石蟹山城


城主

石蟹氏

遺構

本丸群・出丸群・横堀・石組・井戸・土塁

歴史



概要

本丸を中心に九つの曲輪が直線的に並んでいて、それを東西の帯曲輪が囲っている(本丸南の隠し曲輪を含む)本丸群と深い堀で区切られた小規模な出丸群に分けられる。東の帯曲輪群の端には石組みがあるが当時の物かは不明。出丸東には井戸曲輪が残る。
なお、東麓には池が残る。

縄張り図


所在地

新見市石蟹

交通

山麓の神社に駐車させてもらう。
山麓の神社から、山頂まで徒歩30分(道無し。山頂に碑有り)

写真

遠景(山麓の神社より) 本丸(中央に碑有り)
本丸南の壇にある土塁(曲輪端に見える小規模な高低が土塁) 隠し郭
六の壇から二の壇を望む 出丸
大堀切(こたさんが立っている場所が一番底 写真では高さの半分しかとれなかった) 井戸(大きくて半円しかとれなかった)

登城記録・感想等

ぴっちゃん (09/08/12)

 植林されている山です。城跡にはきちんとした道はありません。(登城口の案内もありません)従って直登になるのですが、行ったのが夏場なのでもっとも状況の良くないときでしたが、植林されている北東の杉林から登っていくのが楽だと思います。
途中からスズメバチが追いかけてきましたので、ここに登るときには注意しましょう。
 さて遺構なのですが、曲輪が大凡本城と出丸をあわせて13段あるのですが、植林の為に開発されたのかどうかわかりませんが曲輪と曲輪の高低差が30㎝にも満たない場所が多数あり見た目は、段々畑のようで城跡らしくありません。そのためここがホントに城跡かどうかわからなかったです。
 しかし唯一城跡の遺構としてはっきりわかるものはありました。出丸と本城の間の非常に深い堀切がここが城跡だったということを物語っていました。ここは非常に見応えがあります。
 さらに、出丸から北東に歩いていくと井戸曲輪と石組みの井戸がはっきりと残っていました(城郭大系にはこの井戸はのっていなかった)なお見晴らしで言うと全く良くありません。どこに行っても植林の林がじゃまをして視界が開けていません。

こた (09/08/12)

執筆中 

参考文献

「日本城郭大系 13」 

近くの観光名所

井倉洞・井倉峡  

更新日

2009年10月10日

最終更新:2009年10月10日 03:35
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