【第2話 「スコア係」】
参加者の勝利も敗北も一瞬の星の瞬き 万物流転
全てが主催者に仕組まれた巨大なイルミネーションだとしたら…
底知れぬスペルの中に設えられたただ一つの宙に浮かび いつ果てるとも知らぬデッキの枚数を見続ける者・・・それは誰か
  次回「スコア係」
それが我がデッキなら・・・


【第3話 「ゆき」】
回る弾倉、起きる撃鉄 強張った指がデッキをめくる
『誰いな』がデッキボトムに落ち 虚しい気持ちになった時
皮肉にも勝利の充足が魂を震わせ肉体に溢れる
禁じられた遊び
この危険な遊戯が、これこそが彼に似合うのか…
  次回「ゆき」
デッキが回れば、リスクが上がる


【第4話 「綾鷹」】
何もかもが平穏の前に沈んだ 先貼りしたリザレクも、芽生えかけたフェニ尾も、苦輪も
そして、あらゆる悪徳も同じだ
全てが振り出しに戻った
敗者は死んだ魂を疲れた体に包んで、泥濘と硝煙の次回戦へ向かった
  次回「綾鷹」
妹紅使いは、誰も墓地を見ない・・・


【第5話 「あやき」】
揺れる、揺れる、揺れる この世の舞台を回すデッキが奈落の底でまた動き始めた
大地が動き、天空が驚く 手札が変われば立つスペルも変わる
昨日も、今日も、明日も事故に閉ざされて見えない
だからこそ、切れぬ強さを求めて 褪せぬ、引きを信じて
  次回「あやき」
変わらぬ引きなどあるのか・・・


【第6話 「アゲ」】
何故に、と問う 故に、と答える
だが、河童が宴に出てより以来問いに見合う答えなど無いのだ
プレートが剣か、瀑布が盾か 果てしない殴り合いに散る火花
その瞬間に刻まれる影にこそ、真実が潜む
  次回「アゲ」
飢えたる者は常に問い、答えの先にはいつもアゲ


【第7話 「きざみ」】
大いなる偶然が全ての始まり 芽生えた意識は行動を、行動は情熱を生み、情熱は理想を求める
理想はやがて勝利に行きつく
勝利は全てに呵責なく干渉し、優勝の嵐を育む
そして…放たれた強デッキは誰を打つ
  次回「きざみ」
勝利足りえないデッキはない


【第8話 「」】


【第9話 「後輩」】
求めても、求め得ぬ物 望んでも、望み得ぬ物
狂おしいまでの渇きが、叶わぬ思いが 殺意と闘志を生む
心に地獄を持つもの同士の不可思議なる合意が壮烈な対決を生む
  次回「後輩」
流される己の血潮で渇きを癒す


【第10話 「ポコ吉」】
この果てしなく広がる闇は、輝く星の為にあるとしたら
今日という日が、明日の為にあるとしたら
天国はこの地獄の隣にあるはずだ…
ここはもう充分に見た…充分に
たとえそれが禁断のデッキであろうとも
  次回「ポコ吉」
だが、今日という日が明日の為にあるのだとしたら



【第11話 「馬琴」】
シーンがなければ月が輝かぬとするなら、シーンをブッパする無謀な風となろう
戦いの果てにしか安らぎは来ないものなら、蓬莱の防壁に身を任せよう
それぞれの運命を担い、男たちが昂然と顔を上げる
   次回「馬琴】
放たれた矢は標的を射るか、地に落ちるか…


【第12話 「少々」】
一人の男と一人の男が銀河の闇を裸になって流れた
一瞬のその光の中に参加者が見たものは
愛、戦い、運命
今、全てが終わり駆け抜ける哀しみ 今、全ての始まり
閃きの中に望みが生まれる
    最終回「少々」
遥かな時に全てを賭けて

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最終更新:2011年04月29日 15:23