春。リリーホワイトが春ですよーヒャッハー。と、辺りの妖精達に弾幕を降り注ぐ季節。
最近は、色々あった。地下から温泉が湧いたり、宝船が空を飛んでたり。
その原因を一つ一つたたき潰して、やっと訪れた平穏。
こうやって、縁側に座りまったりとお茶を啜る。
あぁ、また今日も平和に一日が
終わらなかった。
東方2次創作短編SS 東方音樂団
「で、いきなり何よ魔理沙? 」
面倒そうに霊夢が尋ねる。いきなり、バンドをするぞと言われても意味がわからない。
「いや、この前香霖堂に言った時にな」
魔理沙の話では、数日前、香霖堂に言った際1枚のレコードを見つけた。
聞いてみると、それは騒霊姉妹の様なテンションに任せた音楽ではなく、荒々しい音の塊。
重圧で、一つ一つの楽器の音が耳に、腹の奥に、頭に響いてくる。
しかし、不快感を感じず、むしろずっと聞いていたくなるような音楽。
私が聞いた音楽は私の今までの音楽という概念を打ち壊したと魔理沙は言う。
「こーりんは、こういう音楽をロックって言うだって教えてくれてな! 」
「へぇ。で、なんでバンド? まさか、私もしたいって言うんじゃないんでしょうね? 」
「さすが、霊夢だ。よく分かってるぜ。と言う訳で、改めて言うぜ。霊夢、バンドをするぞ! 」
「パス」
「拒否権は無いんだぜ」
いつもこうだ。この
霧雨魔理沙と言う少女は先ず自分の主張を通そうとする。
よく言えば、皆を引っ張るリーダータイプ。悪く言えば、自己主張の激しい奴。
「そもそも楽器はどうするのよ? 騒霊の持ってる楽器でも使うの? 」
だが、あの騒霊達が快く楽器を貸してくれるはずがない。魔理沙なら借りると言って強奪しそうだが
「そりゃ、あの騒霊達から借りれば良いんだよ」
あまりにも、予想通り過ぎて苦笑いしか出ない霊夢。流石魔理沙。わかり易すぎて可愛い
「あら、別に楽器くらいなら私が貸して上げるわよ~」
不意に声がする。しかし、姿が見えない。となったら、アイツしかいない。
「はぁ、まったく次から次へと…紫~、居るんでしょう? 早く出て来なさいよ」
「それじゃあ、今晩h
「うきゃああああああああああああ」
皆のアイドル八雲紫。神出鬼没、どこからでも現れます。例え、魔理沙のスカートの中からでも
「と言う訳で、御機嫌よう。霊夢、魔理sて痛い痛い」
「うるさい! いきなり人のスカートの中から出てくるような奴には鉄拳制裁しかない! 」
「で、楽器貸てくれるて言ったけどアンタ本当に魔理沙に楽器貸すの? 」
顔を真赤にしながら紫に一方的に弾幕を放ってる魔理沙をなだめながら霊夢が尋ねる。
「えぇ、別に良いわよ。一寸待ってちょうだいな」
と、紫がスキマの中から一本のギターを取り出す。
「これとか、魔理沙にピッタリだと思うわよぉ。外の世界でも結構有名なギターですし」
と、紫が取り出したの一本のギター。Duesenberg社製のStarplayerというギター。
外の世界では主に椎名林檎や
「どうかしら? 星使いて名前が魔理沙にピッタリじゃないかしら? 」
「おぉ、デザインもカッコイイし名前も私にピッタリじゃないか! 有難うな、紫」
「でも、一つだけ条件を出しても良いかしら? 」
「おぉ、何でも良いぜ。何だ? 」
そして、紫は手に持っている扇子を口元に当て
「1ヶ月後の宴会で、アナタが作ったバンドで演奏してもらうわよ。出来なかったら、ギターだけなくて…ウフフ」
限界
最終更新:2009年12月04日 02:09