日本推理作家協会「Logic 真相への回廊」(2013)

評価

★★★☆

ひとこと

★4つの傑作はなかったものの、佳作揃いの短編集。
薬丸岳や横山秀夫の警察物は安心して読める。
また、最後の3編「星風よ、淀みに吹け」「生き証人」「この雨が上がる頃」は
どれもハラハラドキドキのストーリー展開が良い。



分類

収録作品

  1. 薬丸岳「休日」
  2. 横山秀夫「未来の花」
  3. 遠藤武文「レッド・シグナル」
  4. 黒崎視音「ノビ師」
  5. 西澤保彦「九のつく歳」
  6. 伊岡瞬「ミスファイア」
  7. 小川一水「星風よ、淀みに吹け」
  8. 末浦広海「生き証人」
  9. 大門剛明「この雨が上がる頃」

ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品)

ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品)


気になる表現



メモ

  1. 中学生の息子の異変(非行?)にきづいた父。連作集「刑事のまなざし」収録 ★★★
  2. 働き盛りの証券マンが自宅で心臓ひと突きに死んでいた。臨場シリーズ ★★★
  3. 交差点でのひき逃げ事故。
  4. 連続強姦魔が記録した犯行の模様が犯人の自宅から盗み出される。警視庁心理捜査官シリーズ ★★★
  5. 女医の出したゴミを秘かに回収する独居老人が殺害された。「動機、そして沈黙」収録 ★★
  6. モンスターペアレンツの自宅に次々と不審火が起こる。連作集「明日の雨は。」収録
  7. 月面基地建設を見据えて造られた実験施設内での殺人事件。ミステリーサークル。「トネイロ会の非殺人事件」収録 ★★
  8. 亡き夫以外の男との娘をもった未亡人の元に、元夫の愛人が隠し子を連れてきた。★★★
  9. 法律事務所で働くが馴染みのレンタルビデオ店で散弾銃を持った男が立てこもり。★★★

参考


主人公(探偵役)

  1. 刑事 夏目信人
  2. 検視官 倉石義男
  3. 損害保険会社社員 滋野隆幸
  4. 女性警官 吉村爽子
  5. 女医 安河内ミロ
  6. 音楽の臨時講師 森島巧
  7. クル-たち

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最終更新:2013年08月09日 15:53