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立川水天宮 阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)
〒190-0031 東京都立川市砂川町4丁目1−1
阿豆佐味天神社とは
村の鎮守の神として1629年に創建された阿豆佐味天神社(あずさみてんじんしゃ)。医薬・健康・知恵の神、少彦名命(すくなひこなのみこと)と、文学・芸術の神、天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀っています。本殿は立川市最古の建築物で、市有形文化財に指定されています。
また、安産祈願・子授けの守り神として、立川水天宮も崇められており、いぬの日や七五三には多くの参拝客が訪れています。
境内社には養蚕の神の蚕影神社(こかげじんじゃ)も祀られています。
猫返し神社と有名ジャズピアニスト
阿豆佐味天神社には、愛猫がいなくなったときこちらの神社に祈願すると、迷子になっていた猫が戻ってくるという噂があります。
愛猫家で有名な、ジャズピアニストの山下洋輔さんの飼い猫がいなくなり、毎日毎日猫を探し回っていたところ、偶然通りかかった神社の前で「どうか、無事に帰ってきますように」と願掛けしたそうです。すると翌日、17日ぶりに猫が戻ってきました。その神社が阿豆佐味天神社なのです。
そのあとも3回、猫が逃げるたびにお参りに行き、その都度猫が返ってきたことから、雑誌のエッセイに「あそこは、『猫返し神社』だよ」と冗談で書いたところ、噂が広まり多くの愛猫家が訪れるようになりました。
境内に流れているピアノの曲は、猫が戻ってきたお礼にと山下洋輔さんから奉納された越天楽です。ここでしか聞くことができません。猫好きだけでなく、ジャズファンも注目の神社なのです。
猫が返ってくる理由
どうして猫が返ってくるのか? 理由として考えられているのが、境内社にある蚕影神社です。この地区では江戸時代末期、養蚕が盛んででした。蚕の天敵はネズミ。蚕影神社では、ネズミを捕らえる猫を守り神としているのです。それで、お願いすると猫を返してくれるのだと言われています。最近は迷い猫だけでなく、猫の健康祈願で訪れる人も増えています。
蚕影神社の前には、三毛猫が振り返っているイラストが描かれた、たくさんの絵馬が飾られています。中には文字が消えないようビニールで包んである絵馬や、猫の写真を貼ってある絵馬も。どの絵馬も飼い主さんの深い愛情がこめられています。
狛犬ならぬ狛猫
『猫返し神社』の評判は愛猫家の間で広がり、関東周辺だけでなく、全国各地からも参拝者が訪れ、絵馬を求める問い合わせがくるようになりました。また、実際に猫が返ってきた人が、お礼参りに来ることも多いそうで、境内にある狛猫が温かく迎えてくれます。
瞳にはガラス玉が埋め込んであり、本物の猫の瞳のようです。
「ただいま猫」と呼ばれている、この猫の像を撫でながらお願いをすると、ご利益があると言われています。
『猫返し神社』として有名になった阿豆佐味天神社ですが、境内社には他に、厄除けの八雲神社、疫病除け・縁結びの疱瘡社、五穀豊穣・招福財福の稲荷社、学問の天神社、火難盗難除けの御嶽神社、縁結び・安産の浅間神社、交通安全の金刀比羅社、疫病除けの八坂大神社があります。
最終更新:2016年10月18日 17:18