113 名無しさん@ピンキー [] 2012/09/15(土) 00:55:40.91 ID:iRhj1jQy [被レス:2] Be:
侵蝕~気高き者の堕落~
ファンタジーにおいてエルフという種族は、色白で気高く、清らかな心の持ち主で、周囲から羨望の対象として描写されることが多い。
この物語に登場するエルフも、そのような点においては概ね相違はない。
ただ一点、周りから妬まれているという部分を除いて…
……一人のエルフが、薄暗く湿った地下室で目を覚ました。
彼女の名はシエル、エルフの中でも貴族に相当する血統を受け継ぐ、高位の存在である。
それは容姿にも現れており、細身なその体全体からは繊細で高貴な雰囲気を漂わせ、もはや神聖すら感じさせるほど美しい。
しかし、このジメジメとした地下室はそんな彼女には全く似つかわしくない。
当の本人も、身に覚えのない場所で意識を取り戻したことに戸惑い、不快な湿度に嫌悪を感じ、美しい顔を歪めながら辺りを見回している。
より広く見渡すために立ち上がろうとすると、全く身動きが取れないことに気付く。
どうやら呪詛か何かで拘束されているようだ。
しばらく抵抗を試みていると、暗い部屋の隅から誰かが歩み寄ってきた。
「…起きたみてぇだなぁ…」
影の正体は、おそらくは人間の男だった。
シエルは外見からそう推測したが、角などもなく、耳も尖っていないので間違いないだろう。
男の肌は浅黒く、全身に赤い刺青が張り巡らされていた。いかつい顔が、ニタニタと不敵な笑みを浮かべている。
シエルは人間が相手だと思い、一瞬油断した。だが、外見が人間でも術で変化しているという可能性もある。そして、魔力の高い、それも高位のエルフである自分を拘束しているのだ。シエルは改めて恐怖を覚えた。
「あなた…誰ですの?」
シエルは落ち着いた口調で男に鋭い眼差しを向け、たずねた。
「おぉ~怖ぇ怖ぇ…さすがお高くとまったエルフさんは違うねぇ…ひひっ…」
男は顔を引きつらせて笑い声をあげた。
「いいねぇ…エルフさんはよぉ。はじめから高い魔力を持って綺麗な姿で生まれてこれるんだから…それも血が成せる技かねぇ?はぁ…俺ら人間とはワケが違う」
「あなた…やはり人間ですのね?どうしてわたくしにこんな仕打ちを…」
「気に入らねぇからさ」
男はシエルの言葉を遮って一段低い声で答えた。
「気に入らねぇ…生まれつき差別されるなんてよぉ…生まれてくる時に選べるようにしてくれねぇと困るんだよ…神様は残酷だ、そうは思わねぇか?」
男の言葉の節々から、妬ましさや恨みつらみが感じられることに、シエルは動揺していた。
だからこそ、慈悲深い言葉を彼に投げかけて諭そうとする。
「そんな…だからと言って、わたくしをこんな所に閉じこめてどうなさるおつもりなのですか?それに、わたくしはあなたにしてあげられる事は何も…あなたはあなたでやるべき事があるのではないですか?こんな事をしていないで…」
「…だまれよ…」
「え…?」
「黙れと言ったのが聞こえなかったか!?あぁ!?」
「っ…!」
男は憤り怒鳴りつけた。男にとってエルフから掛けられるどんな優しい言葉も、虐げ、蔑みの罵倒にしか聞こえないようだ…
「…まぁいいさ…へへ…エルフのお嬢さんよぉ、これが何だか分かるかぁ?」
先ほどの怒りはどこへやら、男は懐をまさぐり何かを取り出し、シエルに見せつけた。
「な…なんですの…?それは…」
それを見た瞬間、シエルは身の毛がよだつような恐怖に苛まれた。
それは握りこぶしほどの黒い塊で、円錐型に一部が尖っていた。
何よりも、その禍々しい魔力である。魔力に一度でも触れた者であれば、誰もが危険だと察するほどのオーラを放っている。
「これはなぁ…“蝕みの楔”ってんだ…ある一つの事に対して集まった負の感情を結晶化したもんでなぁ…これを恨みの対象に使うと、そいつを身も心も“堕とす”ことが出来るってシロモノさぁ…嬢さんよぉ…その恨みの対象ってのが何なのか分かるかぁ?」
「ま…まさか…」
「そうさ…頭が良いな、さすがエルフだ…へへ…。そう、まさにこれはエルフに対する恨みつらみが集まって出来たもんってわけだ…ひひっ…ここまで言ゃあわかるよなぁ?」
「そ…そんな…」
シエルは唇を震わせていた。顔も青ざめている。
…この男はあの塊を自分に使うつもりだ。
拭いようのない恐怖から全身から嫌な汗が出始める。
シエルは何とか言葉を絞り出した。
「ま…待ってください!わたくしが何をしたと言うのですか?わたくしはあなたに危害を加えるような事は何も…」
「へへへ…減らず口を叩くなよ…このクソアマがぁっ!」
「きゃあっ!?」
鈍い音が地下室に響く。
男は躊躇なくシエルの頬に拳を振るった。
「な…なにを…っ!」
「…まだ口が聞けるか!?状況を理解してんのかぁ!あぁん!?」
「あぁっ!」
再びシエルの顔面に重い衝撃が襲いかかる。美しい顔の一部が腫れ上がり、痛々しく青紫に変色した。
普段なら容易く避けられたが、今は拘束されて身動きひとつできない。
「ひ…ひどい…わ…」
涙を浮かべながら小さな声をあげ、シエルは男を睨んだ。それが彼女に出来る最大限の抵抗だった。
「酷いだぁ…?酷いってのはなぁ、最初っから生き方も選べないで汚ならしい人生しか送れない俺らみたいな奴が使う言葉なんだよ!お前らみたいにお高くとまってる奴が口にすんなぁ!」
「かはぁっ!?」
男はシエルの腹部目掛けて拳を打ち込んだ。当然直撃し、ドスッ、と音が鳴り、彼女の顔は苦痛に歪んだ。
「はぁ…はぁ…ちょっと熱くなっちまったなぁ…さぁ…お待ちかねだ…」
男はシエルに近づき、塊を突き出す。
「い…いや…いやぁっ…!」
「ははは…!良いねぇ、綺麗な顔が台無しだ!ほら、もっと怖がれよ!」
「くっ…!うぅ…!」
目前に迫る恐怖に、彼女は気がどうにかなりそうだった。涙をボロボロとこぼし、何も出来ない自分が情けなくて仕方なかった。プライドは崩れ去り、この惨状は男の言うように自分の傲慢さが生んだ結果なのだろうかとすら思った。
「お遊びは終わりだ…そらぁ!!」
ズブッ!!
「ああああぁっ!?」
男は塊を持った手を振りかぶり、あろう事かシエルの秘部目掛けて突き刺した。
塊はシエル自身を貫き、処女膜すら破り、最奥まで到達していた。
「あはぁ…っ…!はぁ…!」
アリスは余りの苦痛と衝撃に激しく顔を引きつらせて、失禁してしまった。塊と秘部の間から血と混ざり合った小便が流れ出す。彼女の誇りも、自信も、自立心も、何もかもがそれと共に溶けて無くなっていく。
果てしない喪失感。輝いていた瞳が次第に光を失っていく。
力が抜け、手足がだらしなく垂れ下がった。
だが、全てが抜け落ちた彼女の中から湧き上がるものがあった。
ズクン…!
黒い塊を穿たれた秘部が、熱を帯び始めたのである。
次第に熱は広がり、下半身全体に及ぶ。
ドク…ドク…!
鼓動が次第に早まっていき、息が荒くなる。
「はぁ…はぁ…」
息を漏らし喘ぐ。もはや彼女は劣情を抑制する術など持ち合わせていなかった。
「はじまったか…」
男は歪な笑みを浮かべ、シエルを傍観していた。
ドクン…ドクン…!
今まで感じたことのない欲情感が彼女の全身を支配した。まるで空っぽになった器を満たすかのように…
「あはぁ…あぁん…!」
喘ぎに淫らな声が混じり始めた。同時に、黒い塊がズブズブと彼女の秘部から体内に浸入していく。
「ああっ!あぁぁん!」
快楽と苦痛が入り混じり、美しい金髪を振り乱し声を上げる。その間にも塊は中に入り込んでいき、完全に彼女に取り込まれてしまった。
そして、彼女自身の肉体に変化が現れる。
シエルの白磁のような白い肌が次第にくすみ、肌色に変色していく。
それと同時に、まるで成長するかのように手足が伸びはじめた。同時に、余分なものが付いていなかった体の要所に、脂肪が付いていく。
「んっ…!あんっ…!」
意識があるのか定かではないが、時折恍惚とした声をあげながら、彼女の変化は続く。
ほとんど膨らみのない胸の頂点、その乳首がぷっくりと起立し、ピクン、と震えた。
すると膨らみ全体が一回り大きさを増す。
ビクン、ビクンと震えは繰り返され、膨らみが徐々に体積をひろげていく。
「あはっ…あんっ…」
凸凹のほとんど無く中性的だったシエルの体は、すでに思春期の少女ほどに肉付き、成長していた。
尻や太ももに肉がつき、胸もわずかに膨らみ、華奢だった体が女性的なラインを描きはじめている。更に変化は進む。
肌の色は更に濃くなり、褐色に近いほど色づいていく。
胸の震えが一段と激しさを増し、更に膨らみを増していく。ぐんぐんと大きくなり、ふっくらと豊かに実っていく。変化前とは比べものにならない質量のそれが、ぶるぶると震えに合わせて揺れる。胸の中央には、膨らみにあわせて深い谷間が出来ていた。
頂点に起立する乳首も乳房につられて大きくなり、乳輪もひろがっていく。
尻や太ももの肉付きもぐんぐんと加速し、むっちりとした張りをまといはじめる。
腰が張り出し、相対的にウエストがくびれていき、妖艶な曲線を生み出していく。
とうとうシエルが纏っていた薄い布地の衣服が体の膨張に耐えきれず、ミチミチと悲鳴をあげはじめる。
「ああん…んふっ…あはぁ…!」
口から漏れる声も段々とトーンを落とし、可愛らしい音域から妖艶で男を誘惑するかのようなものへ変わっていく。
その声が発せられる唇もふっくらと肉付き、顔全体の造形が儚げな少女を思わせるものから別のものへ作り変えられる。
ぱっちりとした瞳は切れ長になって釣り上がり、鼻筋が通る。
丸かった顔の輪郭がほっそりと鋭角になり、全体から受ける印象がきつくなっていく。
「す…すげぇぜ…!へへ…」
男は淫らに変わりゆくシエルの姿を眺め、下品にも股間をいきり立たせていた。
「んんっ…!」
シエルはおもむろに秘所へと手を伸ばす。そして、すらりと伸びた指を乱暴に挿しいれる。
「あはぁん!あぁぁ…!」
彼女の体がビクリと跳ねる。
挿しいれた指を激しく動かし、ぐちゃぐちゃと中をかき回す。
淫靡な汁が股間から溢れ、足を伝って流れる。
その幼い秘部自身も急速に熟し、花開いていく。
「んふぅ…!あんっ!」
全身をくねらせ、いやらしい声で喘ぎながら秘部を弄るシエルのその姿に、エルフとしての清らかさはもはや残されていなかった。
名残りといえば、乱れた美しい金髪と、長く、下がり気味に伸びた耳くらいである。
しかし、変化はついにそのエルフの象徴たる部分にも及んでいく…
金色の髪が根元から輝きを失い、薄紫色にじわじわと変色していく。まるで水が染み渡るように長い髪全てが染まっていった。
長い耳は少し短くなり、下がり気味だったのがピンッ、と立ち上がる。
「んっ…」
今まで焦点が定まっていなかった虚ろな瞳が見開かれ、血のような赤色に染まる。
快楽に支配され、朦朧としていた意識が急速に覚醒した。そして、先ほどまでそこに居たはずの気高く、清らかなエルフは堕落し、別の存在へと完全に変わった…
「…はぁん…なんだか不思議な気分ね…」
別人のようなゆっくりとした口調でそう話すと、シエルは立ち上がる。
「へへっ…楔の力はホンモノだな…しかしたまげたもんだ…本当にさっきの嬢さんかぁ?」
いつの間にか拘束の術は解けていた。男が動揺したので解けたのだろうか。
大きな胸が立ち上がった反動でぷるんと揺れた。
シエルの身長は頭二つほど伸び、その体は変化前とは比べ物にならないほど妖艶な曲線を描いている。
「うふふっ…これがあたし…」
変化によってビリビリに破けた衣服を自ら引きちぎり、床に投げ捨て全裸を晒す。そして褐色に変色した全身の肌を自らの手で撫で回し、不敵な笑みを浮かべた。そして、手を豊かに膨らんだ乳房へと滑らせていく。
「すごぉい…なんておっきくて、いやらしいのかしらぁ…あぁん…!」
両手で鷲掴みにし、男に見せつけるようにして乱暴に揉みしだく。
「ほらぁ…どぉ…?あたしのおっぱい…んっ!」
「す…すげぇぜ…たまんねぇな…はぁはぁ…!」
細い指で掴まれ、むにゅむにゅと歪に形を変える二つの柔肉を見せつけられ、男は欲情した。
股間に血液が集中して痛い程に勃起し、服の上からでもわかるほどビクビクと脈動し自己主張している。
「あらん…そんなに固くしちゃって…丁度良いわ…あたしを素敵に変えてくれたお礼をしたげる…」
シエルは男に近づき、おもむろに抱きつき、同時に唇を奪った。
「んむっ…ちゅぱっ…」
突然の抱擁と濃厚な口付け…男は動揺して反抗出来なかった。いや、しなかった。シエルから発せられる色気と、得体の知れない魔力によって、思考が鈍っていたのだ。
「んはぁっ…じゃあ、とっても気持ちよくしてあげるわね…」
口付けをやめると、シエルは男を押し倒し、馬乗りに組み敷いた。
男の股間を弄り、いきり立った股間を露出させる。
「準備万端ね…」
「あはぁ…いっぱい出たわね…」
「し、信じられねぇ…ま…まだ出るなんて…」
シエルはぺろりと舌舐めずりをした。その体は男から放たれた白濁液にまみれ、卑猥にべとついていた。あれから二人は激しく、しかも何度も交わった。
シエルは自らの胸を、女自身を、淫らに変化した身体を最大限活用して男を絶頂へと導いた。男は何度も精子を放ったが、男根は射精すると一度は萎れるものの、その度に勢いを取り戻し、再びいきり立った。
「や、やべぇよ…もう無理だ…」
「あらぁ…そんなこと言っても、こっちはまだまだ元気よ?」
「ま…まて…これ以上やったら…はうっ!?」
「あむ…んちゅ…」
シエルは男の拒絶を聞き入れず、それを口に咥え込み、舌で弄んだ。
「あ…ぅああっ…!」
「あはぁ…また出たわぁ…」
淫らな舌使いにより、程なく男は情けない唸り声を上げ、シエルの口内に精を放った。
…男は身の危険を感じていた。女性と交わったことこそあるものの、こんなに幾度も射精した事は無かった。自分の体のどこにこれほど大量の白濁が溜まっているのか妙でならなかった。もしかして、身体から何か大切なものを絞り取られているのではないか…?
「はぁ、はぁ…も…もう無理だ…限界だ…」
「あらあら…冗談よね?こんなに硬くておっきいままなのに…」
「そ…それは…」
「うふふ…もっとあたしにあなたをちょうだい…全部絞り取ってあげる…」
「ひ…ひぃぃ…!」
シエルは男の股間に腰を落とし、自ら男根を挿入した。
「あはぁ…!」
「く…くぅぅ…」
…二人はその後も交わり続けた。何度も何度も…そして、いくらかの時間が経過した…
「あら…もうおしまいなの…?物足りないわね…」
そこには全身を白濁液で汚したシエルと、変わり果てた男の姿があった。男は身体から何もかもを吸い取られ、文字通り干からびていた。骨と皮、それ以外には何も無かった。精魂尽きて、既に息絶えていた…
「うふ…たっぷりのせーえき…ありがと」
シエルは口元を綻ばせた。すると、シエルにまとわりついていた白濁液が、光とともにきれいさっぱり消え失せた。いや、すべてシエルの体内に吸収されたのだ。
シエルは楔の力によって淫魔、それもかなり好位の存在に変異していたのだ。淫魔の特徴である角や翼が存在しないのは、魔力の記号としてそれらが必要ないほど洗練されているからである。
「力が漲るわぁ…」
シエルは自らの腕で自分自身を抱きしめた。その瞬間、身に纏っていた怪しげなオーラがより一層強まった。
音もなく全裸のまま立ち上がると、干からびた男を捨て置き、静かに地下室を後にする。
程なくして、男が住んでいた集落は、狂宴へと誘われた…
〈終〉
最終更新:2013年02月03日 03:13