今野誠一「すぐやるリーダーの仕事術」(2010)

評価

★★☆☆

ひとこと

昇進を機にダンナが購入した蔵書群から拝借。
「ToDoリストにせず、全部手をつけてみる」というのはなるほどと思いました。


分類

目次

序章 「すぐやる」は伝染する
第1章 「すぐやるリーダー」に必要な9つの力
  1. 「ビショナリー度」の高さ
  2. 「意志決定力」の高さ
  3. 「段取り力」の高さ
  4. 「要望性」の高さ
  5. 「行動力」の高さ
  6. 「現場力」の高さ
  7. 上司との「関係力」
  8. 「信念の強さ」
  9. ハツラツとしていられる「健康管理力」
第2章 「すぐやるリーダー」になるための仕事術
  1. 30分単位で行動する
  2. 着手力を身につける
  3. TO DOリストの罪
  4. アポイントの極意
  5. スキマ時間の活用
  6. 劣後順位
  7. ゼロベース思考
  8. 完ぺき主義にならない
  9. 仕事の依頼術
  10. リーダーにこそ必要な報連相
  11. 本当の人脈を作る
  12. 前日のイメージトレーニング
第3章 リーダーがメンバーに対してやるべきこと
  1. 優先順位を教える
  2. 時間泥棒にならない
  3. 伝言メモが仕事の基本
  4. 朝のすべり出しは声掛けから
  5. 的確な質問でやる気にさせる
  6. やる気のメカニズム
  7. チームの存在意義を伝える
  8. 「信頼のジャンプ」で部下の心をとらえる
  9. メンバーの実力を揃える
  10. 勇気を与える
第4章 「すぐやるチーム」の仕事術
  1. ペアで仕事をすること
  2. アジェンダは会議の要
  3. 役割を持って会議に参加する
  4. 精霊のいる会議にする
  5. 社内決済の壁
  6. フリーアドレスの勧め
  7. 毎週が年末大掃除(整理整頓のススメ)
第5章 「すぐやるチーム」の風土を作る
  1. 疑心暗鬼のないチーム
  2. グランドルールの重要性
  3. 1週間を軽快にはじめる
  4. 自律的に仕事をする風土
  5. 達成感を共有する
  6. 人となりを知り合う意味
  7. 夢の交差点という考え方を持つ
  8. 成形の功徳
  9. すべてのことに心を込める訓練
終章 人生企画書を書いてみる

気になる表現


メモ

  • 対部下に関する機能
    1. 要望性:メンバーに仕事の指示をし、より高い効果、成果を要求する働き
    2. 共感性:部下の立場や気持ちを配慮し、部下の行動を援助する働き
    3. 通意性:仕事を進めていく上で、必要とされる情報を部下に提供し、経営トップや自分の意思を伝える。それにより、部下に仕事の意味付けと位置付けを行う働き。
    4. 信頼性:リーダー自身の職務上の能力、あるいは管理能力の点で部下から信頼される働き。

  • ジョハリの窓
    • 自分(知っている)×周囲(知っている)
      • 開放された窓
      • 自然にのびのびとふるまえる領域
      • ここを少しでも広く保つことが、人間関係を楽にスムーズにする
    • 自分(知らない)×周囲(知っている)
      • 盲目の窓
      • 他人との間にズレや行き違いが生じる領域
      • 「開放された窓」にするには、他人が自分にものを言いやすい雰囲気を作る必要がある
    • 自分(知っている)×周囲(知らない)
      • 隠された窓
      • 他人との関係が不自然なものになる領域
      • 「開放された窓」にするには、普段からできるだけ自分をオープンにすること
    • 自分(知らない)×周囲(知らない)
      • 未知の窓
      • 成長する上での源泉となりうる領域(未知の可能性)
      • ここを縮小するには、未開拓の自分にチャレンジしていくことが必要

参考文献

  • 森信三「修身教授録」

参照している文献

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最終更新:2011年07月16日 11:24