菅野泰蔵 「カウンセラーの『聴く力』」(2009)
評価
★★★☆
ひとこと
頭で分かっていることと、実際できることは違う。
当たり前のことが書いてある。でも、実践できてないことが分かる。
簡単なカウンセリングケースと実践の練習問題が入っている点が珍しい一冊。
分類
目次
第1章:リスニング、「聴く」ことの再考
- 人の話は面白くない?
- 聴くことは受け身なことではない
- 「アクティブリスニング」のすすめ
- 「話し上手は聞き上手」
- 「話し下手は聴き下手」?
- 基本はロールテイキング
- 聴き方で情報量は違ってくる
- 聴き方で理解は違ってくる
- 話を聴けないときとは
- ロールテイキングは想像力
- コミュニケーションはキャッチボール
第2章:リスニングを学ぶ
- 予測しながら聴いてみる
- 会話での予測
- 決まり事なら予測できる
- 聴き手の役割を果たす
- 予測は豊かな反応を生む
第3章:相手の話を受け止める
- オウム返しをしてみる
- 相手の話に合わせていく
- 言葉は自分に返る
- 「オウム」から「こだま」へ
- コミュニケーションの身体性
- 身体で聴くということ
第4章:応答の基本
- 言葉は身体とともに
- アクティブな相槌とは
- 七色の相槌
- 相槌は会話のかなめ
第5章:訊くこと、問うこと
- 「聴く」ばかりでは行き詰まる
- 過激な聴き手になる
- 漫才というコミュニケーション
- 一般会話でのツッコミとは
- 「君はどう思うかね?」
- 質問の効用
- コミュニケーションの目的
第6章:質問力を身につける
- 質問する習慣
- 質問会話の例
- 質問する練習
- 自分の考えを疑え
- 会話をコントロールすること
- 最低の話し合い
- ブレーンストーミングに学ぶ
- ブレーンストーミングの精神
- 異論があれば加工する
第7章:質問の工夫
- 質問の原則
- 質問のリソース
- 返すポイントはいくらでもある
- よい質問、悪い質問
- 開かれた質問
- 質問を開け閉めしよう
- ポイントを探せ
メモ
- ロールテイキング(相手を受け止める)
- 会話の生産性(何か新しい発見があったり、何かが生まれたり、お互いに楽しい思いをしたり、前よりもずっと理解が深まったりすること)
- 異論は加工して返す(質問形式にして、角をとる)
- 質問の原則(自分の関心に引き寄せず、相手へ関心を寄せて聴く)
参考文献
最終更新:2010年08月21日 17:55