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闇質屋 天野ゆう子編

424 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/02/06(水) 02:46:52.55 ID:gCJtUhz4 Be:
    コネタ 闇質屋 天野ゆう子編

    そこはどんなものでも買取、そして売ってくれると質屋。
    記憶と記録の売り買い。
    身体の売り買い。
    臓器の売り買い。


    お金が必要なプロ野球選手がゴールデングラブ賞を質屋に入れ、1000万をもらうケースがある。
    だが、一ヶ月以内に返せなければそれは売りに出される。
    お客様が買ったらもうその記憶は帰ってこない。

    他にも年間ミリオンの歌手が来て、自分の喉を売りにきたケースがある。買取額は2億だった。
    だが、幸いにも一ヶ月経つ前に2億もってきてことなきことを得たそうだ。

    そんな闇質屋にある一人の女性が訪れる。
    公立の高校に通う普通の女子生徒、天野ゆう子。

    見た目はどこぞのご令嬢と見まちがうかのような、腰まで長く整った綺麗な黒髪をしている

    「あ……あの、すみませーん!」

    声もとても美しく、どのくらいかというと彼女が発音する英語は先生よりもとても滑らかなのだ。
    身体的な所も、胸もそこそこ大きく友人からはよく「メロンを胸にいれるな」と直揉みされるほど
    腰はくびれて、お尻もキュッと引き締まっている。

    ちゃんとした部活動はしてなく、片親で妹が二人いて家系が苦しく学校からアルバイトの許可をもらって
    スーパーでアルバイトをして家系を助けている。
    アルバイトをしているからって成績は悪くなくいつも学年でトップ3に入っている。

    そんな、天野ゆう子がなぜ、闇質屋に来ることになったのかは、
    もう一人の優子、天王寺優子のせいだった。
    「あら~私の大切な服に染み付いちゃったわ~。」
    それはゆう子がたいして親しくない天王寺の誕生日パーティーに呼ばれた日に服にジュースをかけてしまったのが原因だった。
    だが、それは天王寺の悪巧みだった。

    そして、彼女は自分の肉体と記録や記憶を少しずつ質屋に売ることとなるのだった。

    「あら~天野ゆう子さん、最近どうしたのかしら? テストの成績落ちちゃって?
    進級できるのかしら? その頭で?」

    今の彼女は小学校レベルの問題しか解くことができない。漢字の読み書きも。
    彼女は中学校と高校の授業の記憶を売ってしまったのだ。
    それを知ってるのは闇質屋を教えた天王寺だけだった。

    そして、天王寺は多額の金でゆう子の記憶を即買いしたのだ。
    本来ならアルバイト代が出たら買い戻そうとおもっていたのだが。
    買い取り金額の倍の料金を支払えば即買いができるシステムがあることを天王寺はあえて教えなかったのだ。
    ゆう子は自分の記憶が買い戻せると思っているのだが……

    『天野ゆう子あんたの全てを奪ってあげるわね。』

    天野ゆう子編 完

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最終更新:2013年05月09日 15:45