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阿川佐和子「メダカの花嫁学校」(1991)

評価

★★★☆

ひとこと

テレビを辞めた頃のエッセイ。やはり少し余裕が出てきたのかなと感じます。

分類

目次

  • 謎の赤ん坊時代
  • 殺し文句
  • メダカのペタンコシール
  • いり卵ゴハン
  • 忘れ得ぬ言葉
  • 男の見当違い
  • 「存在感」について
  • 酒と門限の日々
  • 自分ペース
  • 稼ぐ楽しみ
  • 試験と原稿
  • はじめての反響
  • 美への欲求
  • 写り評価格
  • ジャスト・マリイド
  • 神からの手紙
  • 性格バランス
  • 嫌い一筋
  • 呼び名
  • 眺めのいい部屋
  • 空飛ぶカネやん
  • 肝っ玉スペイン
  • トニーさんの香り
  • ユール・ウェルカム
  • 勝手プロデューサー
  • タクシードライバー
  • おばあちゃんの白髪
  • ウエイトレスの誇り
  • たくましき天使
  • 受験後遺症
  • 渋谷にしひがし
  • 六本木時計
  • 寄り道ヶ丘
  • 田舎横浜と港横浜
  • パリと猫
  • ザルツブルクピンク
  • ハワイのタイ料理
  • ミス ワイン
  • 迷い旅
  • 和製外来語
  • 笑いの効用
  • 姿勢矯正ハンガー
  • 便利な日本語
  • 「行列」に関する一考察
  • 金持ちの品性
  • 小言幸兵衛
  • お魚はどうやって寝るの?
  • 『幸せはパリで』
  • 『100人の子どもたちが列車を待っている』
  • 『マイ・フェア・レディ』
  • 『フィールド・オブ・ドリームズ』
  • 『サウンド・オブ・ドリームス』
  • 題名も覚えていないホラー映画
  • 『グレムリン』
  • 『天平の甍』
  • 『ホームアローン』
  • 『麗しのサブリナ』
  • 『愛と追憶の日々』
  • 対談「私たち恋上手?」


気になる表現

「日本人は笑いのセンスに欠けているのでしょうか?」
と伺ったところ
「そんなことはありません。上質の笑いの素養を持っています。ただ、日本人の笑いは四畳半なんですね。(p169, 井上ひさし)


メモ



書きだし

  1. 人は自分が赤ん坊の頃の記憶を、一体どのくらい遡ることができるものだろう。
  2. 妙な殺し文句を言われたことがある。
  3. いつの頃からか、玄関脇の水がめの中にメダカを飼うようになった。
  4. ひとり暮らしを始めてから料理をする機会がめっきり減ってしまった。
  5. 短気な父と、男兄弟三人に囲まれて育ったせいか、男言葉に仰天するような経験はあまりない。
  6. 男が女に対して見当違いをしているとすれば、それはけっこうなことじゃないかと私は思う。
  7. そもそもこの原稿の依頼を受けたとき、なんと難しいテーマだろうと思った。
  8. 深夜のテレビの仕事をしていると、よほど深酒になると思われがちだけど、そんなことはない。
  9. 仕事を始めたのは三十歳になった年である。
  10. 仕事を始めてみて、いちばん楽しいと思ったことは何だろうか。
  11. どんな短い原稿でも、私の場合、書き出すまでに時間がかかる。
  12. 自分の書いた文章がはじめて活字になったときの興奮とは、いったいどれほどのものだったろうか。
  13. 最近、熱心に使っている化粧品がある。
  14. 世の中には撮られ上手と撮られ下手がいるらしい。
  15. 専業主婦になって久しい友人が言った。
  16. 手紙に対して、これほど怠慢になり始めたのはいつ頃からだろうか。
  17. 人の性格は、向かい合っている相手によって強く見えたり弱く見えたりするような気がする。
  18. 食べ物の好き嫌いについて、人それぞれの理屈を聞くとおもしろい。
  19. 中学に入学してまもない頃、仲良くなったばかりの友達が、学校から自分の家に電話をかけた。
  20. 『室内』(工作社)という雑誌から原稿依頼のお手紙を頂戴したとき、私は反射的に自分の部屋を見渡してしまった。
  21. カネやんは新聞記者である。
  22. 夏休みを利用して、スペインへ一週間の旅に出た。
  23. デパートを歩いていたら、突然、若い女店員さんから、小さな紙切れを手渡された。
  24. 雑誌の仕事でスペインの小さな田舎町を訪れたことがある。
  25. イサム・I氏はテレビ局の敏腕プロデューサーだった。
  26. タクシーに乗ったら渋滞に巻き込まれた。
  27. ある年の夏、テレビの仕事で長野県の伊那谷へ行った。
  28. 近所に今様のレストランができたので覗きに行ってみた。
  29. 私が小学校五年の年の春、我が家は突如として病院とかかわりを持つことになった。
  30. 我ながら不思議なことだと思うのだが、いまだにJR代々木駅の前を通るたびに憂鬱な気分になる。
  31. 渋谷という街を通るたびに、祖父母を思い出す。
  32. 中学、高校は六本木の裏にある東洋英和女学院に通っていた。
  33. 学校の帰りに寄り道をした街のベストワンは、自由ヶ丘だったかもしれない。
  34. 中学二年の終わりに家族は都内のマンションから横浜へ越した。
  35. 初めてパリを訪れたのは、大学三年のときだった。
  36. ミキサーを買った。
  37. 初めてタイ料理の味を知ったのはハワイでのことである。
  38. ワインほどやっかいな酒はない。
  39. ここ最近、旅らしい旅をしていないような気がする。
  40. 外来語の表記の範囲が緩められることになったそうだ。
  41. アカデミー賞の授賞式の模様をテレビで観て、改めて感心してしまった。
  42. ある座談会で日本人についてあれこれ論じていたら、出席者の一人であるフランス人評論家氏が、「日本の男性は背広を脱がなければダメです。もっとラフなスタイルじゃないと自由な発想が生まれません。第一、似合ってないです」そうかなあと、私はちょっと首をひねってしまった。
  43. 「スミマセンは、アリガトウという意味もありますね」青い目を輝かせながら、青年が言った。
  44. 先日、地下鉄の駅で電話をかけようと思い、あたりを見渡すと、三台並んだ公衆電話のいずれもふさがっていて、しかもそれぞれの後ろに一人ないし二人ずつの列ができていた。
  45. これもまた地下鉄の駅での話。
  46. いつの頃か、「最近の若者は・・・・・・」という台詞が自分に向けられるものではなく、自分から他人に向けるものに変わってきている。
  47. お魚はとてもプライドが高いので、なかなか他人に自分の寝ている顔を見せたがりません。
  48. 映画好きの人のバイタリティーにはかなわない。
  49. えのきどいちろうさんから「チリのドキュメンタリー映画、『100人の子供たちが列車を待っている』を是非、観に行ってみてください。とてもいい映画で元気が出ます」とお勧めをいただき、さっそく出掛けてみたら、上映期間が過ぎていて観損なってしまった。
  50. ミュージカル映画ばかり観ていた時期がある。
  51. 数人の友人と談笑していて、映画の話題になった。
  52. 評論家の川本三郎さんにお会いしたら、最近の雑誌やテレビに出てくる映画批評の仕方にとても腹を立てておいでだった。
  53. ホラー映画というのは、これはもう原則的にも非原則的にも苦手である。
  54. 映画を観に行きたいという衝動はどんな時に起きるのか考えてみた。
  55. 悲しいことや頭に来ることがあったら、それが「たいした問題ではない」と悟ることは大事である。
  56. 取材でアメリカを訪れた。
  57. ある雑誌から、ショートヘアーについての取材を受けた。
  58. シャーリー・マクレーンのショーを観に行った。

参考文献

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最終更新:2010年08月21日 15:04