江國香織「とるにたらないもののの」(2003)
評価
★★★☆
ひとこと
江國香織さんによる日常のちょっとしたものに対するエッセイ。
「傷」を読んだ時、彼女と私は決定的に感性が違う、と思ったのでした。
だからといって、それが彼女への関心・評価を下げるものでは全くありません。
こういうふとした観点のエッセイは大好きです。
「小さな鞄」「黄色」は素直に共感し、
「ヨーグルト」「子守歌」「座右の銘、もしくは好きな言葉」にはクスッときました。
分類
目次
- 緑いろの信号
- レモンしぼり器
- 小さな鞄
- 焼き鳥
- カクテルの名前
- 食器棚
- 輪ゴム
- 煙草
- 愛称
- メンソレータム&オロナイン
- トライアングル
- 地図
- 食前酒と食後酒
- ルラメイ
- 黄色
- ナイフ
- 下敷き
- スプリンクラー
- ヨーグルト
- 運動靴
- 仕度
- お風呂
- 駅
- エバミルク
- ケーキ
- 化粧おとし
- 傷
- 旅行鞄
- まめご
- 押し葉、押し花
- 結婚式
- 塩
- ムーンライト・セレナーデ
- フレンチトースト
- 石けん
- 固ゆで玉子
- おばさんのスカーフ
- 競艇
- 書斎の匂い
- 「けり」という言葉
- ピンク
- ウェリントンブーツ
- 鉛筆とシャープペンシル
- 子守歌
- 干しブドウの味
- バスタオルとバスローブ
- 座右の銘、もしくは好きな言葉
- 帚と塵取り
- オーバー
- 電話
- 洋画劇場
- りぼん
- 食器用スポンジ
- 免税店
- 砂糖
- かわはぎの皮
- 日がながくなること
- 推理小説
- 大笑い
- いいのだ、ということ
メモ
参考文献
最終更新:2010年08月22日 17:07