鴨山城


城主

細川満国・(鴨方池田家)

別名

鴨方城・加茂山城・石井山城・清滝山城

遺構

曲輪・石垣・堀・石垣・(櫓台)

歴史

応永14年(1407年)細川満国が備中国守護としてこの地に築城。天正3年(1575年)細川通董が六条院西竜王山城より鴨山城に居城する。慶長5年(1600年)8代城主細川元通が長府へ移り廃城となる。

概要

城山にある連郭式山城。備中守護細川氏の居城。後に鴨方陣屋が麓に作られ、鴨方の中心として栄えた。
曲輪は北から7段直線上に並んでおり、北の曲輪と本丸の間には尾根を切っている堀切が存在する。本丸に櫓台のような高まりがあり、本丸南には5段の曲輪が連続して並んでいる。
城跡はミニ霊場にもなっており、至る所に石仏がある。

縄張り図


所在地

浅口市鴨方町鴨方

交通

自家用車

鴨神社脇の車道を通り進んでゆくと峠に登城口と駐車場スペースがある。

公共交通機関

JR山陽本線 鴨方駅から徒歩40分程度

登城口

登山口は二ヶ所あり、車道から登るのがわかりやすい。長川寺からも登城口があり、あがることができる。

写真

遠景写真

 
鴨方陣屋から 北から

城内写真

石垣
本丸櫓台 二の壇から三の壇を望む
竪堀 本丸北の出丸


登城記録・感想等

ぴっちゃん 08/01/02(晴)

直線上に曲輪が並ぶ形式で、本丸から南に六つ曲輪が並び、北にも曲輪が存在します。
本丸より南はかなり綺麗に整備されていて、歩きやすかったです。本丸の北は堀切があり、その先にも1段曲輪がありますがこちらは荒れ地となっているため散策がしにくいです。
小規模な城跡ですが、歩きやすく近くまで車道が通っているので、訪れやすい城跡でした。

こた 08/01/02(晴)


参考文献

「日本城郭大系 13」 「鴨方町史」

更新日

2010年02月25日

最終更新:2010年02月25日 05:59
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