集英社文庫編集部「短編復活」(2002)

評価

★★★☆

ひとこと

短編集。
素敵な作品もあったんですが、やっぱり好みが分かれますね。
全体的にはせつない話が多いです。


分類

収録作品

  1. 赤川次郎「回想電車」
  2. 浅田次郎「角筈にて」
  3. 綾辻行人「特別料理」
  4. 伊集院静「螢ぶくろ」
  5. 北方謙三「岩」
  6. 椎名誠「猫舐祭」
  7. 篠田節子「38階の黄泉の国」
  8. 志水辰夫「プレーオフ」
  9. 清水義範「苦労判官大変記」
  10. 高橋克彦「梅試合」
  11. 坂東眞砂子「盛夏の毒」
  12. 東野圭吾「超たぬき理論」
  13. 宮部みゆき「さよなら、キリハラさん」
  14. 群ようこ「キャンパスの掟」
  15. 山本文緒「いるか療法 <突発性難聴>」
  16. 唯川恵「青の使者」

ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品)

ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品)


気になる表現



メモ

  1. 在る男が電車の中で懐かしい人々に出会う話。★★
  2. 幼い頃父と別れて育った男。ブラジルに左遷される前の出来事。★★★
  3. 悪食好きな男。特別料理を出す店に夫婦で通いつづける話。乱歩的?個人的に苦手です。★
  4. 路上生活している女の回想物語。「回想電車」の方が好み。★
  5. 北方謙三らしいハードボイルド。★★★
  6. 死を前にした女の回想物語。★★
  7. 次にプロテストに落ちたら諦めるようにと師匠に言われた男の話。★
  8. 本物の義経は実は弁慶だった、という話。★★★
  9. 梅の名所で行なわれた川柳合戦の話。ミステリとしても楽しめる一作。★★
  10. 元ホステスの妻に疑心暗鬼の夫の話。★★。乱歩的?
  11. チョット理解に苦しむ一作?
  12. 既に昔読んでいたのですが、宮部みゆきの作品の中でも指折りの一作だと思う。★★★★
  13. 田舎から出てきた優等生の女の子の話。★
  14. 鯉を巡る、女3人の話。ひんやりとする話だが、味わいがある。★★



参考

  1. 「回想電車」収録
  2. 「鉄道員」収録
  3. 「眼球綺譚」収録
  4. 「あづま橋」収録
  5. 「皹・街の詩」収録
  6. 「奇譚カーニバル」収録
  7. 「愛逢い月」収録
  8. 「いつか浦島」収録
  9. 「偽史日本伝」収録
  10. 「完四郎広目手控」収録
  11. 「屍の聲」収録
  12. 「怪笑小説」収録
  13. 「地下街の雨」収録
  14. 「でも女」収録
  15. 「シュガーレス・ラヴ」収録
  16. 「めまい」収録

主人公

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最終更新:2011年12月02日 00:53