土屋賢二「ツチヤ教授の哲学講義」(2005)
評価
★★★☆
ひとこと
初心者には哲学は難しい。なるべく簡単そうなのを探している中で偶々見つけた一作。
分類
目次
第1週 哲学は深遠な真理を解き明かすものか?
- 1日目 哲学は何でないか
- 2日目 「われわれが時計で測っているものは、時間ではない」 ケース①時間
- 3日目 「絵が美しいのは、そこに美が宿っているからだ」 ケース②原因
- 4日目 「机の色や形は見えても、机そのものは見えない」 ケース③何が見えるか
- 5日目 「ツチヤは、本当の意味では人間とは言えない」 ケース④イデア論
- 6日目 絶対に疑えないもの ケース⑤「われ思う、ゆえにわれあり」
- 7日目 「われ思う」が疑えない理由
第2週 哲学で何がわかるか?
- 8日目 コーヒーを注文する方法 言語ゲームが必要な理由
- 9日目 言語ゲームで哲学の問題はどう解けるか
- 10日目 「哲学の問題を全面的・最終的に解決した」究極の理論
- 11日目 哲学で世界を説明できるか
メモ
- 哲学は新しく事実を発見することによって問題を解く学問ではない
- 哲学の研究は、頭の中で考えて、ことばとことばの関係や、論理的な関係を分析することに過ぎない
- 宗教は信じる、哲学は疑う
- 哲学は文学でも、科学でもない
- ゼノンのパラドックスとアリストテレスの解決
- 「運動」「静止」という言葉の意味を持つのは一定の幅を持つ時間を与えられている時
- 形而上学:感覚でとらえたり観察できる事実をさらに超えた者が存在する、と考えること。
- 時間の測り方とベルクソンの反論
- 絵が美しい理由についてプラトンvsアリストテレス
- プラトン「そこに美が宿っているから」
- アリストテレスの四原因(形相因・質量因・目的因・起動因)
- デカルトの蜜蝋の議論
- 蜜蝋の議論の謝りは、「内容的に間違った論証」からなっている点
- ウィトゲンシュタインの言語ゲーム理論
参考文献
- ハイデガー「存在と時間」
- ウィトゲンシュタイン「哲学探究」
- カント「純粋理性批判」
最終更新:2011年07月29日 20:18