小学館 「週刊西洋絵画の巨匠 vol.10 ゴーギャン」(2009)
分類
目次
- ゴーギャンの魅力
- 巨匠を知る4つの魅力
- ヨーロッパ文明に背を向けた、放浪の人生
- 「殉教者」としての自負
- 絵画を革新した「総合主義」
- 南国の楽園のイヴたち
- ゴーギャン伝 まだ見ぬ楽園を求めて
- 展示室1 「ここ」ではない「どこか」を求めて
- 連載 茂木健一郎 「脳」で見る名画(10)「普遍的にして人間的なるもの」
- アート・トピック1 ゴーギャン終焉の地、秘境マルケサス諸島の真実
- 原寸美術館<我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか>「遺言」のはずだった名画
- 展示室2 南国の楽園に死す
- 連載 高階秀爾 巨匠のまなざし(10)「『自分探し』の南方紀行」
- アートトピック2 「預言者」ゴーギャンとその弟子たち
- これだけは見たい 日本で出会えるゴーギャン巡礼
- 連載 結城昌子 名画あれば憂いなし(10)南国の匂い
評価
★★★☆☆
ひとこと
非西洋に憧れた画家。色遣いに特徴。
でも、私はゴッホと共同生活を送っていたころの作品が好みのようだ。
ゴーギャンメモ
Paul Gaauguin(1848-1903)
主な作品
- 縫い物をするシュザンヌ(1880,ニュー・カールスベア美術館)
- マンドリンのある静物(1885,オルセー美術館)
- 馬の頭部のある静物(1886,石橋財団ブリヂストン美術館)
- 白いテーブルクロス(1886,ポーラ美術館)
- ブルターニュの少年の水浴(1886,ひろしま美術館)
- マルティニーク島の風景(1887,スコットランド国立美術館)
- 3匹の子犬のいる静物(1888,ニューヨーク近代美術館)
- 自画像(レ・ミゼラブル)(1888,ファン・ゴッホ美術館)
- アルルのアリスカン(1888,オルセー美術館)★
- アリスカンの並木路、アルル(1888,損保ジャパン東郷青児美術館)★
- ポン=タヴェン付近の風景(1888,石橋財団ブリヂストン美術館)
- ブルターニュ風景(1888,国立西洋美術館)
- 説教のあとの幻影(ヤコブと天使の争い)(1888,スコットランド国立美術館)
- 麗しのアンジェール(1889,オルセー美術館)
- 光輪のある自画像(1889,ワシントンナショナル・ギャラリー)
- 黄色いキリスト(1889,オルブライト=ノックス美術館)
- 緑のキリスト(1889,ブリュッセル王立美術館)
- 海辺に立つブリュターニュの少女たち(1889,国立西洋美術館)
- 乾草(1889,石橋財団ブリヂストン美術館)
- セザンヌの静物画のある女性像(1890,シカゴ美術研究所)
- 純潔の喪失(1890-91,クライスラー美術館)
- 異国のエヴァ(1890/94,ポーラ美術館)
- マリア礼賛(1891,メトロポリタン美術館)
- 食卓あるいはバナナ(1891,オルセー美術館)
- マンゴーを持つ少女(1892,ボルティモア美術館)
- かぐわしき大地(1892,大原美術館)
- 小屋の前の犬、タヒチ(1892,ポーラ美術館)★
- 市場(1892,バーゼル美術館)
- 死霊は見ている(1892,オルブライト=ノックス美術館)
- パラウ・アビ(1892,ドレスデン州立近代美術館)
- 孔雀のいる風景(1892,プーシキン美術館)
- 月と大地(1893,ニューヨーク近代美術館)
- ジャワの少女、アンナ(1893-94,)
- 神の非(1894,シカゴ美術研究所)
- 雪のブルターニュの村(1894,オルセー美術館)★
- ネヴァーモア(1897,コートールド美術研究所)
- 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか(1897-98, ボストン美術館)
- 白い馬(1898,オルセー美術館)★
- 乳房と赤い花(1899,メトロポリタン美術館)
- うちわをもつ女性(1902,フォルクヴァング美術館)
- 未開の物語(1902,フォルクヴァング美術館)
巨匠の言葉
あまり自然に即して描いてはいけない。芸術は一個の抽象なのだ。
参考文献
最終更新:2009年05月06日 17:36