NHK「あすの日本」プロジェクト「35歳を救え」(2009)
評価
★★☆☆
ひとこと
帰納的アプローチの一冊。
資料としては意味があるが、なぜかちょっと消化不良な感じが残念。
表題の「なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか」の明確な回答を期待してはいけない。
分類
目次
第1章 なぜ“35歳”なのか 三菱総合研究所
第2章 35歳の現実 NHK「あすの日本」プロジェクト取材班
- 崩れ始めた“普通”の暮らし
- 主婦が働いても家計を支えられない
- 高まる転職率と未婚化
- 抜け出せないパラサイト
- 非正規雇用の固定化と壊れる心
- 地域崩壊と次世代への影響
第3章 35歳問題への取り組み NHK「あすの日本」プロジェクト取材班
- 積極的雇用政策で「人への投資」を
- 子育て世代に優しい生活支援
- 企業が支える家庭と両立する働き方
第4章 「あすの日本」をキズクために 三菱総合研究所
- 35歳問題の原因と外国の方針
- 提言1 日本版・積極的雇用政策
- 提言2 安心して子を育てるための生活支援策
- まとめ
データで見る35歳の実態~35歳1万人アンケート集計結果
おわりに
メモ
- 女性が35歳までに産んだ子供の数
- 1945年生まれ 2.05
- 1970年生まれ 1.28
- 1973年生まれ 0.86 ※(明日の日本プロジェクト調べ)
- 人口の再生産に必要な数 2.07
(国立社会保障・人口問題研究所)
- イギリスが選んだ「第三の道」
- LEP(Local Employment Partnership)
参考文献
最終更新:2010年08月21日 17:44