2009年10-12月
12月
【バドミントン全日本総合選手権】混合ダブルスで初出場の池田と潮田が、最高の滑り出しをみせた。快勝と思えたが、潮田は「ミスを怖がって手を出さないことがある。恐れずに触る回数を増やしていきたい」と反省した。
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潮田は昨年まで、小椋久美子(三洋電機)とのペアで女子ダブルス5連覇、池田も昨年の男子ダブルスを制した。池田は「タイトルを取りたい気持ちは強い」と言い、潮田は「ガムシャラなプレーを見てほしい」と意気込んだ。
今大会では新ウエアを披露する。アディダス社とウエア契約を締結し、赤と紫の2種類が“イケシオ戦闘服”だ。潮田は「赤は勝負の色というイメージ。アドレナリンが上がる」と、お気に入りの様子だった。
~今大会からアディダスとウエア契約を結び「赤」と「紫」のユニホームを準備。「赤は気合が入るので勝負服。紫は落ち着いてプレーできそう」と説明した。
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真っ赤な新ウエアを身につけた潮田は「赤は勝負色。アドレナリンが出ると信じています」と大喜び。イケシオと同社とは初のコラボとなるが、その“恩恵”を受けるのが、日本協会だ。
日本代表がウエア提供を受けているのはヨネックス社。今年度で協会との契約が切れるが、10月に公募で新契約メーカーを募集したところ、ヨネックス社が前年比180%で12年ロンドン五輪までの3年契約を“落札”したのだ。
日本協会関係者は「この経済状況で本当にありがたい。まさにイケシオ効果です」。アディダス社の新規参入に刺激を受けたヨネックス社が“イケシオ死守”のため数千万円もの大金を上積みしたとみられる。
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上が赤、下が白などカラーは4種類。3日から始まる全日本総合選手権(代々木第二体育館)では赤か紫を着用する予定で、潮田は「赤はアドレナリンが出る勝負服。紫も着たことがないので楽しみです」と混合初タイトルへの闘志を高めた。
今回は市販のモデルだが、2人は今後、以前から温めていた独自デザインのユニホームも要望するという。同社がバドミントン選手と契約を結ぶのは初めて。
バドミントン全日本総合選手権の昨年大会での5連覇を最後に潮田との女子ダブルスのペアを解消した小椋久美子(26=三洋電機)は、昨年12月の日本リーグを最後に、腰やひざのケガで実戦に復帰していない。今年いっぱいは充電期間で今大会も欠場。「プールで泳いだり、コートで軽い練習をやっている」(三洋電機広報)状態で、復帰は来年の予定だ。
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この日、2人はアディダス・ジャパンとウエア契約も発表。ただ代表や所属は別のユニホームがあり、個人参加の全日本や全日本社会人に限定される。懸案の「イケシオ・オリジナル」ウエアは、「アディダスさんから出す予定」(池田)で、来年お披露目となる。
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大会は中国、韓国など9カ国・地域が参加し、13日まで、22競技、262種目を実施する。競泳には夏の世界選手権男子200メートル背泳ぎ銀メダルの入江陵介(近大)が出場し、バドミントンの混合ダブルスには注目コンビの池田信太郎(日本ユニシス)潮田玲子(三洋電機)組が出る。
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かねてから、新ウエア作製を明言していた2人は同社製の真っ赤なウエアで登場。池田は「学生のころからアディダスが好きだった」、潮田も「おしゃれでスタイリッシュだし、デザインも機能性も優れている」と笑顔。3日に初戦を迎える全日本総合選手権(東京・国立代々木競技場第2体育館)で披露する。
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2012年ロンドン五輪出場を目指す同組の活躍を期待しての契約で、記者会見に参加した池田と潮田は「ロンドンは大きな目標」と口をそろえた。
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潮田は「前回、北京(五輪)でメダルを取る難しさを知った。(同社ブランドメッセージの)IMPOSSIBLE IS NOTHING(「不可能」なんて、ありえない)の思いで、あきらめずにあと3年弱、頑張っていきたい」と語った。
バドミントンの全日本総合選手権の開幕を翌日に控えた1日、混合ダブルスの池田信太郎(日本ユニシス)潮田玲子(三洋電機)組など有力選手が試合会場の東京・代々木第2体育館で会見し、抱負を語った。
混合では初出場となる潮田は「プレッシャーはあるが、コンビを組んでからこの大会のタイトルが一番の目標だった」。池田も「ベストを尽くし、優勝を目指す」と意欲を述べた。~
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潮田選手は「着心地は、本当にすごくいいですね。プレーをしていても、本当に動きやすいですし、あとはやっぱり、かわいいと思うので」と話した。
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池田選手は「また新たな気持ちでロンドン(五輪)に向けて、はずみがつくんじゃないかと思っています」と話した。
潮田選手は「メダルに対して、あきらめずに精いっぱい、あと3年弱なんですけど、頑張っていきたいなというふうに思います」と話した。
バドミントンの第63回全日本総合選手権(2~6日・代々木第2体育館)開幕を前に1日、出場選手が記者会見に臨み、混合ダブルスで池田信太郎(日本ユニシス)と組む潮田玲子(三洋電機)は「優勝を目指し、挑戦者の気持ちで戦いたい」と抱負を語った。
同ペアは9月の全日本社会人選手権で優勝、初出場となる今大会で初優勝を狙う。
混合ダブルスの個人5連覇をかけ、今回から平田典靖(トナミ運輸)と組む前田美順(NEC・SKY)との対決も注目だ。前田は末綱聡子(同)と組む女子ダブルスでも初優勝を狙う。
男子シングルスは昨年優勝の田児賢一(NTT東日本)らを軸に展開しそう。女子シングルスは過去3回優勝の広瀬栄理子(三洋電機)が初の連覇を目指す。
大会は2日に予選が行われ、3日から本戦がスタート。6日に決勝が行われる。
11月
10月
最終更新:2009年12月03日 22:47