中町信「模倣の殺意」(1973)
評価
★★★☆
ひとこと
店頭でなんとなく手にした一冊。合わせ技一本の労作。
この書き出し。ミステリ擦れしている今の読者は身構えちゃうだろうな。
「メイントリック」のために書かれた感じが強いが、1973年作というのは驚愕。
アガサ・クリスティの初期の名作はもちろんだが、
貫井徳郎や乾くるみの作品などを読んでしまった後だと、
全体が地味な題材なだけに驚きが小さかったのが残念。
とはいえ、すべてのトリックを見抜けた訳ではなく、それなりには楽しめる一作。
分類
ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品)
ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品)
メモ
参考文献
主人公(or探偵役)
最終更新:2013年04月09日 23:00