畑村洋太郎「数に強くなる」(2007)

評価

★★★☆

ひとこと

失敗学の畑村氏の本。
ぜんぶリクツで考えると疲れちゃいますが、「文科の計算技法」とでもいいましょうか。
正確には計算じゃないんだけどね。

分類

目次

  1. 数に強くなる
    • 前口上
    • 数がイヤな理由
    • 数はくたびれる
    • 数に強い人とは
    • 数に強い人の頭の中
    • 全体の中でとらえる
    • なんでも数にする
  2. 数の感覚をみがく
    • 気色が良い数・気色が悪い数
    • ゼロの個数を丸覚えする
    • その場で数を作る
    • 体感基準をインプットする
    • 数の認識回路を持つ
    • ザックリのすすめ
    • ドンブリのすすめ
    • ドンガラのすすめ
    • 数を立体的に表わす
  3. 数の声を聞く
    • ぜんぶ「1人当たり」にする
    • 水呑百姓はどれほど苦しいか
    • 「変わる」を基軸にする
    • ソロバン頭を育てる
    • 1000を聞いて1で知る
    • 音と光と数の不思議
  4. 数を使う
    • 1日1000歩1キロの法則
    • 1駅2分の法則
    • 自己評価は2割増しの法則
    • 6%の原理と7-10の法則
    • 大入満員7掛けの法則
    • ニッパチの法則
    • 2-6-2の法則

気になる表現

場末に行くと、物事はご都合主義で変えられる(p66)

倍・半分は許される。ケタ違いはいけない。(p88)

メモ

  • 数は3つの要素からなる
    1. 種類
    2. 単位

  • 素数は気色が悪い

参考文献

  • 畑村洋太郎「直観でわかる数学」
  • 小川洋子「博士の愛した数式」

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最終更新:2010年08月18日 15:31