538 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/03/23(土) 23:14:19.27 ID:z/UjmvrI Be:
不倫は不義であり、事実としてそれは許されざる不貞行為である。
しかし、それを許す、許さないの判断基準は全てもう一方の配偶者に委ねられている
こともまた事実なのである。
修二と尚子とは三十年を連れ添った夫婦であった。修二の事業に成功をおさめた現在
は裕福な暮らしが得られてはいるが、若い時分にはその日の米にも事欠くほどに生活は
逼迫したものであり、何度も職を転々とする修二を常に支えてきたのは尚子の血肉を売
るにも等しいほどの内助の功だったはずだった。
ところが、余計な豊かさと言うものは人心を大いに惑わせて、間違った道へと足を踏
み出させるものなのである。
修二が行きつけていたクラブに新顔で入って来た若葉という女は、手練手管を若い身
空で大いに体得していて、あれよあれよという間に修二のお気に入りから、愛人の座、
そしてとうとう本妻の座へと転がりこんでしまったわけなのである。
風格ある料亭の一室に設えられた卓に対座するのは、ひたすら小さくなるばかりの男
と、その横に並ぶ魅惑的な肉感に満ちた若い女。そしてその二人に対面するのは、苦悩
の深い縦皺を、その眉間に刻み込んだ灰がちになりつつある髪の中年女、尚子だった。
修二は、座布団を外して端坐したきりで、ひたすら俯いているばかり。時折、ちらち
らと尚子の方に目を向けるが、静かに怒りを燃やす視線を感じると、すぐにまた床に目
を向けて、無言のままに唇を尖らせるのだった。
尚子の待つこの部屋に修二と若葉の二人が入室してからずっと、沈黙が流れていたが、
「……いつまでこうしていても仕方がないでしょうにね」
と、尚子は溜め息まじりに言葉をひとつだけ、ようやく吐き出していた。
すると、それにずけずけと応じたのが若葉である。
「ええ、そうですわね。本題を切り出さないと、ねえ、あなた」
修二の腕に自らの腕を絡めつつ、若葉は尚子を牽制した。
修二は、脂汗を額にいくつも浮かべながら、苦渋に満ちた表情で、
「……すまんが、尚子。私と別れてくれんか……」
やっとその言葉だけを絞り出した。
尚子は、予期していた言葉に、それでもなお耐えがたい悲痛を胸に覚えて、しばらく
目を閉じたまま、眉間に深い縦皺を浮かび上がらせていた。
「理由を教えてくださるんでしょう……?」
聞くまでもないことだとはわかっていても、それでも聞かずには終われない、と尚子
は自らをさらに追い込む台詞を促していた。
「それは、つまり、自由恋愛の結果と言うものですわ。ねえ、あなた」
にやり、と目を猫のように細めた若葉は、絡めたままの修二の腕を自らの豊満でみち
みちと張り詰めた乳房にぐいぐいと誘導して押しつけていた。
「……あ、ああ」
と、だけ、やっと男は言葉を絞り出した。
尚子はしばらく天を仰いで嘆息していたが、それでも眩暈をやっと押さえつつ、若葉
に強い視線と言葉を投げた。
「でも、そんな……あなたも夫婦の中に割って入って、ひどすぎるんじゃないですか」
すると、若葉は、はいはい、と軽く前置きをしながら、
「はあ、でも、人の心なんて軽々しく移り変わっていくものじゃありませんか。それに
加えて、男の人の欲のほどを、あなたは繋ぎとめておけるだけのモノでしたかね!」
ぞっとするような冷笑を、加害者のはずの若葉は尚子に投げつけていた。
みるみるうちに尚子の顔色は青ざめていくが、言葉が空転してしまって出てこない。
そこに、さらに畳みかけるように若葉は言葉を突き刺していく。
「聞けば、あなたは修二さんよりも九つも年上で、もう来年は還暦なんですってねえ。
それに比べて修二さんはまだ五十歳よ。仕事の上でも、男としてもまだまだ現役でやっ
ていかなければならないってのに、それじゃあ、あんまりじゃないかしらァ」
若葉の言は、たしかに辛辣きわまりないものだったが、尚子にとってはたしかに負い
目として厳然たる事実であった。
尚子は、顔立ちはなかなかに整ったほうではあったけれども、頬や口元は弛み、眼窩
は窪んで、首元にも余計な脂肪が巻き付いてしまっていた。いわんや、その肢体などは
言わずもがな、であった。まるで節くれだった朽木の様なのである。
それに比較して、若葉の肉体の美々しい事と言ったらなかった。
薄生地のイブニングドレスから透ける、光り輝く絹布のような肌の照りは、二十代前
半の娘あがりの女だけが持つ特権であったし、胸元の盛り上がりも腰のくびれも、臀部
の丸みの質感も、まさに女という生物の等級の最上級のそれであった。明るい金色に染
めた髪はアップに盛り上げていて、水を糧にする生業のものという印象を強く表現して
いる。
惜しむらくは鼻腔がやや上向きで、唇が厚ぼったく下品な印象もないではないのだが、
それさえもまた若葉という女に強烈な野趣を与えるエッセンスになっているのだった。
ぐう、の音も出ないのが尚子の心境だったが、そこに、
「まあ、あなたも長年この人のために頑張ってくださったみたいですしねぇ、まあ、そ
の分のお金くらいはご請求いただいたって構わないんですのよ。まあ、弁護士さんを通
してのほうが後腐れはないでしょうけど」
慰謝料とは言わずに慰労金と位置付けるところが若葉のしたたかなところだった。
わずかの間に、尚子の真正直な人となりを見抜いての口撃である。
「……いりません、そんなもの……一円だって……!」
プライドを深く傷つけられた尚子は、まんまと若葉に乗せられてしまっていた。
「ううん、ですわよねえ、これは大変失礼をいたしましたわ」
慇懃に微笑む若葉。修二はちらちらとその顔を見るが、若葉はまったくおかまいなし
の様子だった。
「そうですよねえ、お金なんて……そんなもの、いりませんよねえ」
まさに、思う壺の展開に、口元の緩む若葉だった。これで彼女は邪魔な先妻を素裸で
追い出すことができるのだから。
と、そうしたところで、座敷奥の押入の襖ががたがたと揺れて、
「……んがァ、黙って聞いてりゃあ、好き勝手なことをほざく姉ちゃんだにィ」
野太い男の声がずん、と響いた。
驚いて視線を集中させる三人の男女の前に、がらり、と襖を開け放って、
「こうまで悪辣なもんかにィ、人間さまってやつはョ」
現れたのは、五十センチにも満たない短身と、柏のように大きく広がった手足を持っ
た禿頭のさらにはつるりとした無貌の小人であった。
「な、なによ、あんた、立ち聞きなんてぇ!」
と、叫んだのは若葉だったが、
「いやいや、文句を言うのはそんなところかね、まったく、向こう見ずにも程があるじ
ゃろうが……よっ!」
ぎん、と鋭い眼光を放つと、修二も尚子も若葉も、皆、身体が緊張して身動きができ
なくなってしまったのであった。
「まったく、こののっぺらぼう様が気持ちよく眠ってたってぇのに、あんまりにひでぇ
話サァ、見過ごせねえじゃねえかョ」
ずかずかと、のっぺらぼうを名乗る小人は歩を進めて座卓の上に並んでいた料理をま
たたく間に平らげてしまっていた。口の所在も定かではないのに。
「はぁ、そっちのわっけえ姉ちゃんがなあ、色仕掛けでそのおっさんをモノにしたって
わけよネ。ひっでえ話サ」
ぶるぶると震えていたままの若葉だったが、なんとか口だけは動くようになって、
「何よ、そんなのあんたみたいな化け物には関係のないことでしょうに、ほっといて!」
すると、のっぺらぼうは、口の無いところからはあ、と溜め息を漏らして、
「化け物って……それでもおめぇみてえのよりはまだ善良なつもりだがのォ」
蓬髪をばりばりと掻きむしって、
「それになァ、離婚ってっても、それが浮気でせにゃならない場合にはョ、慰謝料って
のは、そこの男だけじゃなくって、おめぇだって払う必要があるんだぞェ」
世知に長けた化け物もあればあったものだが、
「だって、その女はおカネなんていらないっていうじゃないのよっ。だったらどうしろ
っていうのよぉっ!」
鼻息荒く歯を剥き出す若葉だったが、のっぺらぼうはきょろきょろと卓上を探って、
「ああ、これだな、これがいいぞナ」
盆の上にドギーバッグ用の食品ラップを見つけてそれを拾い上げていた。
そして、のっぺらぼうは、尚子の方に向きを直す。
「な……何をするんですか?」
訝る尚子に、
「まあ、いいからいいから、悪いようにゃせんよォ」
ぴっ、とラップを引き出して、卓上によじのぼると、
「せえ……のっ!」
ぱんっ、と勢いよく尚子の顔にラップを貼り付けてしまった。
「むぐ……ぐっ」
と、苦しがる尚子だったが、それも束の間。
「ほれ、取れたぞい」
びりっとそれを剥がした瞬間に、くたん、と力を失って静かに崩れ落ちる尚子の身体。
しかし、その首の上に先ほどまで存在していた顔は消失してしまい、のっぺらぼうにな
ってしまっていたのだった。
「な……な……なななな何なんですかァっ!」
驚愕の悲鳴は、のっぺらぼうの腕の間、引き伸ばされたラップの面上に移動していた
のだった。
途方も無い異常に思わず凍りつく若葉と修二。
「まあ、いいから、少し我慢しときなィねェ」
のっぺらぼうは尚子の顔の貼り付いたラップをつるつるとした壁に貼ると、
「さあ、次はおめぇの番だぜ」
と、若葉に近づくや、悲鳴さえもあげさせる暇もなく、その顔を尚子同様にラップで
つるりと剥がしてしまったのだった。
ごろりと転がる二人ののっぺらぼうになった女の肉体と、壁に貼り付けられた各々の
顔と、固まったままの修二と、それから腕組みをして身体を揺らすのっぺらぼう。
「は……早く戻しなさいよ!」
「そうです、こんなのあんまりです」
と声を揃えて非難する若葉と尚子の顔にのっぺらぼうはぬらりとした顔を向けて、
「まあ、そうだな、それじゃあ顔を身体に戻してやらにゃあナ」
ゆっくりとした所作で、尚子の顔をぺりぺりと剥がすと、
「ちょ……あんた、そっちじゃないでしょうがっ!」
抗議する若葉を無視して、尚子の顔を金髪の薄手のドレスを纏った肉体のほうに運ん
でいく。
「あ……あの、何をなさるんですか」
不安げに訊ねる尚子に、いいからいいから、とのっぺらぼうは前置きしておいて、
「んじゃ、こうだな」
尚子の顔のラップのシワをぴんと引っ張って伸ばすと、それを若葉の肉体へとぐいっ
と貼り付けてしまっていた。
「やっ……やめなさいよぉぉ!」
絶叫する若葉であったが、壁に顔のまま貼り付いていてはどうしようもならない。
しばらくの沈黙の後、のっぺらぼうがラップを剥がすと、その透明な面にはもう尚子
の顔は残ってはいなかった。
そう、つまりである。
「わ……私……どうなって……?」
と、身体の自由を再び取り戻した尚子が、壁掛けの鏡を見て思わず目を瞠った。
「これ……私……なの?」
それは、若葉の若々しい肉体を得て見事に若返った尚子の姿であった。のみならず、
顔に浮かび出ていた忌まわしい皺も全てぴん、と引き伸ばされていて、シミなども無い
つるりとした顔へと直っていたのだった。
思わず尚子の手は胸元の両の膨らみへと伸びていた。
「う……わ、大きい、それに形もいいし、何より全然垂れてないじゃないの、シリコン
でも入っているのかしら? うふふ、すごい、ぷるぷるねっ」
大きく開いた胸元をさらに開いて、内包された乳房を確認する尚子。
「ば、バカっ、そんなのいれてないわよ、百パーまじもんよっ、金を溶かす思いでエス
テに通い詰めたプロポーションなんだからぁ……っ、返せェ!」
しかし、そんな声も昂奮した尚子の耳には届かない。
「顔も小さいわねえ……ひいふうみぃ、と七頭身半はあるんじゃないかしら、うわっ、
足も長いわねぇ……ほんとに憎らしいわぁ」
先ほどまで弛緩して弛んで垂れ気味になっていた尚子の目元はきりりと引き締まり、
若い素肌に癒着することで涼やかな目元になっていた。先ほどまでの若葉がやや下品な
印象もある官能の姿であったとすれば、今の尚子は楚々とした美形と豊満な肉体を融合
した美貌の保持者ということになるだろうか。
「お腹だって、こんなに固くて引き締まっているし、お尻も……上のほうに付いてるの
ねえ、驚いたわ」
裾をたくし上げたその下からは、光沢ある黒の下穿きがのぞいていた。
「ほほっ、こりゃあ眼福ってやつかナ」
のっぺらぼうも、おそらくは鼻の下を伸ばした状態か。その声にはっ、と裾を押さえ
つけて振り返る尚子。
「あ、あら、すみません。はしたない格好をお見せしてしまいました」
すると、のっぺらぼうは手を振って、
「いいや、いいってことヨ、その身体はどうでェ、気に入ったかい?」
「ええ、とっても。腰の痛いのもなくなりましたし……なんだか、身体の芯の部分も、
なんというか……心なしか……潤ってるような感じなんです」
女性としての機能を存分に回復した尚子は陶然とした表情で、若葉の顔を振り返った。
「ねえ、どうですか、私のほうがよっぽどこの身体に似合うと思いませんか?」
艶然と、笑みをこぼして余裕のほどを見せつけた。
「きっ……きっ、きっ」
わなわなと震えるばかりの若葉。
「ねえ、そうですよね、人間、あんまりに怒りがこみ上げてくると、なんにも喋ること
ができなくなってしまうんですよ……さっきの私みたいにね」
そして、のっぺらぼうを振り返って、
「それで、すいません。彼女のことはどうされるのですか?」
訊ねる尚子だったが、まあ、すでに大筋は理解していた。
「ん、まあ、そうだよな。こうするのが……おさまりもいいやな」
ぴりぴりと壁から若葉の青ざめた顔を引き剥がすと、
「い、いやぁ、やめなさい……やめてぇ!」
問答無用でくしゃくしゃになったままのラップを、今度はもとの尚子の白髪の浮き出
た顔へと貼り付けてしまっていた。
「……ん、と、どうでぇ、いっぺんに四十年くらい老けっちまった感想はよォ」
頬に、顎に、目じりに額に、深い皺を無数に刻んでしまった若葉は、鏡に映る我が身
の変わりように驚愕した。
「……ったっ、いたたた、腰が痛い。膝が痛い、なによ、これはぁ」
加齢により、彼女の整っているとは言い難かった顔貌は、欠点ばかりが露わになって
しまっていた。ただ、品が無いばかりで積み重ねてきた熟慮がない、老人としての箔も
なにも無い、実に軽薄な顔立ちなのである。
「た……しの、胸ぇ……おっぱ……ひぃ」
両手で持ちあげても、離せば力なくだらん、と垂れ下がる肉塊の下には、ぶにぶにと
気味悪く段を成す脂肪の層が補正下着の上にまではみ出している様なのだった。
背も低く、手足は節くれだっていて、数分前まで彼女の所有していたハイスペックな
肉体とはまるで比較になるものではなかった。
「あらぁ、なかなかにお似合いよ、人の亭主を横からかすめ取ろうとするずる賢い泥棒
猫にはねえ」
悪びれた台詞をわざと吐く尚子は、ヘアピンを髪から抜き取って髪を下ろして水商売
臭さを自らの容姿から払拭しつつあった。
「くそっ、なんだよ、あんたは、あんたこそ、あたしの身体盗んだ泥棒じゃないか」
と、食ってかかろうとした若葉の眼前に迫っていたのは豊かに誇らしく張り出した、
かつての彼女自身の乳房の丘陵であった。今の彼女の151センチの身長では169セ
ンチとなった尚子の胸のほどにしか目線がないのだった。思わず、気押されるものを感
じ取って、若葉は半歩後ずさる。
「まあ、仕置きはこんなもんサね。元に戻りてえってんなら、こいつはおめぇにやるか
らさ、まあ、好きにしてくれりゃいいだろョ」
のっぺらぼうは手にしていたラップをぽいっと若葉の方へと放っていた。
「これ……こいつのせいであたしは……こいつっ」
がたがたと震える手でラップをくしゃくしゃに引き出す若葉は、それで自らの顔を覆
っては離し、覆っては離し、を繰り返す。が、まるで顔の剥がれる気配はないのだった。
それも当然で、こんな顔を付け替えるなどという芸当が出来るのは、ひとえにのっぺら
ぼうの神通力あってこそなのだ。
狂ったようにラップを引き出す若葉を尻目に、のっぺらぼうは、
「さて、最後にはおめぇだよな」
修二の金縛りを解き放ち、尚子と引き合わせていた。
尚子は、少しだけ逡巡する様子を見せたが、ほう、と瞳を揺らしながら、
「ねえ、あなた……修二さん。私、どうです、若いでしょ、綺麗になったでしょう?
これなら、あなたの傍に置いてもらっても、いいですよね」
おずおずと、修二の腕を取ろうとしたが、修二はすっと、自らの手を引き、ゆっくり
と首を横に振って、
「いいや、駄目だよ。君と共に歩む……その資格を私はとうの昔になくしてしまったの
だからね」
たとえばそれは信頼、愛情、相互共助のためのまごころ。そういった夫婦生活に必要
なはずのものを裏切った人間はカインの末裔のように不毛の地を放浪する業罰を与えら
れるのだ。
ああっ、と小さく呻いた尚子の頬から伝わったものが、ぱた、ぱた、と畳に落ちた。
と、顔にラップを巻き付けた若葉が、酸欠をおこしてばたりと昏倒してしまっていた。
「私は、彼女と一緒に生きることにするよ。心根のほどは、ご存知の通りだが、こんな
私には、きっとお似合いだろう」
そして、若葉の年老いたその身体を、長年連れ添ってきて、ついに報いることのでき
なかったその身体をそっと抱き起こして、辛苦に耐えてきた固くごつごつとした指先を
ゆっくりと包みこむようにさすりながら、
「君は、新しいその姿で幸せを掴んでくれないか……いや、それさえも、もう、私には
言えた義理はないね」
修二のその言葉を確認した尚子は、駆け出すように、軒をくぐり出て、夜の暗がりの
中に消えていってしまったのだった。
はあ、とのっぺらぼうは溜め息をひとつ。
「なんともね、人間というやつはおそろしく複雑怪奇にできているもんだ」
やりきれない結末に頬杖をつきながら、やれやれ、と、
「これじゃあ化け物はおまんまの食い上げだナ」
最終更新:2013年05月09日 15:54