塩野七生「日本人へ リーダー篇」(2010)
評価
★★★☆
ひとこと
月刊「文藝春秋」の連載の新書化。
リーダ篇とありますが、私あるいは民に対する「公」はどうあるべきかを論じた内容。
とはいえ、割とさらっと読めました。塩野氏自身が丸くなったのかもしれません。
分類
目次
Ⅰ
- イラク戦争を見ながら
- アメリカではなくローマだったら
- クールであることの勧め
- イラクで殺されないために
- 継続は力なり
- 「法律」と「律法」
- 組織の「年齢」について
- 「戦死者」と「犠牲者」
- 戦争の大義について
- 送辞
- 笑いの勧め
- 若き外務官僚に
- 文明の衝突
Ⅱ
- 想像力について
- 政治オンチの大国という困った存在
- プロとアマのちがいについて
- アマがプロを越えるとき
- なぜこうも、政治にこだわるのか
- どっちもどっち
- 気が重い!
- 「ハイレベル」提案への感想
- カッサンドラになる覚悟
- 倫理と宗教
- 成果主義のプラスとマイナス
- 絶望的なまでの、外交感覚の欠如
- はた迷惑な大国の狭間で
- 帰国中に考えたこと
Ⅲ
- 歴史認識の共有、について
- 問題の単純化という才能
- 拝啓 小泉純一郎様
- 知ることと考えること
- 紀宮様のご結婚に想う
- 自尊心と職業の関係
- 文化破壊という蛮行について
- 乱世を生きのびるには……
- 負けたくなければ……
- 感想・イタリア総選挙
- 歴史事実と歴史認識
- 国際政治と「時差」
- 「免罪符」にならないために
自己反省は、絶対に一人で成されねばならない。
決断を下すの孤独だが、反省もまた孤独な行為なのである。(p109)
メモ
- イタリアは海外派兵を積極的に行い、且つ、戦死者を出さず、経済的負担をしていない。(その後戦死者を出した模様)
- 中世化:声が大きく腕力が強い者だけが幅をきかせる時代。
参考文献
最終更新:2010年08月18日 15:27