ!」
「おやおや、男のものを咥え込むのはお手の物のあなたがだらしが無いですね」
痛みに叫びギャルは身体をよじって逃れようとしたが、割れ目に侵入する触手の様に伸びる靄は
振りほどかれる事など無い。
処女喪失の際にも感じ無かった強烈な痛みをギャルは割れ目から感じていた。
「指一本分ぐらいの太さも有りませんのにその痛がり様とは」
「ぎゃーっ、いでっいでっ」
割れ目に入り込んだ靄は時々蠢き未成熟な割れ目を刺激する。
その度にギャルは拷問を受けているかのような悲鳴を上げていた。
それを見つつ今度は少女の方へ目線を移す。
546 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:37:25.65 ID:S4/hT38M Be:
「あなたにはその女性器で女の快感でも味わって頂きますか」
「や、何するの?」
ギャルの時と同じ様に少女の股間にも靄が集まり、黒ずんだ割れ目に入りこんで行く。
そしていきなりの遺物の挿入感だと言うのに思わず喘ぎ声が少女の口から洩れる。
「あっ、くぅ~、あ、な、なに?」
「なかなか良い声をお上げになる」
少女の喘ぎに反応し割れ目に伸びる黒い靄は太さを増しうねり始めた。
「くはぁ、ああん」
途端に先ほどよりも強い快感によがり出す少女。
「うむ、もう少し葛藤とか抵抗があった方が愉快なのですが、案外簡単に落ちてしましそうですね。
このまま続けても期待する過程は望めそうにないですし、やり過ぎもいけませんかね」
思ったより簡単にギャルの女性器の快感を受け入れる少女に期待が外れたのか、男は続きをするのを
あっさりと止め、最後に経血を流す少女の女性器の付いた女児の方に向き直る。
「痛いよ~、お腹痛い~、お腹~、わ~ん」
女児は訳も解らずただ泣きじゃくっていた。
「この状況ではどうこう仕様もありませんね」
ただ泣きじゃくる女児にこれ以上何をしても面白い反応も見られないと男は考え、
見ただけで何もしなかった。
実際女児に突然の生理痛など起きれば、その幼い精神で耐えきれるものではないだろう。
男はもう一度彼女達を見渡すと一区切りつける。
ギャルと少女の股間の黒い靄も消えた。
「さて、他の部位も取り替えて楽しませてもらうのも良いですけど今回はこれだけにしておきましょう」
楽しみは次の機会に取っておくとばかりに、男は勿体ぶった言い回しで宣言する。
だが股間を他人のものと取り替えられて気が気ではない3人には、そんな宣言など耳には入らない。
ただ起きた事態に驚愕して狼狽えるばかりだ。
547 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:41:06.28 ID:S4/hT38M Be:
「さて、他の部位も取り替えて楽しませてもらうのも良いですけど今回はこれだけにしておきましょう」
楽しみは次の機会に取っておくとばかりに、男は勿体ぶった言い回しで宣言する。
だが股間を他人のものと取り替えられて気が気ではない3人には、そんな宣言など耳には入らない。
ただ起きた事態に驚愕して狼狽えるばかりだ。
「私の力で面白い事を試す事が出来て満足しました。あなた達も開放して差し上げます」
開放されると聞いてぐったりした身体で少し安堵する少女。
女児はまだ泣いており、ギャルは訳も解らず毒づいている。
「お願いここを戻して」
「そうだ、あたしのマンコもとに戻せって」
少女の懇願に、ギャルも言葉を重ねる。
だが男はその言葉を聞き入れるつもりはなかった。
「何故です?せっかく取り替えたのに戻す訳がないでしょうに。
そうだ折角ですから服装も今の女性器に合わせて取り替えて着て頂きましょう。
裸でお帰しするのは忍びないですからね」
男は含み笑いをしながらそう言うと、床に落ちていたショーツがひとりでに宙に浮き
3人の足をするすると上がっていき穿かさって行った。
ギャルには女児の子供パンツが、少女にはギャルの派手なショーツが、女児には少女のサニタリーショーツが。
風体とあっていない何ともちぐはぐな下着姿だ。
だがそこで終りではない。
ここに囚われる前に着ていた各自の服が現れる。
そしてその服たちもショーツと同じく宙に浮くとひとりでに着ささって行った。
その際に枷も外されたと言うのに彼女達はその場から逃げ出す事も出来ず声も出ないで成すがままだった。
548 奇異なる趣向者 [sage] 2012/01/29(日) 23:43:59.38 ID:S4/hT38M [被レス:2] Be:
ギャルには女児の着ていたピンクのドットカラーのスリーマーがかぶさり、うさ耳フード付きの白いトレーナーに
動物のキャラクターがプリントされたピンクのサロペットスカートが着させられ、トランプ模様のハイソックスが
履かせられた。
靴は女児用のスニーカーだ。
丈が足りないのかスカートは屈み込むと可愛い女児パンツが見えてしまう様な長さになっており、トレーナーの
袖の長さも寸足らずになっている。
派手なメイクのギャルがそんな恰好をしている等、どう見ても奇異にしか見えない。
少女にはギャルの着ていた派手な服が着せられた。
ショーツとお揃いの派手なブラに大きな胸が窮屈そうに押し込まれ、背中の大きく空いた紫のノースリーブトップスに
前面の両横に横長の穴が開いた黒のクラッシュスカートが履かされる、アウターにはアニマル柄のボレロが着ささり
足には素足のままニーハイブーツが履かせれ、仕上げにバンクルや派手なネックレスなどのアクセが付けられた。
その服装は少女の清純そうな真面目な外見とは全く合っていない。
しかもその衣類は化粧品の臭いやたばこの臭いが混じっており、なによりも不衛生なギャルの体臭が染みついており
清潔好きな少女には堪える。
なによりも一番なのは素足履きのニーハイブーツだ、中がヌルヌルして気持悪い。
女児の方はぶかぶかな大きなカップのブラが付けられ、白いブラウスにアイボリーのニットベストと赤いリボンタイ、
グレーのレッドチェックのブリーツスカート、校章入りのブレザー着せられ紺のハイソックスにローファーと言う
少女の学校の校則どおりの服が着せられていた。
どれもぶかぶかで身体にはあっておらず、姉の制服を悪戯で着ている子供にしか見えない。
「おやおや、中々に愉快な格好になりましたね皆さん」
男はちぐはぐな彼女達の姿をひとしきり楽しむと、最後とばかりにお辞儀をする。
「ではそのまま元の場所にお帰し致しましょう」
その言葉と同時に3人の女子の姿が消えていった。
その場には得体の知れない男だけが残る。
しかしその男もやがて闇に染み入る様に姿を消して行った。
最後に歪な笑みを浮かべていた様に見えたが、それは定かではない。
この場には最初から何も無かった様に闇だけが残っていた。
~終り~
最終更新:2012年04月18日 18:00