森村誠一「喪失」(2007)

評価

★★☆☆

ひとこと

タイトルが気になって手にした一冊。
残念ながらミステリとしては★1つ。
現代人が喪失したものをテーマにした短編集とのことだが・・・
無理やり棟居を登場させるため、ちょっと短絡的になってしまった気がする。
喪失をテーマにしたものだと、村上春樹「東京奇譚集」の方が好み。

分類

収録作品

  1. 永遠の至福
  2. 準犯人の愛
  3. 喪失
  4. 一期のクラス会
  5. 後朝の通夜
  6. 世を忍ぶ花
  7. 地球から逃げた猫


ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品)



ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品)



気になる表現


メモ

  1. 不思議な縁についての話。★
  2. サスペンスタッチの話。★
  3. 学生時代からの友人に抱いた殺意の話。★
  4. 二十年ぶりの同窓会にそれぞれの思いで向かう話。★
  5. 非番の日に市民を守るために命を落とした刑事の話。★
  6. 地上げに立ち向かう人々の話。★

参考


主人公

  1. 駅のプラットフォームから転落死した女性(34)←棟居
  2. 浮気の証拠である携帯電話を落とした男性(45)←棟居
  3. 精密機器メーカーに勤める男性←棟居
  4. 棟居刑事
  5. 殉職した正義感の強い若き刑事←棟居
  6. 謎めいた「詩」を残して行方をくらました女性←棟居
  7. 殺害された元暴力団構成員←棟居

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最終更新:2011年05月03日 22:46